グランマ・モーゼス

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グランマ・モーゼス、1953年

アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス英語: Anna Mary Robertson Moses1860年9月7日 - 1961年12月13日)はアメリカ人なら誰もが知る国民的画家。通称グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)。

本格的に筆を握ったのは実に75歳の頃であった。緑の畑や牧場で楽しそうに働く農民や田園生活風景などのフォークアートを描いた。

来歴[編集]

1969年にはアメリカの郵便切手になった

ニューヨーク州グリニッチの貧しい農家に生まれたモーゼスは12歳から奉公に出て、27歳で結婚。しかし子供を産んでも働き詰め。子供が10人できたがそのうち5人は幼児期に夭逝。70歳で夫を亡くす。

バーモント州ベニントンへ移り住み、リュウマチで手が動かなくなってからリハビリをかねて油絵を描き始めた。

絵を描き始めて3年後、ひとりのコレクターが彼女の絵に目をつけ、1940年に80歳にて個展を開く。この個展に大手でデパートが注目して一躍名画家となる。89歳の時には当時の大統領ハリー・S・トルーマンによってホワイトハウスに招待されるほどである。

101歳で死去するまで約1600点の作品を残した。

著書[編集]

  • 『モーゼスおばあさんの絵の世界 田園生活100年の自伝』 未来社 1991年 翻訳:加藤恭子 ISBN 978-4624710576
  • 『モーゼスおばあさんの四季 絵と自伝でたどるモーゼスおばあさんの世界』 BL出版 2003年 編集:W.ニコラ・リサ 翻訳:加藤恭子、和田敦子 ISBN 978-4776400073

参考文献[編集]

  • 『老人の心理がわかる本』 下仲順子 2000年 河出書房新社 ISBN 4309502032

関連項目[編集]