ダイハツ・コペン

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ダイハツ・コペン
フロント[1]
Daihatsu Copen 007.JPG
リア[2]
Daihatsu Copen 010.JPG
室内[3]
Copeninterior.jpg
販売期間 2002年 -
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア オープン
エンジン JB-DET型 659cc 直4 DOHC ICツインスクロールターボ
最高出力 47kw(64PS)/6,000rpm
最大トルク 110N・m(11.2kg・m)/3,200rpm
変速機 4速AT / 5速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:ストラット
後:トーションビーム
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,245mm
ホイールベース 2,230mm
車両重量 800-840kg
最低地上高 105mm
-自動車のスペック表-

コペンCopen )はダイハツが生産する2人乗りオープンカー(軽ロードスター)である。

目次

[編集] 概要

軽市販車では世界初となる電動油圧ポンプの開閉式ルーフのアクティブトップ仕様をもつ。また、新車販売の続く現行の軽オープンカーはこの車種だけである。

車名はCompact Openから名づけられた。なお、ショーモデル時代の英語表記は「KOPEN(K・OPEN=軽オープン)」だった。 同社の「コンパーノ」の名称の復活も検討されていた。しかし、ダイハツ・新宮会長が新しい名称への移行を求めたために、コペン(KOPEN)となった。後に、日本独自の規格である軽自動車のKからコンパクトカーのCに変え、Copenに落ち着いた。

47kW(64馬力)を発生する直列4気筒DOHCツインスクロールターボJB-DETエンジンを搭載する(現在発売されているダイハツ車で、このエンジンを搭載している車種は同車のみ)。 トランスミッションにはスーパー5速MTおよびスーパーアクティブシフト付電子制御式4速ATから選択することができる。登場当時は同一グレード同士で比較した場合MT車とAT車の価格が同一であり、AT車が割高な当時としては珍しかった。

製造は同社の「ミゼットII」同様、ダイハツ本社(池田)工場第2地区 「エキスパートセンター」が担当し、「D'sus」(ダイハツ社内の技能認定制度)2級以上を取得した熟練技能者の手作業による最終調整が施されている。

ボディカラーの接頭にある「DC-」とはDouble Clear塗装の略で、クリア塗装を2回繰り返す5層コートを採用することによって、より深みのある艶やかな輝きを実現している。なお、2010年7月まで販売されていたホワイトは4層コートである。 また、Double Clear塗装によって、ボディ保護や耐性が上がるとはカタログでは一切記述されていない。

[編集] ショーモデル(1999年-2002年)

1999年東京モーターショーに「KOPEN」として参考出展された[4]

2001年、モーターショーに市販化を目前として出展された[5]。なお、市販車と一部異なり、サイドにもCopenエンブレムがあり、エアディフレクターがスモークで「Copen」の刻印がされ、オープニングカバーも電動だった。

[編集] 初代(2002年-)

2002年6月19日発売。標準仕様は「アクティブトップ」および「ディタッチャブルトップ」。型式はLA-L880K[6]。 なお、ディタッチャブルトップは、発売当初は受注のみ行い、2002年9月に遅れて発売となった。

2003年7月23日、特別仕様車「1st ANNIVERSARY EDITION(ファーストアニバーサリーエディション)」を発売[7]。 同時にオプション設定として、シートヒーターとカラーオーダーシート(黄/黒・赤/黒)を追加。 2003年12月、ボディカラーのDC-ブラックマイカは廃止された。 2004年5月、排ガス規制の変更に対応し、型式がABA-L880Kに変更された。

2004年6月2日、特別仕様車「2nd ANNIVERSARY EDITION(セカンドアニバーサリーエディション)」を発売[8]。 また、従来の「1st ANNIVERSARY EDITION」は「TAN LEATHER EDITION(タンレザーエディション)」と名称を変更して継続される。 同時にボディカラーとして、DC-スチールグレーメタリック、DC-シャンパンメタリックオパールを追加した。

2006年6月14日、特別仕様車「ULTIMATE EDITION(アルティメットエディション)」を発売[9]。 これに伴って「2nd ANNIVERSARY EDITION」は廃止され、レカロシート(レッド・ブルー・グレー)はオプションとして継続販売。同時にオプションのカラーオーダーシートは廃止。 2007年3月、メーカーオプション「スポーツパック」の廃止。

2007年9月10日、特別仕様車「ULTIMATE EDITION II MEMORIAL(アルティメットエディション2メモリアル)」を発売[10]。 伴って、ボディカラーとしてDC-ダークレッドマイカが追加、DC-シャンパンメタリックオパールが廃止された。同時に、ディタッチャブルトップが生産終了。他、オプションに細かな変更が為された。

