コオニヤンマ

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コオニヤンマ
コオニヤンマ(雄)
コオニヤンマ(雄)
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: トンボ目(蜻蛉目) Odonata
亜目 : トンボ亜目(不均翅亜目) Epiprocta
下目 : Anisoptera
上科 : ヤンマ上科 Aeshnoidea
: サナエトンボ科 Gomphidae
亜科 : Hageniinae
: コオニヤンマ属 Sieboldius
: コオニヤンマ S. albardae
学名
Sieboldius albardae
Selys1886[1]

コオニヤンマ(小鬼蜻蜓、学名: Sieboldius albardae)は、サナエトンボ科トンボの一和名は「小型のオニヤンマ」の意であり、「ヤンマ」の名がつくが、分類上はヤンマ科でもオニヤンマ科でもない。

形態[編集]

成虫は体長80 - 90mm程度で、サナエトンボ科の中では日本最大種。体の大きさに比べて頭が小さく、後脚が長いのが特徴。未熟期は複眼が深緑色であるが、成熟すると澄んだ緑色に変わる。

幼虫ヤゴ)は極めて幅広で扁平で、コノハムシに似た体型で全体に褐色であるため、枯葉のように見える。触角は丸いうちわ型で、サナエトンボ科であることがわかる。

生態[編集]

成虫は5月上旬頃から羽化し、9月頃まで見られる。羽化後は水域近くの草むらなどで活発に摂食活動を行う。成熟個体は河川上流域から中流域にかけて、河原の石の上や枝の先などによく静止している。産卵は雌が単独で打水産卵を行う。

幼虫は小規模な河川の淵などに棲んで他の水生昆虫などを捕食し、成虫になるまでに2 - 3年を要する。

分布[編集]

中国朝鮮半島、日本(北海道本州佐渡島隠岐島四国九州対馬種子島屋久島[1]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2013年7月19日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]