コアコンピタンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

コア・コンピタンス (Core competence)とは、ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。

ゲイリー・ハメル英語版プラハラード英語版ハーバード・ビジネス・レビュー Vol.68(1990年)へ共同で寄稿した「The Core Competence of the Corporation[1]」の中で登場し、その後広められた概念である。「顧客に特定の利益をもたらす技術、スキル、ノウハウの集合である」と説明されている。

両氏の定義によると、コア・コンピタンスは次の3つの条件を満たす自社能力のことである[2]

  • 顧客に何らかの利益をもたらす自社能力
  • 競合相手に真似されにくい自社能力
  • 複数の商品・市場に推進できる自社能力

具体例として自動車産業が取り上げられ、ホンダにおけるエンジン技術(芝刈り機除雪機から自動車までコア技術を幅広く展開)や、フォード買収前のボルボにおける安全技術などが挙げられる。

出典[編集]

  1. ^ Hamel, G. & Prahalad, C. K. “The Core Competence of the Corporation”, Harvard Business Review, May–June 1990.
  2. ^ W. A. スピンクス 『マネジメント・セオリー』 培風館、82頁。ISBN 978-4-563-00936-6