クリス・グレン

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くりす ぐれん
クリス・グレン
生年月日 (1968-02-28) 1968年2月28日(56歳)
出生地 南オーストラリア州の旗南オーストラリア州アデレード
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
身長 188cm
職業 ディスクジョッキーナレーター司会者コラムニスト、インバウンド観光アドバイザー
ジャンル ラジオ番組 テレビ番組
活動期間 1986年 - 現在
事務所 パスト・プレゼント・フューチャー
公式サイト クリス・グレン オフィシャルWEBサイト
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クリス・グレンChris Glenn, 1968年2月28日 - )は、オーストラリア南オーストラリア州アデレード出身で愛知県名古屋市在住のラジオDJタレントである。

2015年より関ケ原観光大使、2016年より名古屋観光文化交流特命大使、2020年より近江観光大使を務めている。

経歴[編集]

  • 1985年 - ロータリー交換留学生として、1年間北海道札幌市に在住。
  • 1986年 - 南オーストラリア州のラジオ局5MUでプロDJデビュー。その後ヘッドハンティングされ、5DNに移籍する。
  • 1992年 - 再来日。
  • 1993年 - 愛知県のZIP-FMで開局から10年半DJを務める。
  • 1999年 - 有限会社パスト・プレゼント・フューチャー(PPF)を設立し、ラジオ・テレビ番組の企画制作も行なう。
  • 2004年4月 - 愛知国際放送(RADIO-i)へと活動の場を移す。2010年9月の閉局までDJを担当。
  • 2011年4月 - 7年ぶりにZIP-FMに復帰[1]。『RADIO ORBIT』(Sun 9:00〜13:00)を担当。
  • 2015年 - 宝島社より「豪州人歴史愛好家、名城を行く」を出版した。
  • 2017年 - 小学館より「城バイリンガルガイド」を出版した。(監修 三浦正幸、英文担当)
  • 2017年12月2日放送の紀行バラエティ番組『ブラタモリ』第92回(NHK総合)で「岐阜の案内人」として出演した。
  • 2019年 - 小学館より「忍者バイリンガルガイド」を出版した。(翻訳担当)
  • 2020年12月12日放送の『日立 世界・ふしぎ発見!』日本のお城スペシャル(TBSテレビ)では、歴史愛好家として出演し岐阜城の解説を行った。

前出のラジオDJやタレント業の他にもナレーター司会者コラムニストライター翻訳者インバウンド観光アドバイザーなど、マルチに活躍中。

人物[編集]

  • 特徴的な低い声とバイリンガルDJ、ユーモアあふれるフレンドリーなキャラクターが最大の魅力である。
  • 現在は自らが講師となり、ラジオDJ/パーソナリティの養成も行っている。
  • 番組の第一声の「どーもどーもどーも!」が決めゼリフである。
    • RADIO-i移籍前のクリスの番組にゲスト出演したSmile.dkがこのフレーズを気に入り、「Domo Domo Domo」という曲として発売し、さらにこれがポケモン情報バラエティ番組ポケモンスマッシュ!』の(テレビ東京)オープニング曲に採用された。
    • ポール・マッカートニーの「フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー 2018」名古屋公演の第一声の挨拶は「どーもどーもどーも!こんばんは、ナゴヤ!」であったが、これは、公演前の電話インタビューでクリス・グレンがポールに「ナゴヤの挨拶」として伝授し、ポールが使ったという経緯がある。
  • 8歳の頃の夢は、ラジオDJかヘリコプターパイロットになることだった。DJになるという夢と同時に、ヘリコプターパイロットになるという夢も叶えアメリカFAAオーストラリアCASA日本JCABの3カ国の免許を取得している。
  • 日本の歴史にも造詣が深く、甲冑師に弟子入りし、自ら甲冑を作るというこだわりぶり。日本甲冑武具研究保存会東海支部のメンバーでもある。
  • 2005年3月には、母国オーストラリアと第二の故郷、日本の友好親善、愛知県とオーストラリア・ビクトリア州の友好都市提携25周年、名古屋市とオーストラリア・シドニー市の姉妹都市提携25周年を記念し、自らが企画したプロジェクト「日豪フレンドシップフライト2005」を実施。 このプロジェクトでは、オーストラリアのメルボルンから名古屋までの12000kmを小型ヘリコプターでフライトする偉業を成し遂げた。
  • 2006年11月、日豪交流年のオフィシャルイベントとして「サムライ・フェスティバル」をオーストラリア・メルボルンで実施。 メルボルン市内での武者行列や、小学校を訪問しての出陣式火縄銃の演武を行い、日本のサムライ文化を母国で紹介した。

ラジオ[編集]

現在の担当番組[編集]

過去の担当番組[編集]

  • 5MU、5DN、102FM、X102FMでのレギュラーなど、オーストラリアでの出演経験多数
  • 東京の有線ラジオ局「KTYO」レギュラー
  • 「ZIP CONTEMPORARY NIGHT」(ZIP-FM
  • 「ZIP MEGA HIT RADIO」(ZIP-FM)
  • 「FRIDAY DANCE PARTY」(ZIP-FM)
  • 「ZIP DAYLIGHT MOTION(ZIP-FM)
  • 「ZIP DANCE HITS 20」(ZIP-FM)
  • 「Z-POP HIT MACHINE COUNTDOWN 30」(ZIP-FM)
  • 「MEGA HIT FRIDAY」(ZIP-FM)
  • 「Flying Circus」(ZIP-FM、インターネットラジオ
  • 「Southern Flight」(RADIO-i)
  • 「KISS HIT REVIVAL」(Kiss-FM KOBE
  • 「COUNTDOWN KOBE」(Kiss-FM KOBE)
  • 「PM-i」(RADIO-i)
  • 「RADIO-i ACROSS THE MUSIC」(RADIO-i)
  • 「RADIO-i CHRIS CROSS SUNDAY」(RADIO-i)
  • 「LOVE & PEACE」(FM AICHI)

テレビ[編集]

現在担当の番組[編集]

過去担当の番組[編集]

その他、出演多数。

連載[編集]

CMナレーション[編集]

その他、多数

著書・翻訳[編集]

  • 「Battle Of sekigahara」( 関ヶ原の戦いを英語でまとめた著書)2014年 - Pen & Sword Publishing group(イギリスの出版社)
  • 「豪州人歴史愛好家、名城を行く」(2015年、宝島社)
  • 「城バイリンガルガイド」(2017年、小学館)
  • 「忍者バイリンガルガイド」(2019年、小学館)
  • Naganuma Ryu Troop Movement Training Manual: An Edo Period Samurai Military Arts and Sciences Textbook (English Edition) 2020-Kindle

脚注[編集]

  1. ^ 本人は自身のfacebookで、RADIO-iでの活動期間を「他局への留学期間」と称している。本人facebook2021年10月7日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]