クリスティーン・アーロン

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クリスティーン・アーロン Portal:陸上競技
Christine Arron.jpg
選手情報
フルネーム クリスティーン・アーロン
国籍 フランスの旗 フランス
種目 短距離走
生年月日 1973年9月13日(40歳)
身長 177cm
体重 64kg
自己ベスト 100m:10秒73(1998年)
200m:22秒26(1999年)
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クリスティーン・アーロン(Christine Arron、1973年9月13日 - )は、フランスグアドループレザビーム出身の陸上競技選手である。2004年アテネオリンピックの女子4×100mリレーリレーのフランスチームのメンバーとして、銅メダルを獲得している。

1998年に行われたヨーロッパ陸上選手権では、準決勝で自己ベストとなる10秒81を記録していた。そして迎えた決勝では、追い風2.0m/sという絶好の条件で、中盤からみるみる加速し、先行していたイリーナ・プリワロワロシア)らを振り切って優勝した。タイムは10秒73で、ヨーロッパ新記録であった。

その後、アメリカに渡り、モーリス・グリーンなどが所属するHSIに加わっていたが、2001年、その過酷なトレーニングに耐えかね、HSIを辞めた。その翌年、アーロンは第一子をもうけている。

2003年、地元パリで開催された世界陸上の4×100mリレーでは、アーロンはアンカーを務めた。決勝では、この大会の100m金メダリストのトーリ・エドワーズがアメリカチームのアンカーで、フランスチームを約3mリードしていたが、アーロンがフィニッシュ直前で逆転し、優勝を果たした。さらに2005年、それまでアーロンは世界的な大会で個人でのメダルを獲得していなかったが、この年の世界陸上において、100m200mで銅メダルを獲得した。

アーロンの100mの記録10秒73は、フローレンス・ジョイナー(10秒49)、マリオン・ジョーンズ(10秒65)に次ぐ世界歴代3位の記録であった。しかし、ジョイナーにはドーピング疑惑があり、ジョーンズはドーピングを認めている。このことから、アーロンの記録が実質的な世界記録と考える人も少なくないようであった。

主な実績[編集]

大会 場所 種目 結果 記録
1997 世界陸上選手権 アテネギリシャ 100m 4位 11.05秒
1998 ヨーロッパ陸上選手権 ブダペストハンガリー 100m 1位 10.73秒
1998 ヨーロッパ陸上選手権 ブダペスト(ハンガリー) 4×100mリレー 1位 42.59秒
1999 世界陸上選手権 セビリヤスペイン 4×100mリレー 2位 42.06秒
2000 オリンピック シドニーオーストラリア 100m 準決勝 11.42秒
2003 世界陸上選手権 パリフランス 100m 5位 11.06秒
2003 世界陸上選手権 パリ(フランス) 4×100mリレー 1位 41.78秒
2003 IAAFワールドアスレチックファイナル モンテカルロモナコ 100m 2位 11.04秒
2004 オリンピック アテネギリシャ 100m 準決勝 11.21秒
2004 オリンピック アテネ(ギリシャ) 200m 準決勝 23.05秒
2005 世界陸上選手権 ヘルシンキフィンランド 100m 3位 10.98秒
2005 世界陸上選手権 ヘルシンキ(フィンランド) 200m 3位 22.31秒
2005 IAAFワールドアスレチックファイナル モンテカルロモナコ 100m 2位 10.93秒
2005 IAAFワールドアスレチックファイナル モンテカルロ(モナコ) 200m 3位 22.43秒
2007 世界陸上選手権 大阪日本 100m 6位 11.08秒
2007 IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルトドイツ 100m 3位 11.20秒

自己ベスト[編集]

  • 100m - 10秒73 (1998年8月19日、世界歴代5位・欧州記録)
  • 200m - 22秒26 (1999年7月3日)

外部リンク[編集]