グスタフ・フェヒナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
グスタフ・フェヒナー
グスタフ・フェヒナー
グスタフ・フェヒナー
人物情報
生誕 1801年4月19日
死没 1887年11月28日(満86歳没)
出身校 ライプツィヒ大学
学問
指導教員 ヱーベル
テンプレートを表示

グスタフ・テオドール・フェヒナーGustav Theodor Fechner1801年4月19日 - 1887年11月28日)は、ドイツ物理学者哲学者1834年からライプツィヒ大学で物理学の教授を務めた。

人物[編集]

「普魯西」ドイツ語: Groß Särchen生まれ。ライプツィヒ大学にてヱーベルに従い医学を学び、後更に物理学へ関心を持つ。1834年、同大学で物理学の教授を務めたが、病気のため数年で離職した[1]

エルンスト・ヴェーバーの研究を発展させ、刺激に関する感覚の定式をヴェーバー‐フェヒナーの法則として定式化した。精神物理学という学問を創始し、実験心理学の成立に大きな影響を与えた。

風変わりな人物であり、太陽を見た後の残像を研究するために太陽を肉眼で観察して失明状態になりかけたこともあった。

フェヒナーの哲学思想は、精神物質はひとつであり宇宙は一つの面から見れば意識、一つの面から見れば物質であるというものである。彼は宇宙を意識的存在と見ることを「昼の見方」、無生物として見ることを「夜の見方」と呼び、夜の見方の眠りに落ちた人々を昼の見方に目覚めさせることを目指した。彼の哲学の反響は小さかったが、その哲学に基づいて構想された、身体と精神(物的エネルギーと心的強度)の関係を研究する精神物理学は大きな反響を呼んだ。

著書[編集]

  • 『フェヒナー博士の死後の世界は実在します』グスタフ・フェヒナー 著、服部 千佳子 翻訳、
    出版社: 成甲書房、2008年9月2日、ISBN 978-4880862347

死後の世界は存在するのか?もし存在するなら、どのような世界なのか?フェヒナーは170年前にこの大問題を考察し、その答えをこの小さな本にまとめた。彼は驚くべき明快さと確かな根拠をもって、「死は生命の一つの過程であり、死は形を変えた誕生、すなわち、物質界への誕生ではなく、霊界への誕生だ」と説いた。本書は非宗教的かつ経験主義的な立場から死後の世界を考察、古典として現在も読みつがれている超ロングセラーである[2]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 野上俊夫上野陽一第二十三章 実験心理学の過去及び現在/661」『実験心理学講義』 同文館、1909年、667-668頁。全国書誌番号:400047182012年6月24日閲覧。
  2. ^ Amazon「BOOK」データベースより

関連項目[編集]