ケイン・ヴェラスケス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ケイン・ヴェラスケス
Cain Velasquez.jpg
基本情報
本名 ケイン・ラミレス・ヴェラスケス
(Cain Ramirez Velasquez)[1]
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 1982年7月28日(32歳)
出身地 カリフォルニア州サリナス
所属 アメリカン・キックボクシング・アカデミー
身長 185cm
体重 109kg
リーチ 196cm
階級 ヘビー級
スタイル レスリング
テーマ曲 Los Mandados
(ビセンテ・フェルナンデス)
テンプレートを表示

ケイン・ヴェラスケスCain Velasquez、男性、1982年7月28日 - )は、アメリカ合衆国総合格闘家メキシコ系アメリカ人。カリフォルニア州サリナス出身。アメリカン・キックボクシング・アカデミー所属。ブラジリアン柔術黒帯。現UFC世界ヘビー級王者。ケイン・ベラスケスとも表記される。

オールアメリカンに2度輝いたレスリング・テクニックと無尽蔵のスタミナ、パンチ力は1トンを超えるという強烈な打撃[2][3]を武器にして高いKO率を誇り、全勝のままUFC世界ヘビー級王者に輝いた。

来歴[編集]

メキシコからの不法移民であった父親とアメリカ人の母親との間に生まれる。サリナスで生まれた後はアリゾナ州ユマで育つ[4]

コファー高校時代はレスリングアメリカンフットボールで活躍。

高校を卒業した後はアイオワ・セントラル・コミュニティカレッジに入学し、2002年にはレスリングでNJCAA王者になる。その後、アリゾナ州立大学に転入し、NCAAディヴィジョン1で2度のオールアメリカンとなった。アリゾナ州立大学時代はCB・ダラウェイライアン・ベイダーとチームメイトだった[5]

2006年10月7日、Strikeforceでプロデビューを果たした。

2007年12月15日、ノーギ・ムンジアル青帯ペサディシモ級と無差別級で優勝。

UFC[編集]

2008年4月19日、UFC 83UFCデビュー。ブラッド・モリスにTKO勝利を収めた。7月19日、UFC: Silva vs. Irvinジェイク・オブライエンにTKO勝利し、UFC2連勝となった。

2009年2月7日、UFC Fight Night 17でデニス・ストイニッチにTKO勝利を収め、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[6]。6月13日のUFC 99シーク・コンゴに3-0の判定勝ち[7]。10月24日、UFC 104ベン・ロズウェルと対戦し、TKO勝ちでUFC5連勝となった[8]

2010年2月20日、オーストラリア・シドニーで開催されたUFC 110のメインイベントでアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと対戦。1R2分20秒、右ストレートからのパウンドで失神KO勝ち[9]。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞するとともに、UFC6連勝となった。

2010年10月23日、UFC 121のメインイベントでブロック・レスナーの持つ世界ヘビー級王座へ挑戦。レスナーをストレートや膝蹴りで攻め立て、1RでパウンドによるTKO勝ちを収め、キャリア9戦全勝で第15代UFC世界ヘビー級王者となった[10]。また、この試合でノックアウト・オブ・ザ・ナイトを獲得した[11]

2011年11月12日、UFC on FOX 1でのUFC世界ヘビー級タイトルマッチで、ジュニオール・ドス・サントスに右フックでKO負けし、王座から陥落した。

2012年5月26日、UFC 146Strikeforceから移籍してきたアントニオ・シウバと対戦。グラウンドの肘打ちで大流血に追い込み、パウンドでTKO勝ちを収めた。

2012年12月30日、UFC 155でのUFC世界ヘビー級タイトルマッチで、ジュニオール・ドス・サントスと再戦。1Rに右ストレートでダウンを奪うと、以降はスタンド・グラウンドともに終始圧倒し、大差の判定勝ち。リベンジによって王座を奪還した。

2013年5月25日、UFC 160のUFC世界ヘビー級タイトルマッチで、ヘビー級ランキング4位のアントニオ・シウバと再戦し、1RTKO勝ち。初の王座防衛に成功した。

2013年10月4日、レアンドロ・ヴェレイラよりブラジリアン柔術黒帯を授与された[12]

2013年10月19日、UFC 166のUFC世界ヘビー級タイトルマッチで、ヘビー級ランキング1位のジュニオール・ドス・サントスと3度目の対戦。終始ドス・サントスを圧倒し、最終RにTKO勝ちを収め、2度目の王座防衛を果たす。

人物・エピソード[編集]

  • 胸にBROWN PRIDE(メキシコ系の誇り)とタトゥーを入れている。また、右脇腹にはグアダルーペの聖母のタトゥーを入れており、これは母親の教えに因んだものである[13]

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
14 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
13 11 0 2 0 0 0
1 1 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
ジュニオール・ドス・サントス 5R 3:09 TKO(パウンド) UFC 166: Velasquez vs. Dos Santos 3
【UFC世界ヘビー級タイトルマッチ】
2013年10月19日
アントニオ・シウバ 1R 1:21 TKO(右ストレート→パウンド) UFC 160: Velasquez vs. Bigfoot 2
【UFC世界ヘビー級タイトルマッチ】
2013年5月25日
ジュニオール・ドス・サントス 5分5R終了 判定3-0 UFC 155: Dos Santos vs. Velasquez 2
【UFC世界ヘビー級タイトルマッチ】
2012年12月29日
アントニオ・シウバ 1R 3:36 TKO(パウンド) UFC 146: Dos Santos vs. Mir 2012年5月27日
× ジュニオール・ドス・サントス 1R 1:03 KO(右フック→パウンド) UFC on FOX 1
【UFC世界ヘビー級タイトルマッチ】
2011年11月12日
ブロック・レスナー 1R 4:12 TKO(パウンド) UFC 121: Lesnar vs. Velasquez
【UFC世界ヘビー級タイトルマッチ】
2010年10月23日
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 1R 2:20 KO(右ストレート→パウンド) UFC 110: Nogueira vs. Velasquez 2010年2月20日
ベン・ロズウェル 2R 0:58 TKO(パンチ連打) UFC 104: Machida vs. Shogun 2009年10月24日
シーク・コンゴ 5分3R終了 判定3-0 UFC 99: The Comeback 2009年6月13日
デニス・ストイニッチ 2R 2:34 TKO(パウンド) UFC Fight Night: Lauzon vs. Stephens 2009年2月7日
ジェイク・オブライエン 1R 2:02 TKO(パウンド) UFC: Silva vs. Irvin 2008年7月19日
ブラッド・モリス 1R 2:10 TKO(パウンド) UFC 83: Serra vs. St-Pierre 2 2008年4月19日
ジェレマイア・コンスタント 1R 4:00 TKO(パウンド) BodogFight: Clash of the Nations 2006年12月16日
ジェシー・フュージャルシク 1R 1:58 TKO(パウンド) Strikeforce: Tank vs. Buentello 2006年10月7日

獲得タイトル[編集]

  • 第15代UFC世界ヘビー級王座(2010年)
  • 第17代UFC世界ヘビー級王座(2012年)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
ブロック・レスナー
第15代UFC世界ヘビー級王者

2010年10月23日 - 2011年11月12日

次王者
ジュニオール・ドス・サントス
前王者
ジュニオール・ドス・サントス
第17代UFC世界ヘビー級王者

2012年12月30日 - 現在

次王者
N/A