グラム・メタル

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グラム・メタル (Glam Metal)は、ヘヴィメタルのサブジャンル。1970年代末に生まれ、1980年代に世界的に人気を博した。外見に大きく起因する音楽ジャンルである。

概要[編集]

髪はロング・ヘアをスプレーで膨らませ(そのため別名ヘア・メタルとも呼ばれる)、濃い化粧を施し、けばけばしい衣装とアクセサリーを身につけた。その出で立ちはグラム・ロックと比較され、レザーや鋲をまとったクラシック・メタルと並ぶ、ヘヴィ・メタルの大きな特徴となった。その分かりやすい特徴のため、ブーム終焉後もヘヴィ・メタルの外見的イメージに大きな影響を与えている。

音楽性はAC/DCキッスのようなシンプルなリフを基本に、ヘヴィ・メタルのリズムをアップデートしたものが多く、歌詞はを始めとしてセックスドラッグアルコールが多かった。

このようなルックスとパフォーマンスの煌びやかさ、そして若者の欲望をストレートに歌ったシンプルでポップなサウンドがあったため、1980年代初期にアメリカを拠点として人気を得た。初期のグラム・メタルで人気を呼んだのはクワイエット・ライオットモトリー・クルーラットなどである。

1980年代中期にはさらにポイズンボン・ジョヴィなど新しいバンドが続々台頭してきた。この頃には売り上げが数百万枚を数えるバンドが続出するなど世界的な一大ブームとなっている。 新人バンドのみならず、ハートホワイトスネイクといった1970年代から活動するベテランバンドも、グラム・メタル風の見た目を取り入れる傾向があった。 なお、これらのバンド/アーティストのうち主たる活動拠点がロサンゼルスである者を日本ではLAメタルと呼びジャンル上細分化している。

しかし1980年代末期にガンズ・アンド・ローゼズらが登場して以降、若者はグランジオルタナティヴ・メタルを好むようになり、ブームは急激に衰退していった。

2000年代以降はグランジも既に衰退し、ザ・ダークネスネガティヴウィグ・ワムなどグラム・メタルに影響を受けたバンドがアメリカ国外から現れて人気を得るようになっている。

主なグラム・メタルアーティスト[編集]

1980年代~

2000年代~

関連項目[編集]