クロスッポン

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クロスッポン
クロスッポン
クロスッポン Aspideretes nigricans
保全状況評価[a 1][a 2]
EXTINCT IN THE WILD
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EW.svgワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: カメ目 Testudines
亜目 : 潜頸亜目 Cryptodira
上科 : スッポン上科 Trionychoidea
: スッポン科 Trionychidae
亜科 : スッポン亜科 Trionychinae
: インドスッポン属 Aspideretes
: クロスッポン A. nigricans
学名
Aspideretes nigricans (Anderson, 1875)
シノニム

Trionyx nigricans Anderson, 1875

和名
クロスッポン
英名
Black softshell turtle

クロスッポンAspideretes nigricans)は、爬虫綱カメ目スッポン科インドスッポン属に分類されるカメ。

分布[編集]

バングラデシュチッタゴン近郊)[1][2]固有種

形態[編集]

最大甲長91センチメートル[2]背甲は上から見ると卵型[1]。背甲の色彩は黒や暗黄色[2]。種小名nigricansは「黒い」の意。

分類[編集]

インドスッポン属内ではクジャクスッポンに最も近縁とされる[2]

生態[編集]

Bayazid Bostamiの霊廟にある人工池のみに生息し[1]、野生下では既に絶滅しているとされる[2]

食性は動物食傾向の強い雑食とされ、人工池の管理者や巡礼者が与える魚類や肉、パンなどを食べている[1][2]

繁殖形態は卵生。1回に6-38個の卵を産む[2]

人間との関係[編集]

寺院では聖人の生まれ変わりとして厳重に保護されている[1][2]。分布が極めて限定されていることから感染症などによる絶滅の危険性が極めて高く[1]1990年における個体数は約300頭とされる[2]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b c d e f 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド 水棲ガメ2 ユーラシア・オセアニア・アフリカのミズガメ』、誠文堂新光社、2005年、71頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社2000年、207-208頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ CITES homepage
  2. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • Asmat, G.S.M 2002. Nilssonia nigricans. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.2