クロツラヘラサギ

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クロツラヘラサギ
Platalea minor.jpg
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EN.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: コウノトリ目 Ciconiiformes
: トキ科 Threskiornithidae
: ヘラサギ属 Platalea
: クロツラヘラサギ P. minor
学名
Platalea minor
Temminck & Schlegel, 1849
和名
クロツラヘラサギ
英名
Black-faced Spoonbill

クロツラヘラサギ黒面箆鷺、学名Platalea minor)とは、コウノトリ目トキ科に分類される鳥類の一種。

目次

[編集] 形態

体長は75cmほどで、ヘラサギよりも少し小型である。全身の羽毛が白いが、夏期には首が黄色くなり、後頭部に黄色の冠羽があらわれる。ヘラサギと似ているが、ヘラサギがくちばしの先と顔の裸出部分が黄色なのに対し、クロツラヘラサギは名前のとおりくちばしと顔が全て黒い。

[編集] 生態

生態はヘラサギによく似ており、干潟水田湿原などで、大きくてスプーンのようなくちばしを水につけて左右に振り、くちばしに触れたカエルカニ水生昆虫などを捕食する。サギ類のような水面から狙いをつけて獲物を啄ばむ採食はしない。むしろカモ類の採食行動に似ている。また、採食時以外でも、くちばしを左右に振る独特の動作をするがこれもサギ類には見られない行動である。

営巣地の調査は未だに十分ではないが、北朝鮮西海岸の島嶼部の岩棚や崖に営巣することが確認されている。卵は、白地に淡い紫や褐のくまがある。

[編集] 分布

クロツラヘラサギ (沖縄県、2007年4月30日撮影)

世界で約2000羽(生息数:2009年1月現在)しかいないとされる渡り鳥。朝鮮半島にある非武装地帯付近の西海岸や中国・大連付近などで繁殖している。世界最大の越冬地である台湾・台南をはじめ、中国南部、香港マカオベトナムなどで越冬する。日本では、九州および沖縄で毎年冬鳥として約200羽が記録される。日本で観察される個体数は、1990年代半ばから少しずつ増加傾向にある。また、福岡市などでを過ごす個体例も報告されている。環境省のレッドデータブックでごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いとされる絶滅危惧ⅠA類に指定され、世界的にも貴重な野鳥である。日本では「日本クロツラヘラサギネットワーク」(事務局・福岡市)が保護、調査研究活動を行っている。

[編集] Sibley分類体系上の位置

シブリー・アールキスト鳥類分類
トキ上科 Threskiornithoidea

[編集] 保全状態評価

[編集] 脚注

  1. ^ Platalea minor (Species Factsheet by BirdLife International)
  2. ^ Platalea minor (環境省絶滅危惧種情報 by 生物多様性情報システム J-IBIS

[編集] 外部リンク

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