ケンプヒメウミガメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ケンプヒメウミガメ
ケンプヒメウミガメ
ケンプヒメウミガメ Lepidochelys kempii
保全状況評価
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 CR.svgワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: カメ目 Testudines
亜目 : 潜頸亜目 Cryptodira
上科 : ウミガメ上科 Chelonioidea
: ウミガメ科 Cheloniidae
: ヒメウミガメ属 Lepidochelys
: ケンプヒメウミガメ L. kempii
学名
Lepidochelys kempii
(Garman, 1880)
和名
ケンプヒメウミガメ
英名
Kemp's ridley turtle

ケンプヒメウミガメLepidochelys kempii)は、動物界脊索動物門爬虫綱カメ目ウミガメ科ヒメウミガメ属に分類されるカメ。

目次

分布 [編集]

メキシコメキシコ湾

幼体はアメリカ合衆国東岸で見られることもある。本種最大の繁殖地としてはメキシコのランチョヌエボが知られている。逆にランチョヌエボを除く大規模な繁殖地は確認されていない。

形態 [編集]

甲長55-75cm。体重30-50kg。背甲は扁平で、丸みを帯びる。肋甲板は左右に5枚ずつ。背甲の色彩は明るい緑褐色。

生態 [編集]

海洋に生息する。

食性は動物食で、主に甲殻類を食べる。

繁殖形態は卵生。4-6月の昼間に集団で上陸し産卵(アリバダ)する。1回に80-140個の卵を産む。卵は約60日で孵化する。

人間との関係 [編集]

卵が食用とされたこともある。

漁業による混獲、食用の乱獲などにより生息数は激減している。1947年におけるランチョヌエボの産卵巣の数は約50,000と推測されているが、1980年代における産卵巣の数は約200まで減少している。ランチョヌエボでは1966年には本種の卵の採集は禁止され、1977年には自然保護区に指定されている。また生息地では漁業用の網に規制を設け、本種が網にかからないようにする対策も進められている。

関連項目 [編集]

参考文献 [編集]

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社2001年、208頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生・はちゅう類』、小学館2004年、69頁。

外部リンク [編集]