グレッグ・スクラッグズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
グレッグ・スクラグッズ
Greg Scruggs
refer to caption
現役時代（2012年）
ニューヨーク・ジェッツ
アシスタントディフェンシブラインコーチ
ポジション ディフェンシブエンド
生年月日 (1990-08-17) 1990年8月17日（33歳）
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ
身長: 6' 3" ＝約190.5cm
体重: 300 lb ＝約136.1kg
経歴
大学 ルイビル大学
NFLドラフト 2012年 / 7巡目全体232位
初出場年 2012年
初出場チーム シアトル・シーホークス
所属歴
選手歴
2012 - 2015 シアトル・シーホークス
2015 - 2016 シカゴ・ベアーズ
2016 ニューイングランド・ペイトリオッツ
コーチ歴
2020 - 2021 シンシナティ大学
2022 -　 ニューヨーク・ジェッツ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇（2回）
第48回(2013年)、第51回(2016年)
NFL 通算成績
タックル 11回
サック 3回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

グレッグ・スクラッグズ（Greg Scruggs 1990年8月17日- ）はオハイオ州シンシナティ出身の元アメリカンフットボール選手。現役時代のポジションはディフェンシブエンド。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

高校時代は、マーチングバンドでマルチテナードラム を叩いたり、2年間バスケットボール部でプレーしており[1]、高校3年の時より、アメリカンフットボール部でプレーした。この年15試合にディフェンシブエンドとして出場、57タックル、9サック、2ファンブルフォース、3ファンブルリカバーをあげた。Rivals.com と Scout.com からは三つ星（Scout.com からは全米で56番目のディフェンシブエンドに評価された。）に評価された[2]。高校時代の彼のコーチは、2013年NFLより表彰を受けた[3][4]。

ルイビル大学に進学し、1年次の2008年は、3試合の先発を含む9試合に出場し4タックルをあげた。2年次の2009年には24タックル、1サックをあげた。3年次の2010年には、6試合の先発を含む12試合に出場し、14タックル、2サックをあげた[2]。

プロ入り後[編集]

2012年のNFLドラフト7巡でシアトル・シーホークスから指名された[5]。

第7週の試合でプロ初サックをあげて[6]、第9週のミネソタ・バイキングス戦でもサックをあげた[7]。この年11試合に出場し、2サックをあげた[8]。アトランタ・ファルコンズとのディビジョナルプレーオフでは、相手QBマット・ライアンにプレッシャーを与えて2回投げ急がせていた[9]。

2013年5月、右ひざのACLの手術を行った[10]。

2015年開幕前にFAとなった[11]。

シーホークス退団後、シカゴ・ベアーズに加入し2年プレーし、2016年シーズン途中にニューイングランド・ペイトリオッツに移籍した[12]が、ペイトリオッツでは試合出場はなかった。

現役引退後[編集]

2018年よりシンシナティ大学のチームスタッフとなり、2020年よりディフェンシブラインコーチに就任し、2年間務めた[13]。

2022年シーズン、ニューヨーク・ジェッツのコーチに就任した[14]。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ “St.Xavier Basketball History”. St. Xavier High School. 2013年5月14日閲覧。
  2. ^ a b “Profile”. ルイビル大学. 2013年5月14日閲覧。
  3. ^ “【SB現地レポ】ウォルター・ペイトン賞のファイナリスト発表!”. NFL JAPAN (2013年2月2日). 2013年5月14日閲覧。
  4. ^ “Greg Scruggs’ high school coach wins NFL honor”. シアトル・シーホークス (2013年2月1日). 2013年5月14日閲覧。
  5. ^ “2012 Draft Tracker”. スポーツ・イラストレイテッド (2012年). 2013年5月14日閲覧。
  6. ^ “【第8週プレビュー】苦戦のライオンズ、シーホークス攻略なるか”. NFL JAPAN (2012年10月27日). 2013年5月14日閲覧。
  7. ^ “シーホークス、攻守で要所締めバイキングスに勝利”. NFL JAPAN (2012年11月5日). 2013年5月14日閲覧。
  8. ^ Jason Jenks (2013年5月10日). “Seahawks' Greg Scruggs has ACL surgery, likely out for the year”. シアトル・タイムズ. 2013年5月14日閲覧。
  9. ^ Alex Welch (2013年5月9日). “Greg Scruggs injury: Seahawks DE has surgery to repair torn ACL, per report”. sbnation.com. 2013年5月14日閲覧。
  10. ^ Curtis Crabtree (2013年5月9日). “Seahawks DT Greg Scruggs has ACL surgery on right knee”. NBCスポーツ. 2013年5月14日閲覧。
  11. ^ Boyle, John (2015年8月31日). “Seahawks Reduce Roster to 76 Players”. Seahawks.com. 2022年3月10日閲覧。
  12. ^ “Patriots make a series of transactions”. Patriots.com (2016年10月1日). 2022年3月10日閲覧。
  13. ^ Thamel, Pete [@PeteThamel] (2020年2月24日). "Source: Cincinnati is hiring Greg Scruggs as defensive line coach. He'd served as Luke Fickell's Director of Player Development at Cincinnati prior to the promotion". X（旧Twitter）より2022年3月10日閲覧。
  14. ^ @PeteThamel (2022年3月2日). "Sources: University of Cincinnati defensive line coach Greg Scruggs has accepted a job as an assistant defensive line coach with the New York Jets. He's a five-year NFL veteran who won two Super Bowls as a player". X（旧Twitter）より2022年3月10日閲覧。

外部リンク[編集]

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=グレッグ・スクラッグズ&oldid=96873202」から取得