グリコ (菓子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

グリコ江崎グリコから発売されている玩具付きキャラメルである。商品名は、成分として含まれているグリコーゲンに由来する。森永ミルクキャラメル森永製菓)、明治キャラメル明治製菓)と共に古い歴史を持つキャラメルの一つ。

キャッチコピーは「ひとつぶ300メートル」。

目次

[編集] 歴史

  • 1922年 大阪の三越百貨店で販売開始。
  • 1927年 おまけの封入が始まる。
  • 1931年 専用の自動販売機が作られる。
  • 1953年 キャラメルの形状が角型になる。
  • 1987年 キャラメルの形状がハート型に戻る。「みんなのおもちゃ」が追加される。
  • 1992年 パッケージが現在のものになる。
  • 2001年 タイムスリップグリコ第1弾発売。

[編集] 種類、関連商品

江崎グリコの専門店である「ぐりこ・や」では、昔のパッケージを再現した復刻版を購入できる。

[編集] 商品について

[編集] パッケージ

キャラメルの入った箱の上に、玩具の入った箱を乗せ、全体をビニール包装した状態で販売されている。 開封するまで、どんな玩具が入っているかわからない。

[編集] グリコポーズ

男性が両手と片足をあげているのが特徴的なイラストは、正式には「ゴールインマーク」という。一般には「グリコポーズ」と呼ばれ、グリコの顔として知られている。

1928年には、フィリピンのマラソン選手カタロンの顔をもとに描き替えられ、それ以降、数回の変更が加えられて現在に至る。

また、道頓堀川戎橋には、このパッケージをもとにしたネオンサインがある。

[編集] キャラメル

グリコのキャラメルには、グリコーゲンが含まれている。 これは江崎グリコ創業者の江崎利一が、グリコーゲンを成長ざかりの子供に摂ってほしいとの思いからグリコが作られたからである。

形状は、珍しい立体的なハート型である。 キャラメルはなどと比べて軟らかいため、型抜きでハート型を作るのは難しかったが、ローラーを用いることによりこれを可能にした。 これは業界初の試みであった。 なお、1953年から1987年の間は大量生産によるコスト削減のため角型に変更されていた。 1粒のカロリーは15.4kcal。

[編集] 玩具

戦時中は素材が制限され、消しゴムなどの実用的なものになるなど、時代の変化とともに玩具も変わっていった。 現在はほとんどの玩具がプラスチックで作られている。 過去には、セルロイド陶器アンチモニーなどが使われていた。

現在販売されているのは以下の種類。

  • 男の子のおもちゃ - 飛行機自動車などの乗り物が主なモチーフ。
  • 女の子のおもちゃ - ままごと人形などが主なモチーフ。
  • みんなのおもちゃ - ゲームができる玩具など。
  • 木のおもちゃ - を素材とした玩具。
  • ミニ絵本

[編集] タイムスリップグリコ

2001年に第1弾が発売された、大人をターゲットとするグリコ。シリーズによっては、キャラメルに代わってチョコレートが入っている場合がある。2005年に発売された大阪万博編でシリーズは中断している模様。

主なおまけは以下のとおり。 フィギュアは海洋堂が制作している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク