クリスチャン・グーズマン

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クリスチャン・グーズマン
Cristian Guzmán
1ST 1410 Cristian Guzmán.jpg
ナショナルズ時代
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サントドミンゴ
生年月日 1978年3月21日(36歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 遊撃手
プロ入り 1994年
初出場 1999年4月6日
最終出場 2010年9月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリスチャン・グーズマンCristian Antonio Guzmán, 1978年3月21日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の元プロ野球選手(遊撃手)。

経歴[編集]

プロ入りとマイナー時代[編集]

1994年ニューヨーク・ヤンキースと契約。

ツインズ時だ[編集]

1998年チャック・ノブロックとのトレードでヤンキースからミネソタ・ツインズへ移籍。

1999年にツインズのショートのレギュラーに定着。

2001年には打率.302、ホームラン10本の成績を収め、オールスターにも選出された。

2002年から2004年にかけてツインズがアメリカンリーグ中地区を3連覇した時にチームの中軸として活躍。ツインズ所属時の2000年(20本)、2001年(14本)、2003年(14本)とア・リーグで三度の三塁打王を獲得。特に2000年の20本は1932年から2006年の間でグーズマンを含め、11回しか記録されていない[1]

ナショナルズ時代[編集]

2004年11月16日に1680万ドルの4年契約でワシントン・ナショナルズに移籍[2]

2005年は8月の終わりまで打率.192、9月に打率.325と盛り返すが最終的に打率.219と自身最悪の成績であった。

2006年は右肩痛で手術はしなかったが、1年間をリハビリで過ごした[3]

2007年に復帰するにあたり、ホセ・ビドロシアトル・マリナーズに移籍、フェリペ・ロペスは二塁にコンバートされる。しかし2007年の開幕に膝を故障。2007年5月7日まで故障者リスト入りしていたが、故障明けに打率.329(チーム2位)、さらにシーズンの半分にも満たない出場に関わらずリーグ3位の6三塁打と活躍した。だが、2007年6月24日、タッチプレイの際に親指靭帯を故障、残りのシーズンを棒に振ることとなった。

2008年スプリングトレーニングでチーム最多タイの12打点を記録するなど好調で、開幕戦を1番打者として迎えた[4]。7年ぶりにオールスターにも選出され、7月22日に球団と2年総額1,600万ドルで契約延長した[5]。8月28日にはサイクル安打を達成。

2010年にはイアン・デズモンドに遊撃のポジションを奪われた。

レンジャース時代[編集]

2010年7月30日に、ライアン・タトゥスコタナー・ロークとのトレードワシントン・ナショナルズへ移籍した。[6]レンジャーズは地区優勝を果たしたが、グーズマンは15試合で打率.152と結果を出せなかった。

レンジャース退団後[編集]

2011年はナ・リーグのある球団とマイナー契約を結んだと報じられたが、3月5日に「家庭の問題」により少なくとも前半戦はプレーしないことをMLB機構が発表[7]。その後は音沙汰がなく、最終的にシーズン全休となった。

2012年2月21日、クリーブランド・インディアンズとマイナー契約を結ぶ。しかし、フレッド・ルイスとともに3月28日解雇された。[8]

その後、引退する。

選手としての特徴[編集]

三塁打の多い選手として知られ、ツインズ時代にはカービー・パケットから『今まで見た中で最高のトリプルヒッター』として名前を挙げられたこともある[9]

獲得タイトル・記録[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1999 MIN 131 456 420 47 95 12 3 1 116 26 9 7 7 4 22 0 3 90 4 .226 .267 .276 .543
2000 156 690 631 89 156 25 20 8 245 54 28 10 7 4 46 1 2 101 5 .247 .299 .388 .687
2001 118 527 493 80 149 28 14 10 235 51 25 8 8 0 21 0 5 78 6 .302 .337 .477 .814
2002 148 656 623 80 170 31 6 9 240 59 12 13 8 6 17 2 2 79 12 .273 .292 .385 .677
2003 143 585 534 78 143 15 14 3 195 53 18 9 12 4 30 0 5 79 4 .268 .311 .365 .676
2004 145 624 576 84 158 31 4 8 221 46 10 5 13 4 30 4 1 64 15 .274 .309 .384 .693
2005 WSH 142 492 456 39 100 19 6 4 143 31 7 4 8 2 25 6 1 76 12 .219 .260 .314 .574
2007 46 192 174 31 57 6 6 2 81 14 2 0 0 2 15 1 1 21 1 .328 .380 .466 .846
2008 138 612 579 77 183 35 5 9 255 55 6 5 1 4 23 1 5 57 10 .316 .345 .440 .785
2009 135 555 531 74 151 24 7 6 207 52 4 5 6 1 16 0 1 75 9 .284 .306 .390 .696
2010 89 346 319 44 90 11 4 2 115 25 4 2 3 2 17 3 5 53 7 .282 .327 .361 .687
TEX 15 50 46 4 7 1 0 0 8 1 0 0 1 0 3 0 0 10 2 .152 .204 .174 .378
'10計 104 396 365 48 97 12 4 2 123 26 4 2 4 2 20 3 5 63 9 .266 .311 .337 .648
通算:11年 1406 5785 5382 727 1459 238 89 62 2061 467 125 68 74 33 265 18 31 783 88 .271 .307 .383 .690
  • 2010年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

脚注[編集]

  1. ^ Reaves, Joseph A. (2007年6月23日). “Triple's always something special” (英語). The Arizona Republic. 2009年5月9日閲覧。
  2. ^ Associated Press (2004年11月16日). “GM Bowden's first additions significant” (英語). ESPN.com. 2009年5月9日閲覧。
  3. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』 廣済堂出版、2007年、307頁。ISBN 978-4-331-51213-5
  4. ^ 田尻賢誉 「MLB30球団レポート&全選手個人成績 ワシントン・ナショナルズ/WAS グーズマンの1番抜擢は正しい判断なのか」 『月刊スラッガー』2008年6月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌15509-6、83頁。
  5. ^ Ladson, Bill (2008年7月22日). “Guzman agrees to two-year extension” (英語). MLB.com. 2009年5月9日閲覧。
  6. ^ Rangers get Guzman from Nats
  7. ^ Short, D.J.(2011-03-05). Cristian Guzman to miss at least first half of season due to “family issues”. HardBallTalk(英語). 2011年12月4日閲覧
  8. ^ http://espn.go.com/mlb/story/_/id/7747996/cleveland-indians-cut-cristian-guzman-send-fred-lewis
  9. ^ 三塁打は生き残れるのか!『月刊スラッガー』2001年11月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-11、54-57頁。

外部リンク[編集]