グラナド・エスパダ

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Granado Espada
ゲーム開発: IMC Games
ゲーム運営: ハンビットユビキタスエンターテイメント
ジャンル: "TRINITY" MMORPG
ゲームモード: 多人数型
年齢制限: 全年齢
対応機種: Windows
メディア: ダウンロード/DVD
入力装置: キーボード, マウス

グラナド・エスパダ』 (Granado Espada、略称GE) は、韓国ゲーム製作会社IMC Gamesによって開発・製作されたオンラインゲームMMORPGに分類される。
「MCC」と呼ばれる複数のキャラクターを同時に操作できる独自の戦闘システム、美麗な3Dグラフィックと重厚なBGM、大航海時代後のアメリカ開拓時代を題材にした世界観が特徴。
アイテム課金制 (基本プレイ無料)。

目次

[編集] 概要

複数のキャラクターを同時に操作できる戦闘システム「MCC」や「スタンス」の要素など、いくつかの独自概念を意欲的に採用しているMMORPG。「グラナド・エスパダ」と呼ばれる新大陸を舞台に、プレイヤーは開拓者となって大陸に眠る様々な謎を解き明かしていく。KOEIの大航海時代のイメージを流用しているとも言われる。

世界観
本作は架空の物語であるが、そのプロットは大航海時代後のアメリカ開拓時代がベースになっている。ゲーム内に登場する「ベスパニョーラ」はかつてのスペイン、「ブリスティア」はイギリスをモチーフにしたもの。英西戦争におけるアルマダの海戦で「スペインが勝っていたら」という「ifの歴史」を背景にしているようだ。史実をモチーフにしてはいるが、世界観は剣と魔法が混在する中近世ファンタジー的なもの。時代設定を反映して飛び道具にマスケット銃が用いられている。
製作・運営スタッフ
プロデューサーGRAVITY社を創立し『ラグナロクオンライン』を製作した金学奎 (キム・ハッキュ) 現IMC Games代表取締役日本でのサービス運営はハンビットユビキタスエンターテインメント (HUE) が行っている。また、2008年12月4日よりハンゲームからもログインできるようになっている。2006年7月21日より月額課金制の商用サービスが行われたが、半年も経たないうちにアイテム課金制に変更された。音楽は『ラグナロクオンライン』のBGMなどで日本でも知られるようになったSoundTeMPなどが担当。IMC Gamesとの業務委託契約によりクリエイターとして、キャラクターデザインに『ロマンシング サ・ガ』シリーズなどで有名な小林智美サウンドコンポーザーに『Beatmania IIDX』などで知られる音楽家久保田修TaQを起用。またDJ Tiesto率いるBlack Hole Recordingsの楽曲も一部使われている。これらはキム・ハッキュ氏の強い希望により実現した。

[編集] 特徴

1プレイヤーが最大3人のキャラクターを同時に操作可能な「マルチキャラクターコントロール (MCC)」と呼ばれる戦闘システムが本作の最大の特徴となっている。これはMMO以前のRPGでは当たり前であった「一人で複数のキャラクターを操る」という原点回帰の発想から生まれたシステムであるとのこと。RPGには欠かせない「複数の特徴の違うキャラクターの共同作業」の大部分を1プレイヤーで行えるため、他の一般的なMMORPGと比べて一人でのゲーム進行 (いわゆるソロプレイ) が非常にやりやすくなっている。もちろん多人数による協力プレイも可能。同時に簡易的な自動戦闘が行える「キープモード」「ホールドモード」などの機能が導入されており、放置狩りが半公認されているのも本作の大きな特徴の一つである。

また多くのMMORPGで採用されている「ステータス配分」の要素が本作にはほぼ存在せず、各キャラクターのステータスは基本的に固定されている (覚醒時に得られるボーナスポイントとカトリーヌ作成時に選択するステータスが例外)。これには自由な育成が謳われる一方で結局は定石的な育て方が確立され、セオリーから外れた育て方をするプレイヤーがゲーム内で疎外されがちな従来のMMORPGのシステムに疑問を呈すると同時に、自由度を狭めることでキャラクターバランスの調整を容易にしようという意図があるようだ。実際に正式サービス開始後もしばしばスキル性能などの調整が行われている。このためプレイヤーのスタイルは3人のキャラクターの組み合わせと後述のスタンスの選択によって差別化される。

