クロイツェル・ソナタ (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

クロイツェル・ソナタ』(ロシア語: Крейцерова соната)は、帝政ロシアの小説家レフ・トルストイの短編小説。1899年に出版された。その題名はベートーヴェンヴァイオリンソナタ第9番に因んでいる。

概要[編集]

汽車の中で複数の乗客が夫婦関係が正しく進行させるにはどうすればよいのかを話し合っていた。その中の一人、公爵ポズドヌイシェフが突然告白話を始める。自らの性的遍歴やそれに対して現在どう思っているのかを語り始めた。彼の子供に対する接し方を一方的に話し続けるのだった。そして妻が友人トルハチェフスキーと浮気をしていることに気が付くと、夫婦喧嘩の末に怒りの余り妻を刺してしまったという。そして彼の妻は平常心を失い、そのまま死亡してしまったという。トルストイはこの話によって禁欲的な愛を読者に説いている。

登場人物[編集]

ポズドヌイシェフ
妻を殺害した公爵。
トルハチェフスキー
ポズドヌイシェフの友人でヴァイオリンが上手な男。ポズドヌイシェフの妻と不倫をしていた。

日本語訳[編集]

映画化作品[編集]

バレエ[編集]

ノースカロライナ州バレエ劇団が2000年に上演した。

関連項目[編集]