ケーシー・マギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケイシー・マギーから転送)
移動: 案内検索
ケーシー・マギー
Casey McGehee
東北楽天ゴールデンイーグルス #3
Casey McGehee 20130317 MAZDA Zoom-Zoom Stadium Hiroshima.JPG
2013年3月16日、マツダスタジアムにて
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンタクルーズ
生年月日 1982年10月12日(30歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手一塁手
プロ入り 2003年 MLBドラフト10巡目
初出場 MLB / 2008年9月2日
NPB / 2013年3月29日
年俸 1億円+出来高(2013年)[1]
経歴(括弧内は在籍年)

ケーシー・マイケル・マギーCasey Michael McGehee, 1982年10月12日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクルーズ出身のプロ野球選手内野手)、右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルスに所属している。

目次

経歴[編集]

2003年のMLBドラフトで、シカゴ・カブスから10巡目で指名され契約。

2008年、AAA級アイオワで自己最高となる12本塁打・92打点を記録。9月1日にメジャー初昇格を果たし[2]、2日の対アストロズ戦でメジャーデビュー。9試合の出場で打率.167・5打点の成績でメジャー1年目を終えた。10月29日、ウェーバーミルウォーキー・ブルワーズへ移籍。

ブルワーズ時代(2009年)

2009年はシーズン序盤に故障したリッキー・ウィークスに代わる二塁手として監督のケン・モッカから抜擢される[3]。シーズン途中にビル・ホールから三塁手のポジションを奪うと、リーグ新人最多の66打点、打率・長打率・本塁打は新人選手としてリーグ2位(本塁打はタイ)を記録[4]。9月にはメジャー全体でライアン・ハワードの27打点に次ぐメジャー2位タイの26打点を挙げ、9月12日の対ダイヤモンドバックス戦では新人選手として球団タイ記録となる1試合6打点を記録。この活躍で同月の月間最優秀新人選手に選出された[4]。オフに右膝のクリーニング手術を受けた[5]

2010年は157試合に出場し、当時の球団記録となる104打点を記録。特に8月は好調で球団記録の9打席連続安打を達成。地元記者が選ぶチームMVPを獲得した[6]

2011年は不調に苦しみ、8月3日には1試合3本塁打を放ったものの、レギュラー獲得後最低の打撃成績に終わる。また、シーズン20失策は三塁手としてナ・リーグのワーストであった。12月11日、ホセ・ベラスとのトレードピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。

ヤンキース時代(2012年)

2012年、トレード期限の7月31日に左手首を骨折したアレックス・ロドリゲスの代役としてチャド・クオルズとのトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍したが、22試合の出場で打率.151、1本塁打、OPS.484の成績を喫する。12月23日に東北楽天ゴールデンイーグルスと1年契約で入団に合意したことが発表された[7]

2013年はオープン戦でチーム唯一の全試合出場を果たすが打率.200、0本塁打、2打点に終わった。開幕を一軍で迎えると、3月31日の対ソフトバンク戦では2安打3打点[8]。4月21日の対ロッテ戦では日本では初の1試合2本塁打を放った。[9]

選手としての特徴[編集]

メジャーに定着した2009年から2010年にかけて得点圏打率.340を記録した勝負強さを備え、この間は打率.291、OPS.823の成績を残したが、2011年からは通算打率.221、OPS.632と低迷し、得点圏でも打率.233を喫している。

右足に体重を残す打撃フォームを特徴とする。配球の読みがうまく[10]、インコースに強さをみせるが、2012年は外角低めを全く打てなかった[11]。一度調子を落とすと、復調するまでが長い[10]

三塁守備はメジャー通算のDRS-22、UZR-4.2と平均を大きく下回るが、一塁守備ではメジャー通算のDRS2、UZR1.9と平均を上回った。マイナー時代には捕手で起用されたこともある。

人物[編集]

長男のマッケイルが先天性の脳障害を患っており、全米脳障害連合のメンバーとして活動している。マッケイルが全米脳障害連合を代表して始球式を務めた2009年7月29日の対ワシントン・ナショナルズ戦では代打2点本塁打を放った。同年9月には球団の協力を得て試合チケットの売り上げを寄付金とするイベントも行った。

ボブ・マーリーの曲を愛聴している[12]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]


















































O
P
S
2008 CHC 9 25 24 1 4 1 0 0 5 5 0 0 0 1 0 0 0 8 1 .167 .160 .208 .368
2009 MIL 116 394 355 58 107 20 1 16 177 66 0 2 0 4 34 2 1 67 13 .301 .360 .499 .859
2010 157 670 610 70 174 38 1 23 183 104 1 1 0 8 50 5 2 102 18 .285 .337 .464 .801
2011 155 600 546 46 122 24 2 13 189 67 0 3 0 8 45 4 1 104 19 .223 .280 .346 .626
2012 PIT 92 293 265 27 61 13 1 8 100 35 1 1 0 2 24 0 2 60 7 .230 .297 .377 .674
NYY 22 59 53 9 8 3 0 1 14 6 0 0 0 1 5 0 0 10 3 .151 .220 .264 .484
'12計 114 352 318 36 69 16 1 9 114 41 1 1 0 3 29 0 2 70 10 .217 .284 .358 .643
MLB:5年 551 2041 1853 211 476 99 5 61 768 283 2 7 0 24 158 11 6 351 61 .257 .314 .414 .728
  • 2012年度シーズン終了時

記録[編集]

NPB

背番号[編集]

  • 27 (2008年)
  • 14 (2009年 - 2012年途中)
  • 45 (2012年途中 - 同年終了)
  • 3 (2013年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Casey McGehee Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2012年11月7日閲覧。
  2. ^ Chicago Cubs add six players to active roster” (英語). MLB.com (2008年9月1日). 2009年11月4日閲覧。
  3. ^ Associated Press (2009年5月19日). “Weeks out for '09 with wrist tear” (英語). ESPN.com. 2009年11月4日閲覧。
  4. ^ a b Casey McGehee of the Milwaukee Brewers voted Winner of the Gillette Presents National League Rookie of the Month Award for September” (英語). MLB.com (2009年10月6日). 2009年11月4日閲覧。
  5. ^ McGehee to undergo right knee surgery MLB.com 2009年9月29日
  6. ^ Aロッドの代役も/マギー略歴 nikkansports.com 2012年12月20日
  7. ^ http://www.sanspo.com/baseball/news/20121221/gol12122105050002-n1.html
  8. ^ “楽天 MJ砲で勝ち越し!マギー恐怖の6番&ジョーンズ初打点”. スポニチSponichi Annex (スポーツニッポン). (2013年4月1日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/01/kiji/K20130401005519390.html 2013年5月14日閲覧。 
  9. ^ “星野監督 両助っ人大爆発も「メード・イン・ジャパンがな…」”. スポニチSponichi Annex (スポーツニッポン). (2013年4月22日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/22/kiji/K20130422005656690.html 2013年5月13日閲覧。 
  10. ^ a b 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』 廣済堂出版、2011年、361頁。ISBN 978-4-331-51518-1
  11. ^ Casey McGehee Hot Zone | New York Yankees | Player Hot Zone | MLB Baseball | FOX Sports on MSN
  12. ^ 月刊スラッガー』2011年4月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-4、55頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]