2008年1月、特別仕様車「ULTIMATE EDITION II(アルティメットエディション2)」を「ULTIMATE EDITION II MEMORIAL」から名称変更し、シリアルプレートを廃止し、継続発売。

2008年12月17日、商品強化のため一部装備が変更[11]。従来メーカーオプションだったオープニングカバーが標準装備になり、リヤフェンダーのデザインの一つでもあったアンテナがフィルムアンテナに変更された。伴い、標準価格も変更。

2009年9月1日、特別仕様車「ULTIMATE LEATHER EDITION(アルティメットレザーエディション)」を発売[12]。 伴って、ボディカラーとしてDC-ブラックマイカメタリックが追加、DC-スチールグレーメタリックが廃止され、ホワイトはカラー番号の変更が行われた。同時に、レザーパッケージ、「TAN LEATHER EDITION」が生産終了。

2010年8月2日、一部改良、および特別仕様車「ULTIMATE EDITION S(アルティメットエディションS)」を発売[13]。メーカーオプションであったGパックなどを廃止し、LSD(MTのみ)、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、イモビライザー システム、シートヒーターを標準装備化し、車両本体価格を改訂。ボディカラーのDC-ジョーヌイエロー、DC-ダークブルーマイカメタリック、ホワイトを廃止。同時に、「ULTIMATE EDITION II」「ULTIMATE LEATHER EDITION」が生産終了。

[編集] スタイル・グレード

[編集] 現行

アクティブトップ(2006年6月-)

発売当初からの標準仕様であり、電動油圧ポンプによる開閉式ルーフのアクティブトップ(クーペカブリオレ)仕様。
独特のルーフシステムは、ドイツのベバスト(Webasto)社とイタリアのピニンファリーナ社が共同で設立したOASys(Open Air System)社の手によるものである。開閉速度は約20秒。

特別仕様車「ULTIMATE EDITION S(アルティメットエディションS)」(2010年8月-)

アクティブトップをベースに、アルカンターラレカロシート(キャメル)と本革製スポーツシート(ブラック)のシート選択、MOMO製本革ステアリングホイールとMOMO製ウッド&レザーステアリングのステアリング選択、さらにビルシュタインショックアブソーバーBBSの15インチ鋳造アルミホイール(ガンメタ)、ブラックメッキフロントグリル、クリアクリスタル リアコンビランプなどを特別装備。

[編集] 廃止

ディタッチャブルトップ(2002年9月-2007年8月)

発売当初の標準仕様であり、脱着が可能な樹脂ルーフを採用しアクティブトップ仕様に比べ約30kg軽量化した仕様。
スポーツパックとリヤスポイラーが標準装備され、ロールバーがメーカーオプション扱い。
アクティブトップはルーフがボディ同色になるが、デタッチャブルトップは一部のボディカラーを除き、ルーフがブラック。
窓は片側1枚で分割しない(アクティブトップの窓は三角窓の部分に分割)。

レザーパッケージ(2007年9月-2009年8月)

発売当初からのメーカーオプション「レザーパック」を格上げしたグレード。
アクティブトップをベースに本皮製スポーツシート(赤レザー)、専用ドアトリム、MOMO製本革ステアリングを特別装備。

特別仕様車「1st ANNIVERSARY EDITION(ファーストアニバーサリーエディション)」(2003年7月23日-2004年5月)

特別仕様車「TAN LEATHER EDITION(タンレザーエディション)」(2004年6月-2009年8月)

発売1周年を記念し、発売された特別仕様車。2004年6月より「TAN LEATHER EDITION」として継続販売した。
アクティブトップをベースに本皮製スポーツシート(タン)、専用ドアトリム、オプションであるMOMO製ウッド&レザーステアリングホイールを特別装備。

特別仕様車「2nd ANNIVERSARY EDITION(セカンドアニバーサリーエディション)」(2004年6月-2006年5月)

発売2周年を記念し、発売された特別仕様車。
アクティブトップをベースにレカロシート(赤/黒)、専用ドアトリム、MOMO製本革ステアリングホイール(赤/黒)に加え、メーカーオプションであったGパックの一部のプロジェクター式ディスチャージヘッドランプを特別装備。
アルティメットエディション

特別仕様車「ULTIMATE EDITION(アルティメットエディション)」(2006年6月-2007年8月)

アクティブトップをベースに、アルカンターラレカロシート(オレンジ/黒)、専用ドアトリム、MOMO製本革ステアリング(オレンジ)、さらにビルシュタイン製ショックアブソーバー、BBSの15インチ鋳造アルミホイール(シルバー)、メーカーオプションであったスポーツパックの一部であったリヤパフォーマンスブレースを特別装備。
アルティメットエディション2メモリアル[14]

