コルネリウ・コドレアヌ

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コドレアヌ

コルネリウ・コドレアヌ(Corneliu Zelea Codreanu;1899年9月13日 - 1938年11月30日)は、ルーマニアの政治家。20世紀前半のファシスト組織、鉄衛団の指導者。

フシHuși)出身。ポーランド人の父とドイツ人の母の間に生まれる。士官学校を卒業し、砲兵将校として第一次世界大戦に従軍。

1919年、反共・極右組織であるK.パンツの国家創設親衛隊に入党する。1922年、キリスト教学生協会を創設。1923年、A.クザと共に、ユダヤ人へのルーマニア国籍の付与に反対する国家キリスト教擁護同盟を設立。1923年、抗議行動を組織し逮捕、暫くの間刑務所に服役する。1925年、自分の支持者と共に同盟から脱退し、1927年6月、イオン・モト、イリエ・ガルネアト、コルネリウ・ゲオルゲスク等と共に大天使ミカエル軍団(Legiunea Arhanghelului Mihail)を創設。1930年6月、軍団の政党である鉄衛団が創設された。党内では、コドレアヌは大尉と呼ばれていた。

鉄衛団員は、銀の十字が付いた緑のシャツを着用した。鉄衛団は、「戦闘十字」(14歳~20歳)、「軍団」(21歳~28歳)、学生班、婦人班、政治班の5つの組織に分かれた。テロ行為のために決死隊員が特別グループに入れられた。鉄衛団は、軍団による独裁制の樹立、反ユダヤ人法の採択等を要求すると同時に、ルーマニア正教会と王政への忠誠は維持した。鉄衛団は、「祖国のために全て」ブロックで1937年12月の選挙に勝利した。

1938年4月17日、コドレアヌは反政府活動の容疑で逮捕され、懲役10年を言い渡された。その後、逃亡を図ったという口実で、カロル2世の命令により30人の同志と共に殺害された。

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