グローバル・オーシャン・サンプリング・エクスペディション

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「ソーサラーII」による採取場所

グローバル・オーシャン・サンプリング・エクスペディション英語: Global Ocean Sampling Expedition、GOS)とは海洋微生物群集遺伝的多様性を解析を行い、自然の根本的なプロセスにおけるそれらの役目を解明することを目的とする海洋探査英語版ゲノムプロジェクトである。2003年8月にサルガッソ海で試験的な採取が行われ、2004年3月4日、クレイグ・ヴェンターより正式な探査が発表された[要出典]。ヴェンターが所有するヨットが使用され、カナダハリファックス英語版からスタートし、地球を一周して2006年1月にアメリカ合衆国に帰還した。この2年間の航海探査でノバスコシア州ハリファックスから太平洋東部熱帯地帯までの水を採取した。2007年の間も北米西海岸で採取が継続された。

データ解析[編集]

GOSデータセットはNCBI[1]J・クレイグ・ヴェンター研究所英語版(JCVI)が設立しゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団が出資した海洋メタゲノミクスの新しいオンラインリソースであるCommunity Cyberinfrastructure for Advanced Microbial Ecology Research and Analysis (CAMERA)に預託され、カリフォルニア大学サンディエゴ校Calit2英語版によって管理されている。CAMERAのツールセットはJCVIが開発し、GOSデータセットの最初の出版で使用されている。

出資[編集]

ソーサラーIIの航海には以下の団体が出資した:

船舶[編集]

経歴
名称: ソーサラーII
建造: クックソン
進水: 1998年
標語:
仕様諸元
全長: 28.95m
全幅: 7.08m
喫水: 2.84m
機関: カミンズ 300 HP一基

ソーサラーII英語: Sorcerer II)は中緯度で遺伝子配列とカタロギングのための海水微生物サンプルを収集する2年間の地球一周探査を達成した。このヨットは世界一周に耐えられる設計ではなかったが赤道直下の暑さや湿度といった極端な温度でも扱え、60度から70度まで耐えられるようになっている。ソーサラーIIの構造はケブラーとEガラスラミネート加工とエポキシ接着を使用し中核部の素材を慎重に選定したため動きが軽くなるようにしつつ強度を大きく高めている。

このヨットはジャーマン・フレール英語版によって設計され、2,400リットル (630 USgal)の水を運ぶことが出来る。

論文[編集]

以下がプロジェクトとJ・クレイグ・ヴェンター研究所による公式論文である。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]