ケヴィン・ヴォランズ

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ケヴィン・ヴォランズKevin Volans, 1949年7月6日 南アフリカ共和国ピーテルマリツブルク - )は現代音楽作曲家ポストミニマリズム音楽に関係した作風を採る。

1972年ヨハネスブルグのウィトワーテルスラント大学を卒業後、アバディーン大学修士号を取得。1973年から1981年までケルンに住み、同地の高等音楽学校でカールハインツ・シュトックハウゼンに師事。その後はシュトックハウゼンの講義で助手を務める。

この間に、同世代のヴァルター・ツィマーマンクラレンス・バーロウと並んで、「新しい単純性」と呼ばれる音楽運動に関係し、後にポスト・ミニマリズムの作曲家に影響を与えることになる。この運動は、1970年代中葉のドイツ現代音楽界に見られた、複雑怪異で大げさな音楽への反動であり、明らかに深い影響力を及ぼした。

1979年に何度かフィールドワークでの記録旅行を行なった後、アフリカ的な構成技法を用いた作曲に取り掛かる。このような特徴によって、ヴォランズは、当時のヨーロッパの現代音楽界において、最も個性的な作曲家になることができた。「マテペ Matepe 」や初稿の「ホワイトマン・スリープス(白人はねている) White Man Sleeps 」は、(アフリカ的な音律をとる)チェンバロヴィオラ・ダ・ガンバのような古楽器を利用している。1980年代末から1990年代初めの作品は、アフリカ民族音楽の直截な影響力から離れつつあり、衝撃的な2台ピアノのための作品「蝉 Cicada 」に認められるように、すこぶる独創的なミニマリズム音楽という結果を産んだ。

ヴォランズは、クロノス・クァルテットに数曲を提供しており、わけても「ホワイトマン・スリープス」、「ハンティング - ギャザリング」、弦楽四重奏曲第8番「ブラックウーマン・ライジング」が有名である。これまで唯一のオペラ「風の靴を履いた男 The Man with Footsoles of Wind 」は、1993年ロンドンで初演された。ほかにピアノ協奏曲チェロ協奏曲も作曲している。

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