キャラクターメイキングの自由度は低い一方、ゲーム内で出会う様々なNPCを編入して使用することができる。編入可能な固定キャラクターの数は総勢40名以上、それぞれに汎用キャラクターとは異なった固有の特徴が設定されている。非常に個性豊かなNPCが多数登場し、セリフの日本語訳も全体的に丁寧で違和感がなく会話時のインターフェイスも豊富に用意されており、各NPCが絡むイベントは純粋に楽しめるものが多い。これらの特徴により、MMOでありながらより一般のRPGに近い特殊なプレイ感覚となっている。

高解像度テクスチャで描画されたMMORPGトップクラスの美しいグラフィックや、同じくトップクラスとされる壮大なBGMは概ねユーザーの高い評価を得ている。また一部のキャラクターボイスを有名声優が担当している(後述)。

[編集] 背景

[編集] あらすじ

1488年、後に新大陸の父と呼ばれることとなるフェルッチオ・エスパダ伯爵は、航海の果てに新たなる大陸を発見した。その大陸はもう一人の発見者ジルベルト・グラナドとフェルッチオ・エスパダの名前を取り 「グラナド・エスパダ」 と名付けられ、新天地への移民と開拓が急ピッチで進められた。

新大陸が発見されてから52年後の1540年、旧大陸の二大国家ベスパニョーラとブリスティアとの間で新大陸の覇権を巡る戦争が勃発する。三年戦争と呼ばれるこの争いは当初「無敵艦隊」と呼ばれた世界最強の海軍力を誇るブリスティア優位に進んだ。窮地に立たされたベスパニョーラは1543年、総海軍力を結集し「赤色艦隊」を編成、海上決戦に挑む。両軍壊滅という壮絶な相打ちとなったこの「バレアレス海戦」を契機に形勢は一気に逆転し、戦争はベスパニョーラの奇跡とも呼べる勝利に終わった。以後新大陸での利権はベスパニョーラ勢力とその移民が掌握、ブリスティアは旧大陸最強国の座から転落し衰退の道を辿ることとなる。

時代を変えた世紀の発見から60年余――グラナド・エスパダは完全植民地化を目論むベスパニョーラ王党派と独立を目指す共和派との対立、三年戦争の謎を巡る様々な人物の暗躍、そして未開地の踏破に命を賭ける開拓者たちの情熱が渦巻いている。ベスパニョーラの派遣する新米開拓者としてグラナド・エスパダに渡ることとなったあなたの家門は、この波乱と謎に満ちた新大陸で何を見るのか…。

[編集] 拠点

リボルドウェ
新開拓者が最初に訪れる、新大陸2番目に造られた都市。「クイーンズゲート」を構えるヨーロッパの古典的な城塞都市風の街並み。新大陸拓殖株式会社の本部とガブリエラ姫が滞在する迎賓館があり、ベスパニョーラ政府と王党派の本拠地となっている。主に初級者の活動拠点となる。
大量の不正ユーザーたちが一定ルートを往来している悲惨な街でもある。
2008/04以降、取締りの強化により所謂BOTの大行進は見られなくなった。
コインブラ
開拓初期に建設された港湾都市。坂に建設されているため見晴らしが良く、展望台もある。イタリアの下町を思わせる街並みで、王党派・共和派・中立それぞれの住民が入り混じる独特の雰囲気が漂う。
新大陸の玄関口的な機能を果たしており、ギガンテアイランドとウスティウル前進基地に向かう船便も出ている。
オーシュ
ベスパニョーラ政府の課す重税に耐えかね、リボルドウェとコインブラを逃れた商人らによって建設された都市。共和派の本拠地となっている。
名物「グラングマアーケード」がそびえる美しく誇らしい中心部と、陰惨な雰囲気すら漂う裏道の2つの顔を持つ。開拓者たちの移動支援サービスを行うレオナルド・エクスプレス社の本社もここにある。エンチャントチップ製造機が設置されており、中級レベルに達したプレイヤーがよく利用する。
ウスティウル前進基地
まだ開拓の手が入って間もない土地で、恐竜が跋扈する危険地帯。未だ陸路が形成されてないため物資が乏しく、特に食糧問題は深刻で基地からして劣悪な居住環境が伺える。
この先に広がるジャングル地帯は未開地のため指導者グラングマの許可なくして奥地に進むことはできず、上級開拓者たちが挑戦するゾーンとなっている。
バハマルベースキャンプ
ウスティウルジャングルの奥地、深い森林や沼地に囲まれた神秘的な地域に仮設された居住区。近辺には魔女の住まう土地があると噂される。
ギガンテアイランド
南国リゾート風の島。世界観にそぐわない明るい景観で、特設ビーチには放置プレイヤーの残すアイテムの山が散乱している。
いくつかのミニゲームが用意されておりまさに観光地のような雰囲気が感じられるが、奥地には複数層に分かれたPvP固定エリアが待ち構えており、定時刻に「宝探しイベント」が開催される。
ロス・トルドス
罪人が行き交う荒れ果てた土地。 何者かが奇妙な実験を行っていると噂される。入場するにはブルロン状態になっている必要があり、またブルロンとなったプレイヤーの開始地点となる。
2008/11/25のアップデートで強制攻撃システムが削除されたため、ブルロン(所謂「赤ネーム」)はほぼ存在しなくなり、事実上ロス・トルドスは課金アイテム無しでは移動できない有料エリアとなった。

