ケプラヴィーク国際空港

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ケプラヴィーク国際空港
Keflavíkurflugvöllur
Keflavik International Airport
2006-05-27-082806 Iceland Keflavík.jpg
空港空撮
IATA: KEFICAO: BIKF
概要
空港種別 軍民共用
(NATO軍管理は終了)
所有者 Keflavik International Airport Ltd.
運営者 Keflavik International Airport Ltd.
供給都市 レイキャヴィーク
所在地 ケプラヴィーク
拠点航空会社 アイスランド航空
標高 171 ft / 52 m
座標 北緯63度59分06秒 西経22度36分20秒 / 北緯63.98500度 西経22.60556度 / 63.98500; -22.60556 (Keflavik Airport)座標: 北緯63度59分06秒 西経22度36分20秒 / 北緯63.98500度 西経22.60556度 / 63.98500; -22.60556 (Keflavik Airport)
ウェブサイト 公式ウェブサイト
地図
KEF/BIKFの位置
KEF/BIKF
空港の位置
滑走路
方向 全長 表面
m ft
02/20 3,054×60 10,020 舗装
11/29 3,065×60 10,056 舗装
統計 (2008)
利用者数 1,991,338
貨物取扱量 51,915 t
出典:AIP Iceland at ICAA[1]
統計:空港公式サイトより[2]

ケプラヴィーク国際空港(ケプラヴィークこくさいくうこう、アイスランド語: Keflavíkurflugvöllur: Keflavík International Airport)は、アイスランド西部にある同国最大の空港である。

概要[編集]

ケプラヴィーク市の近くにあり、首都レイキャヴィークからは西へ50kmの距離にある。温泉観光地のブルーラグーンはレイキャヴィークへ向かう幹線道路の途上にある。長さ3065m、幅60mの滑走路1本と、長さ3054m、幅60mの滑走路1本を持つ。空港の敷地は25平方キロメートルであり、NATOの防衛圏に含まれている。IATA国際コードはKEFである。

この空港は初めは外国の軍用航空基地として作られた。第二次世界大戦中の1943年3月24日アメリカ海軍建設大隊によって建設された。北大西洋の中央部に位置し、航空機の拠点として非常に有意義な位置にあったためであり、戦時中はUボートの警戒に当たる哨戒機の基地として使われている。戦後はアメリカ軍は一時期空港から完全に引き上げ、大西洋を横断する航空機の給油地点として広く使われるようになる。

しかし、冷戦が始まると共にその戦略的価値が再評価され、1951年からアメリカ軍の駐留が再開される(アイスランド防衛隊)。冷戦の期間中、アメリカ軍は駐留を続け、アイスランド政府も空港に対して支出を行っていたものの、空港の運営費用の一部はアメリカ政府が負担していた。1980年代の半ばごろまで、乗客へのアメリカ軍の監視が行われており、アイスランド領内にあるにもかかわらずアメリカ軍によりパスポートのチェックも行われていた。このチェックはアイスランド人にとって大変不評であったが、冷戦の終焉と共に中止された。2006年にアメリカ軍が撤退し、空港の管理は完全にアイスランドが行うこととなった。

1960年代から1970年代にかけて、ベトナム戦争への抗議行動などと連携して、アメリカ軍とNATOの撤退を求める抗議行動が頻繁に行われた。ケプラヴィークを出発地点として50kmの道を歩き、"Ísland úr NATO, herinn burt"(訳:アイスランドのNATOからの脱退と軍隊の撤退を求める)の掛け声と共に空港周辺で抗議を行った。参加者の1人に後にアイスランドで初めての女性大統領となるヴィグディス・フィンボガドゥティルがいる。

アイスランド人口は30万人ほどであるが、西海岸の1つの都市を含むアメリカの7つの都市ヨーロッパの16の都市との間が定期航空便で結ばれている。ケプラヴィーク国際空港は国際線のみが発着するようになっており、グリーンランドフェロー諸島への近距離国際便とほとんどの国内便はレイキャヴィーク市内の空港を利用している。アイスランド航空 (Icelandair) とアイスランド・エクスプレス (IcelandExpress) が、ケプラヴィーク国際空港を利用する主な航空会社である。

就航航空会社[編集]

到着免税店[編集]

バゲージクレームの横に、到着した乗客が利用できる免税店がある。なお、この免税店では日本円で支払うことができる。ただし、お釣りはアイスランド・クローナで返ってくる。これを逆手に取り、安い商品を一万円札で購入すれば、一万円弱相当のアイスランド・クローナの現金を、両替手数料なしで入手することができる。(アイスランドは現金の利用が著しく少なく、国内のほぼ全ての商業施設でクレジットカードが利用できるが、クレジットカードを持っていない旅行者や小額の買い物をカードで払いたくない者は、当然だが現金で払う事となる。)

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]