クリミジン
| クリミジン | |
|---|---|
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2-Chloro-N,N,6-trimethylpyrimidin-4-amine | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 535-89-7 |
| PubChem | 10813 |
| KEGG | C19138 
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| 特性 | |
| 化学式 | C7H10ClN3 |
| モル質量 | 171.627 |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
クリミジン (crimidine) は、殺鼠剤に使われる痙攣誘発薬である。
合成[編集]
以下のように合成される[1]
- 尿素+アセト酢酸エチル → 2,4-ジヒドロキシ-6-メチルピリミジン
- 2,4-ジヒドロキシ-6-メチルピリミジン+Cl2 → 2,4-ジクロロ-6-メチルピリミジン
- 2,4-ジクロロ-6-メチルピリミジン+ジメチルアミン → クリミジン
作用機序[編集]
ピリドキシンの拮抗薬である。in vitroでの実験では、ピリドキサールキナーゼ・グルタミン酸デカルボキシラーゼ・アセチルコリンエステラーゼなどを阻害することが確認されている[2]。
治療[編集]
痙攣を抑えるため、ジアゼパムなどの抗痙攣剤を投与する。動物実験では、ピリドキシンの有効性も確認されている[2]。
出典[編集]
- ^ Pesticide Synthesis Handbook p.546, p. 546, - Google ブックス
- ^ a b “CRIMIDINE in toxnet”. 2013年11月3日閲覧。
関連項目[編集]
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