クロンメリン彗星

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クロンメリン彗星
27P/Crommelin
彗星
周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧
発見
発見者  ジャン=ルイ・ポン
発見日  1984年3月1日
符号・別名  1818 D1, 1873 V1, 1928 W1, 1956 S1
軌道要素 - IAUNASA
元期 1984年3月1日
離心率 (e)  0.919
近日点距離 (q)  0.735 AU
軌道長半径 (a)  9.09 AU
遠日点距離 (Q)  -
公転周期 (P)  27.4
軌道傾斜角 (i)  29.1°
近日点引数 (ω) 
昇交点黄経 (Ω) 
前回近日点通過  1984年2月20日[1][2]
次回近日点通過  2011年8月3日[1][2]

クロンメリン彗星(27P/Crommelin)は太陽系周期彗星である。1930年に軌道を計算したイギリスの天文学者アンドリュー・クロンメリンの名前にちなんで名付けられた。ハレー彗星エンケ彗星レクセル彗星とともに、わずか4つしかない発見者以外の名前が付いた彗星の1つである。当初は、ポン・コッジャ・ヴィネッケ・フォーブズ彗星と呼ばれていた。

1818年2月23日にマルセイユジャン=ルイ・ポンによって最初に観測され、悪天候によって中止される2月27日まで継続して観測が続けられた。ヨハン・フランツ・エンケは軌道の計算を試みたが、算出された値には大きな誤差があった。

1872年、ジョン・ハインドは大まかな軌道を計算し、ビエラ彗星の軌道と近いのを発見した。これに基づき、エトムント・ヴァイスは後に、この彗星はビエラ彗星の一部であると推定した。

次の観測は、1973年11月10日にマルセイユのジェローム・E・コッジャ、11月11日にストラスブールフリードリヒ・ヴィネッケによるものだったが、11月16日には再び見失われた。

3度目の発見は、1928年11月19日にケープタウンアレクサンダー・フォーブズによって行われ、11月21日にユニオン天文台ハリー・エドウィン・ウッドによって確認された。最終的に軌道を確定し、1818 (Pons)と1873 (Coggia-Winnecke)を結びつけたのはクロンメリンであった。日本の山崎正光も同年の10月27日に観測しており、名前こそ載らなかったものの彼のスケッチがクロンメリンの軌道確定の決め手の一つとなった。

2011年の回帰は太陽に近いために観測が困難であった。

出典[編集]

  1. ^ a b Seiichi Yoshida (2006年7月22日). “27P/Crommelin”. Seiichi Yoshida's Comet Catalog. 2010年2月25日閲覧。
  2. ^ a b Syuichi Nakano (2008年5月5日). “27P/Crommelin (NK 1607)”. OAA Computing and Minor Planet Sections. 2010年2月25日閲覧。

外部リンク[編集]


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