ダイハツ100周年記念特別仕様車「ULTIMATE EDITION II MEMORIAL(アルティメットエディション2メモリアル)」(2007年9月-12月)

ダイハツ100周年を記念し、発売された特別仕様車。「ULTIMATE EDITION」からにアルカンターラレカロシートおよびMOMO製本革ステアリング、専用ドアトリムにキャメルが加わり色の選択が可能となった。ブラックメッキフロントグリル、クリアクリスタル リアコンビランプなどを特別装備として追加。
アルティメットエディション2

特別仕様車「ULTIMATE EDITION II(アルティメットエディション2)」(2008年1月-2010年7月)

「ULTIMATE EDITION II MEMORIAL」から、シリアルプレートを省き継続販売したもの。

特別仕様車「ULTIMATE LEATHER EDITION(アルティメットレザーエディション)」(2009年9月-2010年7月)

アルティメットエディションIIをベースに本革製スポーツシート(ブラック/アイボリー)、BBS製15インチアルミホイール(ガンメタ)、MOMO製ステアリングホイール(ブラックシート選択時は本革、アイボリーシート選択時はウッド&レザー)などを特別装備。

[編集] 輸出仕様

2003年7月よりイギリスオーストラリアなどへ輸出を開始した(660cc、アクティブトップのみ)。 なお、日本車としては異例なことだが、右ハンドル仕様のみであるにもかかわらず、同時期にドイツ向けの輸出もなされていた。ダイハツ・コペンのドイツ公式サイトでは「Lenkung: Rechtslenker(ハンドル位置:右)」、という注意書きがなされていた。

その後、2005年10月よりNA、1.3L、左ハンドル仕様が用意され輸出を開始した。2007年からは同右ハンドル仕様も輸出を開始した。しかし、20111年現在のところ日本での1.3L普通車仕様の販売予定はない。

輸出仕様の1.3Lエンジンはブーンなどに使用されているものと(表記方法の違いによる出力差はあるものの)基本的には同一のK3-VE型である。

しかし、2013年1月31日をもって、欧州市場におけるダイハツ全車の新車販売を終了することを決定し、公式発表[15]

[編集] 特記事項

発売当初より短期販売を噂され、早期の生産中止が予想されていた。幾度もモデルチェンジや生産中止、次期型の噂はあるが、継続販売されている。

OFC-1
第40回東京モーターショー

2005年、東京モーターショーなどにコンセプトカーとしてボディを拡大し、1.5Lエンジンを搭載した「コペンZZ」を出展した。 また、2007年、コペンと同様の軽規格で、3気筒KF型に相当)CVT、ルーフが3分割収納、液晶サンシェイド搭載の「OFC-1」が東京モーターショーにて出展された。 しかし、「コペンZZ」「OFC-1」ともに、以降、ショーでの披露はない。

ダイハツのCMの最初の「Innovation for Tomorrow」(2007年2月まで「ワンダフルスモール・ダイハツ!」)という部分で一瞬でロゴを横切っているのはこの車である。

また、2011年現在、国産軽自動車オープンカーとしては、前述通り、現行販売されているのはコペンだけではあるが、絶版のダイハツ・リーザスパイダー、マツダ・オートザムAZ-1ホンダ・ビートスズキ・カプチーノスバル・ヴィヴィオ(T-TOP、GX-T)と合わせても計6車種のみであり[16]、これら車種と雑誌などでは比較されたり、同系列車種としてグループ化されることがある。

[編集] 脚注

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  1. ^ 2010年8月の一部改良によりジョーンヌイエローは廃止された。
  2. ^ 2008年12月の一部変更により外部アンテナは廃止された。
  3. ^ 特別仕様車の特別装備およびその他アクセサリーを含む。
  4. ^ DAIHATSU Mortor-Show'99 Site”. 1999年11月15日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ Tokyo Motor Show 2001:Line up”. 2001年11月15日閲覧。[リンク切れ]
  6. ^ 2002年6月19日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  7. ^ 2003年7月23日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  8. ^ 2004年6月2日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  9. ^ 2006年6月14日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  10. ^ 2007年9月10日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  11. ^ 2008年12月17日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  12. ^ 2009年9月1日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  13. ^ 2010年8月2日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  14. ^ リアスポイラーは特別装備に含まれない
  15. ^ 2011年1月14日付ニュースリリース【ダイハツ 広報発表】”. 2011年10月6日閲覧。
  16. ^ MSN自動車カタログ検索

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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