クーガー・エース

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クーガー・エース(COUGAR ACE)は、日本商船三井が所有する自動車運搬船2006年7月24日アメリカ合衆国アリューシャン列島付近で海難事故を発生させ、60度以上に傾斜した姿が報道されたことから、世界的に名が知れ渡るようになった。

概要[編集]

海難事故[編集]

転覆したクーガー・エース

2006年7月24日、アリューシャン列島南方海上で乗組員がバラスト水の調整作業に失敗、折からの強いうねりにあおられ、船体が左に大きく60度以上に傾き航行不能となった。乗組員23名は無事で、アメリカ沿岸警備隊に無事救助された。クーガーエースは無人で漂流したが、後に、ヘリコプターにより復旧作業員が再乗船、アリューシャン列島のダッチハーバー港で復元作業を得て、9月12日オレゴン州ポートランド港に曳航された。

積荷[編集]

船には日本の工場で製造されアメリカ合衆国に向けて輸出されるはずであった多数の新車が搭載されていた。内訳は、マツダ社製の4703台(MAZDA3(日本名アクセラ)、マツダ・CX-7)、いすゞ自動車製の110台(いすゞ・エルフ相当)。損傷が少ないものも相当数あったが、イメージダウンを恐れたマツダ・ノース・アメリカン・オペレーションズおよびいすゞコマーシャルトラック・オブ・アメリカは、中古車扱いとしても流通させずに全車廃棄処分とする決定を下した。

関連項目[編集]