ジョーズカンパニー

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ジョーズカンパニーは、舞台制作を目的に法人として1995年に設立された。俳優・演出家の桝川譲治が主宰するミュージカルカンパニーである。1995年に旗揚げ公演として、プロのダンサーのみで繰りひろげるダンスミュージカル『コール・ミー・ダンサー』を発表した。この路線が評価され、4年間に及びシリーズとして上演された。

1999年に、シアターサンモールの劇場10周年記念公演として、初めて子供達を軸とした作品『ココ・スマイル』を上演した。話題を呼び、その年の年末に再度上演された。

その後シリーズ化し、シアターサンモール新国立劇場博品館劇場全労済ホールスペース・ゼロなどで上演された。『ココ・スマイル2』では、新潟公演も成功させている。また多くの人気芸能人を輩出する作品として、メディアにも多く取り上げられている。

代表作は、『ココ・スマイル』シリーズである。その後、『フレンズ』を発表した。子供が主役のファミリーミュージカル作品を多く制作している。

公演作品[編集]

コール・ミー・ダンサー[編集]

1995年2月の第1作目から、1998年2月の第4作目まで公演された、プロのダンサーによるダンスミュージカルである[1]

ココ・スマイル[編集]

1999年2月に第1作目がシアターサンモール10周年記念公演として初演。現在までにミュージカル「ココ・スマイル」をシリーズとして7作品を上演。歴代キャストにてファミリーコンサートが2度上演されている。各作品の再演も行われている[2]

出演キャストは、3-4人の大人キャストと、小学4年生から高校生ぐらいまでの子供たちである。ジュニアキャストは毎回オーディションで決められるので、各作品とも再演のたびにキャストが異なる。全作品、桝川譲治が演出し、出演もしている。

これまで出演した中で、後に乃木坂46のメンバーになる生田絵梨花AKB48村山彩希NHK Eテレバラエティ番組『天才てれびくんてれび戦士大木梓彩(出演期間2006年度)、黒川桃花(出演期間2016年度 - 2017年度)、Juice=Juice高木紗友希、タレントのベッキー、声優の齋藤彩夏、歌手の清浦夏実、女優の須藤温子米澤史織田村芽実(元アンジュルム)、俳優の山崎育三郎などが出演している。

作品リスト[編集]

  • 『ココ・スマイル』(1999年2月・12月、2010年8月)
  • 『ココ・スマイル2 〜約束の金メダル〜』(2000年8月、2001年4月・11月)
  • 『ココ・スマイル3 〜虹色のメロディー〜』(2002年8月、2004年8月)
  • 『ココ・スマイル4 〜金星のステージ〜』(2005年8月、2008年8月)
  • 『ココ・スマイル5 〜明日へのロックンロール〜』(2007年8月)
  • 『ココ・スマイル6 〜夏色のキャンバス〜』(2009年8月)
  • 『ココ・スマイル7 〜夏色のマイソング〜』(2014年8月、2016年8月)
  • 『ココ・スマイル ファミリーコンサート』(2003年1月、2006年1月)

フレンズ[編集]

2003年12月に初演。スタッフは『ココ・スマイル』シリーズとほぼ同じ。『ココ・スマイル』シリーズとはテーマが異なり、心の葛藤を描いた作品[3]

  • 『フレンズ 〜ガラクタ怪獣のなみだ〜』(2003年12月~2004年1月、2006年8月)

ラブリーズ[編集]

2008年1月に初演。『ココ・スマイル』や『フレンズ』とは異なり、小劇場での中高生を中心としたストレートプレイ。ふとしたきっかけで結成された「なんでも応援団・ラブリーズ」のメンバー4人を軸にしたストーリーである[4]

  • 『ラブリーズ~君に捧げるハーモニー~』(2008年1月、2008年12月~2009年1月、2009年12月~2010年1月、2010年12月~2011年1月))
  • 『ラブリーズ~ありがとうの詩~』(2009年12月~2010年1、)
  • 『ラブリーズ~ひなごころ~』(2010年12月~2011年1月、2011年12月~2012年1月)
  • 『ラブリーズ~君の迷い道~』(2011年12月~2012年1月、2018年4月~5月)
  • 『ラブリーズ~きっと、君のせいじゃない~』(2015年12月~2016年1月、2018年4月~5月)

フラッパーズ[編集]

、2011年8月に初演。『ラブリーズ』同様、中高生を中心に、中高一貫校の陸上部での補欠たちの物語[5]

  • 『フラッパーズ~私たちにできること~』(2011年8月、2012年12月~2013年1月、2014年12月~2015年1月)、2019年8月

シュガー[編集]

2012年8月に初演。『ココ・スマイル』『フレンズ』の流れをくんだミュージカル。小学生から大学生を中心に、夏の公共プールでの出来事。夏の思い出を重ね成長していく姿を描く、甘くきらめく物語[6]

  • 『シュガー~空色のプールサイド~』(2012年8月、2014年2月)
  • 『シュガー2~いくつものツバサ~』(2013年8月)

マイソング[編集]

2015年8月に初演。『シュガー』のあとを受け、歌を前面に出し友情をテーマとしたミュージカル。[7]

  • 『マイソング~誰かのために輝いて~』(2015年8月)

出身者・出演者[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]