ゲーム帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゲーム帝国( - ていこく)はエンターブレインのゲーム雑誌、ファミ通が「ファミコン通信」という名称だった時代から続いていた、読者投稿ページ。当初はまったく人気のないページだったが、登場人物達の独特の語り口に人気が集まり、単行本として7巻まで発売される。後に新ゲーム帝国となり、ライターが交代したが、文章が劣化し人気が急落、2005年8月19日号で武装した小学生に帝国が占拠され「帝国滅亡」として連載は終了した。
単行本は7巻を除きすでに絶版となっている。
現在も連載当時を懐かしむファンからは根強い人気があり、インターネットコミュニティでは投稿者と語り部の掛け合いのモノマネをして楽しむ、言わば「ゲーム帝国ごっこ」のようなことが行われているサイトや掲示板があちこちで見られる。
2006年5月、週刊ファミ通創刊20周年記念企画として、全盛期のスタッフが再集結し3回限定で復活した[1]。
目次 |
[編集] キャラクターなど
- 総統
- ゲーム帝国の最高権力者。読者のハガキとくだらないダジャレとHな話が大好きな、フランクな老人。特技は岩をも貫く残響音で、カプコンの対戦格闘ゲーム「ヴァンパイア」のキャラクター・アナカリスは、これを模倣したという説もある。
- 皇帝
- かつてゲーム帝国の最高権力者だった老人。脱出マジックのために皇帝箱という箱の中に入っていたが、総統が鍵をなくしてそのまま閉じこめられたまま、現在は青白いエネルギー体として存在しているらしい。なお、皇帝箱の中には様々な娯楽設備があり、とても快適。極まれに皇帝箱の鍵が開く。
- 語り部
- ことわざや慣用句を無理矢理間違えながら、読者の投稿に対し斜め上から切り返す百戦錬磨のメインコーナー担当。「カラテカケツ蹴り」から即実行の「本名明かし」まで、読者や帝国臣民のみならず時には総統にまであらゆる刑罰を課す。
- 悪魔
- 「悪魔の安楽椅子」コーナー担当の悪魔。パソコン全般に詳しい。江戸っ子口調で義理人情に厚く、かなり親切。デーモン小暮とは同じ釜の飯を喰った同輩と主張している。
- 女神
- 「女神の四の字固め」コーナー担当。銀河一の美貌(自称)と高飛車な性格で人気を博し、毎週膨大な量の変態ハガキと格闘する。後期はエロと見せかけて日常風景を描く「まぎらわシリーズ」でコーナーが埋め尽くされた。
- 鉄人
- 「鉄人の黙示録」コーナー担当。全身甲冑に身を包んだ、鍛練を重ねた武人。王剣エクスカリバーをさがして放浪の旅を続け、入手した剣が模造品の玉剣エクヌカリハーであったことに失意、泥酔の末 放浪の旅に出た。
- 地獄の念力絵師金子
- 地獄から召喚されたゲーム帝国の念力絵師。ファミ通誌面や単行本の絵画調イラストを担当、念力で描く。彼の姿を目撃すると死ぬ。住所は東京都三鷹市。
- コンと信
- ファミコン通信がファミ通に改名したとき編集部から切り捨てられた二人。追放され全国を放浪する身となり、各地から目撃談が寄せられた。
- 地下にもぐり同志とともに最終計画を発動したというが、以後の消息は不明。
[編集] 用語
- ゲーム共和国
- 単行本で登場。フォーマットは帝国と同じだが、語り部・悪魔・女神ともに普段と正反対の健全なお兄さんお姉さん口調で進行するため、鬱憤が溜まってそれぞれコーナー最後で必ず放棄、毎回自動的に滅亡する。1回だけファミ通本誌に掲載された(その直後に新ゲーム帝国となった)。
- バグ者
- 深刻なまでに意味不明な投稿者。デバッグを促される。
- 緊急避難場所
- ゲーム帝国単行本に存在する緊急避難を目的としたページ。仕事中または授業中に単行本を読んでいる際、上司や教師などに見つかっても単行本を読んでいる事を悟られないようにするため教科書などに偽装したページが用意されている。だがよく読むとその内容は大変バグったものになっている。
- ゲーム帝国の編集に携わっているスタパ齋藤の著作書にも同様のページがある。
- 各種原子力装置
- ゲーム帝国ではさまざまな装置が原子力で稼動するとされ、文中にしばしば登場する。代表的なものに原子力ネコパンチ発生装置、原子レンジなどがある。
[編集] 代表的な刑罰
- ケツバット
- 尻をボールに見立てたバーチャル野球。尻をバットで殴打する刑。回数は罪状による。
- 大便(小便)我慢の刑
- 大便や小便を一定期間我慢する刑。その期間は罪状による。帝国には1024年の間大便小便を我慢した者がいるという。
- 本名明かしの刑
- ゲーム帝国紙面にペンネームではなく本名を公開する刑。バリエーションとしてペンネーム漢字変換の刑、ペンネームと本名まぜまぜの刑、本名で投稿して来た者を名無しにする匿名希望の刑などがある。
[編集] 単行本
- Vol.1 ISBN 978-4893661791
- Vol.2 ISBN 978-4893662545
- Vol.3 ISBN 978-4893663023
- Vol.4 ISBN 978-4893664983
- Vol.5 ISBN 978-4893666352
- Vol.6 ISBN 978-4757205871
- Vol.7 ISBN 978-4757703964