[編集] ゲームシステム

[編集] 全般

ワールド
ゲーム内の世界の区分。「サーバー」にあたるもの。同じゲームながらそれぞれのワールドは別世界となり、キャラクターなどのデータは一つのワールドにつき一つのみ有効となる。現在全4ワールドがあり、各ワールドには3つのチャンネル (ch) が存在する。
チャンネルとは同一ワールド内における平行世界のこと。プレイヤーデータとスクワッドや党のチャットなどはチャンネルを越えて共有されるが、モンスターの出現状況などが各チャンネルごとに独立している。プレイヤーは総接続者数や狩場の混雑具合に応じて1ch~3chを任意に選択できる。各ワールド1chでしか利用できない機能もある。
ワールド名は宝石の名前にちなんでいるが、2回に渡る統合で初期ワールド名の面影はほとんどなくなっている。
初期 第1回統合 第2回統合
アメジスト アメジスト ラピスラズリ
ガーネット ガーネット ラピスラズリ
サファイア サファイア アゲート
ペリドット ペリドット アゲート
アクアマリン ペリドット アゲート
パール ペリドット アゲート
オパール ペリドット アゲート
トパーズ ペリドット アゲート
ターコイズ ダイアモンド ダイアモンド
エメラルド ダイアモンド ダイアモンド
ルビー ダイアモンド ダイアモンド
n/a スピネル スピネル
Vis
本作品内におけるゲーム内通貨。
本作では通貨が直接ドロップされることはないため、ドロップアイテムをNPCベンダー及びマーケット、露店などで売却して初めて得られる。アイコンはインベントリーの「クエストアイテム」欄に存在し、開拓者間の取引の際に用いる。
Feso
本作品における第二のゲーム内通貨。一部の有料アイテムを、課金せずともFesoで買えるようになる。
日本では2008年6月17日のアップデートで実装された。特定地域で手に入るドロップアイテムを売る等して手に入れる事が出来る。
また、個人商店やマーケットシステム(後述)においても、Fesoで出品する事が出来る。
家門
ファミリーネーム (姓) のことで、他のゲームでのキャラクター名に当たる。
新規プレイヤーは最初に家門名を設定し、その後キャラクター作成時にファーストネームを付けることになる。この家門名は全ワールドを通して唯一のものであり重複はできない。キャラクター名は家門内でのみ唯一となり、西洋が舞台となっているため「(キャラクター名) (家門名)」という表示になる。
バラック
家門の本拠地的な場所。ログイン後プレイヤーはまずここに通される。出撃チーム編成の他、家門とキャラクターの作成・削除が行える。
西洋屋敷のホールを思わせる場所に表示されるキャラクターからチームを選択した後、チャンネルを選んでゲームを開始する。一度に表示できるのは現在のバラックに配置された最大9人までで、他のキャラクターを選択する場合はバラックを切り替える必要がある。作成できるキャラクターは最初は4人までだが、拡張することで最大54人まで増やせる。ただし、36人目までゲーム内通貨で拡張できるが、以降は有料アイテムが必要になる。
立ち位置によってキャラクターの取る仕草が変わるため、キャラクター作成順にこだわるプレイヤーも多い。
作成1人目:正面階段左手、手摺の前に立つ。
作成2人目:正面階段右手、手摺の前に立つ。
作成3人目:正面階段に座る。
作成4人目:画面左手、ソファーに座る。
作成5人目:画面左手、ソファーの左に横を向いて立つ。
作成6人目:画面左手、ソファーの右に正面を向いて立つ。
作成7人目:画面右手、チェスボードの左手座席に余裕の表情で深く座る。
作成8人目:画面右手、チェスボードの右手座席に座り、打ち手に困り頭を抱える。
作成9人目:画面右手、チェスボード左手の椅子近辺に立つ。
家門名声値
家門の働きに対して与えられるポイント。クエスト遂行などによって加算される。
当初は消費してNPCカードなどの取得に使われていたが、正式サービス開始に伴い蓄積されるだけの形に変更。バラックや個人商店の拡張に必要となっていたが、ギガンテアイランド実装時に全家門の名声値が500にリセットされた。Ver.2.6.2実装に伴いミッションLv4召喚石との交換に使用されるようになった。
家門レベル
家門の「格」を表す数値。家門レベルに応じて最大HPと攻撃力が上昇する「家門の加護」という恩恵を受けることができる。
作成したキャラクターのレベルに応じて家門ポイント (家門名声値とは違い隠し数値) が決定され、バラック内にいるキャラクターの家門ポイントの合計で家門レベルが決まる。
爵位
クエストを進めることによって爵位が与えられることがある。爵位を得ると入れなかった地域への進入や党を作ることができるようになる。
「ギルド」や「クラン」にあたるシステム。党専用チャット機能が使える。
コロニーの所持数に応じて党員全員がHP上昇 (党首のみ所持コロニー数×5の攻撃力(%)と防御力増加) の恩恵を受けることができる。党レベルが設定されており、最大52まで上げることが可能。Lv51に達すると所属している党員全ての家門レベルが+1、Lv52で+2のボーナスがあり、派閥 (王党派・共和派) に属するとさらに+1される。また党首は代表者選挙に出馬することができる。
グループチャット
Ver.2.6.2の実装により追加された機能。党・派閥などに関係なく最大50人まで参加が可能。グループを作成すると自動的にワールド全体に告知される。
スクワッド (SQ)
「パーティー」にあたるもの。スクワッド専用チャットが使用できる。
多人数参加型のミッションでは自動的にSQを組んだ状態になる。ウィザードやスカウトなどの補助魔法は通常自チームのキャラクターにのみかかるものだが、SQではメンバー全体に補助魔法がかかる。ただし補助魔法にはキャラクター単体にかかるものや、半径~m以内などの制限がある。通常マップでのSQは最大12家門まで参加でき、計36人という大軍団の結成が可能。
MCCシステムがある本作では一家門で必要概念の多くを満たせる上、場所によってはSQを組むと逆に効率が下がってしまうこともあるため、一家門による単独行動が好まれる傾向にある。単独攻略が難しい状況に限り党メンバーを中心にSQが結成されるのが普通で、いわゆる「野良パーティー」は見られない。
個人商店
いわゆる露店。キャラクターや場所の制限などは特にない。
初期状態では使用できず、クエストを進行することで出店が可能となる。最初は4つのみ商品を置けるが、ゲーム内で拡張することにより9つまで増やせる。プレイヤー同士の直接取引とは異なり、表示価格の5%が税金として差し引かれる (100visで販売する場合、販売者の収入は95vis)。
マーケット
欲しい商品や売りたい商品をより簡単・便利に検索・購入・売却することができる機能。
各都市に配置されている「マーケット管理人」を介して行う。売却したいアイテムを登録しておくと、ログイン状態にかかわらず24時間商品リストに掲載される。ただし売り手は登録時に設定金額の1%、売却時にさらに5%の手数料が積立金として引かれるので注意が必要。売れ残った場合も登録時の手数料は返ってこない。
マーケットで購入したアイテム、または登録アイテムが購入された際の売却益や売れ残ったアイテムは「キャビネット」と呼ばれる場所に移され1週間保管される。1週間以内に回収しなかった場合は消滅する。
覚醒(Veteran)
キャラクターレベルが100になると行うことができ、様々な恩恵を受けられる。ただし有料アイテム「覚醒秘伝書-ベテラン」が必要。
覚醒を行うと攻撃・防御等級が1ずつ上昇し、追加ステータスポイント1を好きなステータスに振ることができる。またレベルが「Veteran」と表示される。覚醒後の経験値は下4桁表示 (0.0000)になる。以前は実質的に10%でレベルが1上昇した扱いになっていたが、2008年11月のアップデートよりVeteranLv1・VeteranLv2…(Lv10の100%が上限)という表示に変更されている。Lv100以下のときにはレベルが4上がるごとに上昇していた攻撃・防御等級は、VeteranLv5やVeteranLv9 (Lv104、108相当) に達しても上昇しない。
またベテラン専用スタンスを各マスターから購入し、覚えることができるようになる。ただし教本の購入には特殊なアイテムを集める必要がある。
ある意味グラナド・エスパダにおける1つの目標であり、次のキャラクターを育てるスタートとも言える。
覚醒(Expert)
Veteranの上位に位置するランク (2007年11月27日実装)。
覚醒してから経験値をVeteranLv10の100%まで上げる必要があり、有料アイテム「覚醒秘伝書-エキスパート」を要する。攻撃・防御等級が2上昇、最大HP・SPの上昇、ステータスポイントをさらに1振れるなどのメリットがある。
覚醒(Master)
Expertの上位に位置するランク。

[編集] 戦闘・装備関連

戦闘には「キープモード」「ホールドモード」「アサルトモード」「ハーベストモード」という4つのモードが用意されている。これらの機能を軸に、必要に応じて手動による全体指示と個別指示の切り替え、スキル使用、ターゲット指定を行う。簡易的なAIとはいえ、場所とモードを選べば放置していても戦闘継続が可能。ただしノックダウン時や敵のスキルによってはモードが強制解除されてしまうことがある。どのモードにおいても一部スタンスの「ヒーリング」以外のスキル使用は全て手動で指示する必要がある。また各種通常攻撃やスキルにはそれぞれ対地/対空の属性が設定されており、対地のみ有効の攻撃では空中の敵を攻撃することができない。

  • キープモード…周囲10m以内に進入した敵を自動で追跡・攻撃する機能。ヒーラーは一定範囲内にいるHPが減った味方を自動的に追いかけて回復してくれる。使い勝手が良くスペースキー1つで実行できるため最も使用機会が多い。
  • ホールドモード…移動を行わず、攻撃可能範囲内に入った敵のみを攻撃する機能。主に放置中の近接攻撃職の暴走 (敵を延々追いかけ続け、帰ってこなくなること) を防ぐのに用いる。
  • アサルトモード…指定した地点に向かって移動しながら、進路上にいる全ての敵を殲滅する機能。あまり遠い地点を指定すると攻撃能力を持たないスカウトなどが敵を無視して先走ってしまうので、やや使いどころが難しい。
  • ハーベストモード…敵の落としたアイテムを拾うための機能。一定範囲内に落ちているアイテムを全て拾い切ると解除されるため、放置中に自動でアイテムを拾わせ続けることはできない (長銃の膝射系スタンスのみ可能だが、移動ができないため実際に拾ってくれる範囲は極めて狭い)。アサルトモードと同じように、指定地点まで移動しながら進路上のアイテムを全て拾うといった使い方もできる。
スタンス
キャラクターの取る「構え」のこと。本作の特徴的なシステムの一つ。
武器ごとに1~4つのスタンスが設定されており、切り替えることでキャラクターの体勢が変わる。それぞれのスタンスで攻撃能力・防御能力や習得・使用可能なスキルが異なり、複数の特徴を備えた構えの中から1つを選ぶことで臨機応変な戦闘を行うことができる。また同じ武器でも片手持ち・二刀流、両手に別々の武器を持った場合にもそれぞれ別のスタンスが用意されており、マイナーチェンジの専用スタンスも含めるとその総数は90種類近く、スキルは300種類以上にも及ぶ。
キャラクターごとに使用できるスタンスは限られており、固定キャラクター専用のスタンスも存在する。初めから取得している以外のスタンスを取得するためにはNPCから「教本」を購入して与える必要があり、いくつかの上位スタンスはベテランにならないと取得することができない。
またスタンスごとにレベル (熟練度) が存在する。レベルが上がるにつれてそのスタンスの特徴に沿った能力が上昇し (最大Lv25)、またスタンスレベル上昇時に得られるスキルポイントを各スキルに分配することでスキルの効果が上昇する (最大Lv10)。指輪など一部の特殊な装備を着用することでスキルレベルを限界値以上に伸ばすこともできる。スキルが5種類あるスタンス以外はすべてのスキルを最大レベルまで伸ばせる(総獲得スキルポイントの制約上、スキルが5種類あるスタンスはどれか1つを最大値にできない)。
複数のスタンスにまたがって登場し、スキルレベルが共有されるものもある (“ハイガード”と“ヘブンオアヘル”の共有スキル「スラッシュダウン」など)。
等級
キャラクター及び装備のグレードの高さ。攻撃力・防御力とは別に攻撃等級・防御等級がそれぞれ存在する。
等級の基本値は [キャラクターレベル] /4 (端数切り捨て) で算出され、これに武器と鎧の [装備要求レベル] /4 (端数切り捨て) を足したものがそれぞれ最終的な攻撃等級・防御等級となる。盾は要求レベルに関係なく防御等級が+1される (隠し等級によりさらに+1されるのもある)。
  等級が1つ離れるとダメージと命中率が10%増減し、等級差によって状態異常のかかりやすさが変動する。キャラクターの根本的な強さに大きく影響するため、一般的に攻撃力・防御力よりも重要視されている。
相性
本作にはRPGおなじみの魔法攻撃の属性の他、物理攻撃にも相性が設定されておりタイプによってダメージが変動する。
短剣、特殊短剣、曲刀、散弾銃、特殊散弾銃、短槍、ナックル、レッグガードは「ソフト (礼服、法衣)」タイプに効果が高いが「ミディアム (革鎧)」「ハード (金属鎧)」タイプを苦手とする。長剣、細剣、拳銃、長銃、銃剣はどのタイプにも安定した効果を発揮し、「ミディアム」タイプにやや有効。大剣、槍・斧槍、大砲、鈍器は「ハード」タイプに大きなダメージを与えるが「ソフト」「ミディアム」タイプには効果が低い。
ユニークアイテム、エリートアイテム
一般のものより高い性能を持つ装備品。
ユニークアイテムには+2、エリートアイテムには+5の「隠し等級」が設定されている (盾と一部の武器・防具は例外)。一般の装備と同じように強化ができるが、ユニークアイテムには固定のオプションが付いておりエンチャントなどで別のオプションを付けることができない。高レベル用エリート武器には固有のエフェクトが存在するものがある。
エンチャント、オプション
エンチャントとはゲーム内で入手する武器・防具に様々な付加効果 (オプション、OP) を与える要素。
モンスターからドロップ、または製造した時点で既にオプションが付いていることもあるが、「エンチャントチップ」というアイテムを使用することで強制的に付加することができる。どんな高レベルの装備品をもってしても、オプションが無ければ本当の力を発揮できないと言っても良い。
エンチャントチップにはそれぞれレベルが設けられており、武器・防具の装備要求レベルを下回るチップではエンチャントを行うことができない。どのオプションが付加されるかはランダムで、運が悪いと何も付かないこともある。有料アイテム「エンチャントスタビライザー」を使用すると100%の確率で何らかのオプションが付く。
オプションには攻撃力/防御力・攻撃速度・属性攻撃力/防御力・移動速度・回避力・等級・対種族特化攻撃力/防御力・状態異常・命中率・クリティカル率・最大HP・最大SPなどがあり、装備品の種類ごとに付加可能なものが決まっている。通常のオプションは青色で、等級や種族特化など付きにくいオプションは黄色で表示される。
強化
武器・防具の基本性能を上昇させる要素。
各都市に配置されている「強化屋」に装備品の基本価格に応じたvisを支払って行う。強化が成功するごとにアイテム名の前に「+1」「+2」「+3」…と記載され、最大+12まで強化が可能。武器は+1ごとに攻撃力が+2~+5、防具は防御力が+1され、+5以上の強化に成功すると武器は攻撃等級、防具は防御等級が上昇するボーナスがある (盾は例外で、+5以降の強化に成功しても等級は上昇しない)。+5で等級+1、+6で等級+2 (以下+3、+4、+6、+9、+13、+18)。
+4までの強化は100%成功するが+5以降は成功確率が徐々に減少し、失敗するとそのアイテムは消滅してしまう。Lv32以上の強化に失敗した場合、その装備品のレベルと同じランクのエンチャントチップが1枚支給される。公式に発表されてはいないが、+5成功率は約50%、+6は約25%という具合に+1ごとに成功率が1/2になっていく模様。有料アイテム「バレロンパウダー」を使用すると、成功率を最大で2倍まで引き上げることができる。+5、+6、+7強化に失敗してもアイテムが消滅しない「アイテム消失防止剤」という有料アイテムも販売されている。
武器は+5以降の強化に成功すると装備したときに光って見えるようになる。エフェクトは+数値によって様々なパターンが用意されている (ただし固有エフェクトがあるものは変化しない) 。
コスチューム
キャラクターの見た目を変えるための装飾品。頭 (髪型)、顔、体、背中に装着するものがある。
体用のものは鎧と同時に装備でき、ステータスはそのままで外見のみ変化させることが可能。一部装着することで能力が上昇するものもある。
PK機能
一定条件を満たすと、他プレイヤーに対して「決闘申請」と「強制攻撃」が行える。
決闘は相手家門の同意があって初めて成立する私闘で、敗れた家門はレベルに応じた一定量の経験値を失う。強制攻撃は相手の意向にかかわらず攻撃を仕掛ける機能で、強制攻撃を行った家門が相手家門を一人でも倒した場合、頭上に髑髏のアイコンが表示され「ブルロンの枷」状態となる。
ブルロンになるとチーム開始地点がロス・トルドスに変更される、ほとんどの取引が不可、全家門から無条件で攻撃対象となる、PKによってキャラクターが戦闘不能になると所持アイテムをランダムに落としてしまう、などのペナルティーが科せられる。この状態は一般モンスターを倒すことでゆるやかに解除される。ロス・トルドスではブルロン専用の背中装備を入手することができる。
開拓民装備
Ver.2.6.2で新たに追加された新規プレイヤー支援のための装備品の総称。Lv1、20、40、60、80用のものが実装された。
クエストをこなすことなどで支給される「研磨剤」と交換で入手できる。高い攻撃力・防御力に加えて隠し等級+4~5 (盾以外) というエリートアイテム級の非常に優れた性能を持っており、さらにエンチャントを行うと100%の確率で強力な固定オプションが付く。要求Lv20以下のものは交換所にて無償でエンチャントが可能。各家門専用装備という扱いになっており研磨剤、開拓民装備ともに他プレイヤーと取引することはできない。

[編集] イベント関連

クエスト、ミッション
クエストにはメインストーリーを進行させるものや報酬を得るだけのものの他、NPCを編入するためのものがある。
多くのクエストには発生条件が課せられており、クエストを発生させられる状態になると該当NPCの頭上に「!」のアイコンが点灯する (例外あり)。また簡易クエストとして各都市のNPCやフィールド・ダンジョンに設置されている「開拓碑」からハントクエスト及びハントミッションを受けることができ、特定のモンスターを一定数討伐する事によってモンスター召喚アイテム「アンバー」や経験値カード (と一部の開拓碑からはアイテム「開拓の証」) を得ることができる。
ミッション (モード) とは参加プレイヤー以外が干渉できない専用のマップで行うイベントのこと。クエスト達成の条件となるものと、クエストには直接関わらないものがある。1家門で行うものから30家門が参加できるものまであり、特定の敵の撃破、「ホーム」と呼ばれる設置物 (またはNPC) の破壊または防衛、単にNPCと会話するだけなどのクリア条件が設定されている。制限時間が存在することが多い。
このほかアイテム「召喚石」を使用することで随時自発的に開催できる「インスタントミッション」がある。通常のミッションと同様クリア条件と制限時間が存在し、クリアすると4つの宝箱から1つを選んでランダムにアイテムを獲得できる報酬がある。誰にも邪魔されず中ボス級のモンスターと多く遭遇できるため一部の召喚石はアイテム獲得の手段として需要があり、比較的高額で取引されている。
スーパーファイト
通常のマップと異なり、SQメンバー以外は全て敵とみなされるミニPvPイベント。
バトルコロシアム・ポイズンヤード・秘密の寺院の3つが用意されており、毎日定時にマップへのワープゲートが5分間だけ開放される。それぞれに参加レベル制限が設けられており、入場すると各家門はランダムに配置される。マップにはモンスターはもちろんレイドなども用意され、通常レイドではドロップしない「勇者の証」を入手できる。「勇者の証」を集めると背中コスチュームとの交換が可能。
コロニー戦
いわゆる領土戦。党単位で各エリアの占有権を争う集団PvP。
毎週土曜日の21:00~23:00に宣戦布告でき、敵対地域の拠点「コロニー」の耐久値を0にすると占領することができる。多くのエリアを支配することによって最大HPが大きく上昇するため、領土はサーバー内の上位党による半独占状態にあったが、日本では2008年6月17日のアップデートにより、コロニー戦中は最大HP上昇バフが無効化されるようになった。
ワールドトーナメント
普段は行き来することができないサーバー間でのPvP対抗戦。
時期になると特設サーバーが設置され、各サーバーの代表党によるトーナメントが行われる。優勝党には専用アイテム (背中コスチューム「覇者の盾」)、優勝サーバーには1週間経験値UPなどの特典が用意されている。過去3度開催され、第1回大会・第2回大会はダイヤモンドサーバーのダイア党、第3回大会はスピネルサーバーのKTA党が優勝。
代表者選挙
当初のコンセプトの1つである「ゲーム内に政治を取り入れる」を実現すべくVer.2.0から実装された機能。
一定期間ごとに行われ、党Lv52以上の各党の党首のみ出馬することができる。派閥 (王党派・共和派) の代表者を1人ずつ、家門Lv10以上のプレイヤーによる投票で決定する。当選者には専用の背中コスチュームが授与され、代表者の所属党には各派閥の合計所持コロニー数に応じてマーケット積立金とレオナルド・エクスプレス使用料に対する多額の税金が支払われた。
Ver2.7の実装により、積立金は派閥に所属しており、かつコロニーを所持する各党に分配されるようになる等、分配方式が変更されている。

[編集] その他

エリートモンスター、ユニークモンスター
各エリアに出現する、一般モンスターよりも高い能力を持ったモンスター。エリートモンスターは小ボス、ユニークモンスターは中ボス的な存在。
エリートは一般よりもやや強いといった程度の能力で、下級モンスターを引き連れて小範囲を徘徊している。最近低レベル用狩場に大量に出没するようになった。
ユニークはエリートよりも遥かに能力が高く強力なスキルも持っており、各エリアに1体だけ出現する (存在しないエリアもある)。倒すと高確率で何らかの装備品をドロップするため、多少リスクを冒してでも挑む価値はある。広範囲をランダムに巡回しており、一度倒すと一定時間は出現しない。
レイドボス
ダンジョン最深部に出現したり特殊なアイテムを使用して召喚する超大型のボスモンスター。
ユニークモンスターよりもさらに大きく、圧倒的な能力を持つ。適正レベルでは単独での撃破が難しいため、数家門~数十家門単位で挑むのが一般的。通常のモンスターからはドロップしないレアアイテムをドロップする可能性がある。毎回その場所に行けば戦える訳ではなく、出現後・撃破後から数時間~数十時間間隔で出現する。人気の高いレイドボスは奪い合い (召喚合戦などと言われる) になることもしばしば。

[編集] キャラクター

グラナド・エスパダの登場キャラクターを参照。

[編集] 問題点

  • サーバー設備の問題

グラフィックオプションの設定を下げればクライアントの負荷はある程度の軽減が可能ではあるが、接続者が多いマップでのコロニー戦などでは、マップサーバー自体がダウンしてしまう事がある。

  • キャラクター容姿の自由度

最近になって様々なコスチュームなどの追加(大半は課金により入手)によって徐々に自由度が増してきてはいるが、体型等の基本的な外見は固定されているため、大きな差別化は図れない仕様となっている。

  • 有料サービスに関する問題

不定期に公式HP上で開催される「コインブラシャッフル」「トレジャーインパクト」(現実のお金を支払ってプレイし、出目に応じて様々な景品アイテムをランダムで獲得できるスロット形式のゲーム)及びゲーム内では手に入りにくいアイテムのセットを現実のお金で販売する事があるが、この景品アイテムの中にあまりにも貴重なもの (他に入手手段のない高性能武器など) が含まれている為ゲーム内の市場に混乱が生じたり、初心者でも強力な武具が獲得可能な為、労せず多額のゲーム内通貨を獲得することができてしまうという問題がある。

これに関連して韓国で正式に実装された新要素が日本版の運営会社ハンビットユビキタスエンターテイメント (HUE) によって削除・実装延期・仕様の変更が成されることもある。

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