グンバイヒルガオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ?グンバイヒルガオ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グンバイヒルガオの花(西表島) |
|||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Ipomoea pes-caprae (L.) R.Br., 1818 |
|||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| グンバイヒルガオ (軍配昼顔) | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Seaside Morning Glory |
グンバイヒルガオ(軍配昼顔、学名Ipomoea pes-caprae、英名Seaside morning glory , Beach morning glory)は、ヒルガオ科の植物。匍匐性の多年生草本。沖縄方言で「アミフィーバナ」または「ハマカンダー」と呼ばれる。
海岸、特に砂浜を好む海浜植物。葉は先端に浅く切込みが入る楕円形で、軍配に似ているため軍配昼顔の和名がある。学名のpes-capraeは「ヤギの足」を意味し、同様に葉の形を見立てたもの。花期ははっきりとせず、夏季を中心にほぼ周年、5~6cm程度の大きさの、薄紫色漏斗状の花をつける。実はさや状で中に種があり、乾くと裂開する。種子は海水に浮き、海流に乗って分布を広げる。
世界中の熱帯から亜熱帯の、主に海岸に広く分布する。日本では鹿児島県から沖縄県の海岸に生育する。日本本土では黒潮に乗り、東北地方の海岸まで到達する。しかし冬季に冷え込む地域では、夏の間に成長するが、秋から冬にかけて低温に晒され、枯死する。
なお、この種はハマヒルガオとは異なりサツマイモ属に含まれる。そのためアリモドキゾウムシの宿主植物となることから、日本本土への植物体の持ち込みは検疫によって禁止されている。
[編集] 参考文献
中西弘樹著 『海から来た植物 -黒潮が運んだ花たち-』(2008)

