クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー

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クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーフランス語:La Coupe du Monde de la Pâtisserie、世界パティスリーまたはパティスリー世界大会)とは、パティシエがパティスリー(洋菓子製菓)の技術を競う国際大会のひとつ。国ごとに代表選手が競い合う。国際外食産業見本市(SIRHA)会場にて開催される。単にクープ・デュ・モンド(「世界大会」の意味)と略称されることもある。

国際外食産業見本市[編集]

2年に1度、フランスリヨンで開催されるイベント。食に関係する業界(レストラン・製菓・製パン・器具)の業者や従事する人間が一堂に集まる展示会。

さまざまな製造器具のデモンストレーションなどが行われ、製造業務に従事するパティシエシェフなどの注目を集める。

世界大会[編集]

国際外食産業見本市では、様々な世界大会が開催され賑わいをみせる。

クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー
本記事で説明。
ボキューズ・ドール国際料理コンクール[1][2]
ポール・ボキューズによって設立されたフランス料理コンクール
モンディアル・デュ・パン[3][4]
若手パン職人を対象にパン製作に関する技術を競う。見た目や味ばかりではなく、栄養面からも評価される。
インターナショナル・カゼウス・アワード[5][6]
チーズに関する知識と技能を競う。

クープ・デュ・モンド[編集]

パティシエの世界大会として知られるこのイベントは歴史が浅く、第1回開催が1989年であり、2013年で第13回目。日本の製菓業界の人間でこのクープ・デュ・モンドで初優勝を獲得したのは1991年の第2回大会(メンバーは杉野英実安藤明林雅彦)。洋菓子はその名の通り、国外発祥の菓子であり和菓子とは製造過程が全く異なるが、日本人の洋菓子に関する技術力の集大成を見せる場として毎大会、日本の応援団に支えながら日々の努力を披露する。

各国の代表選手3名が、氷細工・チョコレート細工・アメ細工の三部門を10時間という制限時間内チームで競い合い、総合得点で優勝を目指す。

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アントルメグラッセと氷の彫刻の技術を競い合う。グラスとはフランス語で氷の意味で、アントルメグラッセは冷やした菓子(特にアイスクリーム)を指す。

チョコレート[編集]

チョコレートの彫刻と、チョコレートを使ったアシエット・デセールをつくる。パティシエにとってチョコレートは扱いが難しい材料の一つで、テンパリング(温度管理)・見た目・甘さなどの味覚・食感など注意を払う箇所が多々ある。

アメ[編集]

飴細工とアントルメショコラで競い合う。アントルメショコラはチョコレートケーキという意味。大会では生クリームやフルーツなどを用いたチョコレートクリームケーキを題材とする。

日本チーム歴代選手と順位[編集]

外部リンク[編集]