コズモダード・ナスカ

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コズモダード・ナスカは、テレビアニメ宇宙戦艦ヤマト2』の登場人物。声優石丸博也

概要[編集]

白色彗星帝国バルゼーの配下にして、侵略の先兵である前衛艦隊の司令。旗艦の高速中型空母に座乗して地球防衛軍へ様々な攻撃や破壊工作を行い、それで得られた情報を帝国へ報告している。

宇宙戦艦ヤマトシリーズ』に登場する異星人には珍しく、姓もしくはミドルネームとうかがえる名前を持つが、理由は不明。劇中では単に「ナスカ司令」と呼称されている。

なお、『2』の原典であるアニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』には登場しないが、帝国支配庁長官兼総参謀長のサーベラーが初登場する際にナスカの存在を語っている。

劇中での活躍[編集]

地球へ帰還途中の太陽系外周第3艦隊を襲撃。ヤマトをはじめ、地球艦隊が満足に応戦できなかったことから彼らを「弱小」と侮り、自軍の戦闘力を過信する[1]。また、金星のエネルギー基地へ破壊工作を行い、地球全土や太陽系の各惑星の地球防衛軍基地を停電させ、混乱に至らしめている。

本星の侵攻に先んじて太陽系第11番惑星へ前線基地を設置するため、攻略艦隊を率いて空間騎兵隊第11番惑星派遣隊長の斎藤始率いる守備隊へ艦載機と装甲歩兵戦闘車隊による奇襲攻撃を行って基地を破壊し、空間騎兵隊にSOSを発信させるほどの全滅寸前まで追い込む。

まもなく、空間騎兵隊の救援にやってきたヤマトと再度対峙した際には、改修によって強化されたヤマトの長距離攻撃によって大戦艦5隻中3隻を轟沈されたうえ、座乗する高速中型空母もヤマトの砲撃に脅かされる。さらに、残存する3隻の大戦艦もヤマトに全く損害を与えられず撃沈され、艦隊は壊滅。その光景に恐れをなしたナスカは、艦載機や地上部隊を残して命からがら戦線を離脱した後、恥も外聞も捨ててデスラーにズォーダー大帝への執り成しを要請するも、デスラーは取り合わなかった。

やがて、2隻の潜宙艦で起死回生の戦いを挑むが、ヤマトの機雷コスモタイガーIIの攻撃によって2隻とも撃沈され、戦死。この時は画面上には一切登場せず、声すら発しなかったため、存在は潜宙艦の撃沈後に軍事総議長兼参謀総長のラーゼラーが発した「ナスカ艦隊が全滅しました」という台詞でのみうかがえるものとなっている。

ゲーム版[編集]

PlayStation用ゲームソフト『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』でも、『2』同様の設定で登場するが、座乗する高速中型空母には「エウレカ」という名称が設定された。

白色矮星ソーサナーの衛星にヤマトをおびき出し、空間魚雷でヤマトの波動エンジンを損傷させ、ソーサナーの重力井戸で身動きの取れなくなったヤマトを潜宙艦隊で仕留めようと目論む。しかし、コスモタイガーIIの存在を考慮しなかったために艦隊を全滅させられ、敗北。さらには、不用意なワープによる戦線離脱を計ったためにソーサナーの重力井戸に陥り、自滅してしまった。

脚注[編集]

  1. ^ この攻撃は、友軍・デスラー総統からの警告でヤマトを試した節があるような劇中描写がある。

外部リンク[編集]