クリスチアーノ・ダ・マッタ

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クリスチアーノ・ダ・マッタ
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
インディカー・シリーズ
車番 10
過去所属 アルシエロ=ウェルズ (1999), PPIモータースポーツ (2000), ニューマン・ハース (2001-2002), PKVレーシング (2005), デイル・コイン・レーシング (2006), ルースポーツ (2006)
出走回数 101
優勝回数 12
ポールポジション 7
シリーズ最高順位 1位(2002)
クリスチアーノ・ダ・マッタ
Damatta usgp 2004 stage.jpg
基本情報
フルネーム クリスチアーノ・モンテイロ・ダ・マッタ
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
出身地 同・ベロ・オリゾンテ
生年月日 1973年9月19日(40歳)
F1での経歴
所属チーム トヨタ
活動時期 2003年-2004年
出走回数 28
優勝回数 0
通算獲得ポイント 13
表彰台(3位以内)回数 0
ポールポジション 0
ファステストラップ 0
F1デビュー戦 2003年オーストラリアGP
初勝利
最終勝利
最終戦 2004年ドイツGP
タイトル 0
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クリスチアーノ・ダ・マッタCristiano Monteiro da Matta, 1973年9月19日 - )は、ブラジル人のカーレーサー

2002年CARTチャンピオンで、F1にも参戦していた。

プロフィール[編集]

ダ・マッタの父はブラジルで14度のツーリングカー・チャンピオンに輝いたドライバーであった。

ダ・マッタ自身は16歳でカートデビューするが、すぐにトップクラスの実力を見せ、数々の勝利を得る。その後、1993年にはブラジルのフォーミュラ・フォードで、1994年にはブラジルF3でチャンピオンを獲得する。

1996年にはヨーロッパに戦いの場を移し、国際F3000へ参戦していたが、1997年アメリカインディライツに参戦。ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得する。1998年には同シリーズで7勝をあげてチャンピオンを獲得すると、1999年にCARTへトヨタエンジンを搭載したアルシエロ=ウェルズ・レーシングから参戦する。2000年に早くも初優勝を果たすと、2001年からは名門ニューマン・ハース・レーシングのシートを獲得し、2002年にチャンピオンに輝いた。

この活躍を見て、同年よりF1参戦を開始していたトヨタがダ・マッタのF1への移籍のため翌年以降のニューマン・ハースとの契約を調整、ダ・マッタはF1に参戦することとなる。2003年イギリスGPではレース中コースへの闖入者が現れたことによりセーフティカーが導入され、直前にピットインをしていたダ・マッタは13周目、同僚のオリビエ・パニスとの1-2走行を果たす。16周目でパニスはキミ・ライコネンに2位を譲りダ・マッタも間もなくライコネンに追いつかれるが、その後のライコネンの激しいアタックにもミスを犯さず30周目にピットインするまでレースをリードし続け、『CARTのアイスマン』健在を示した。(結果は7位入賞) また、予選が雨により混乱していた日本GPでは予選3位を得るなど、この年はF1デビューイヤーとしてはまずまずの成績を収め、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。

しかし、2004年になると、トヨタのマシンは戦闘力を落とし、その中でダ・マッタ自身もチーム首脳との関係を悪化させ、ついにドイツGP終了後に、サードドライバーのリカルド・ゾンタにシートを譲ることになった。

2005年は再びアメリカに戻り、チャンプカーシリーズにPKVレーシングから参戦、第4戦ポートランドで早くもPKVにとっては初の優勝を与えながらも最終的にはシリーズ11位と失意のシーズンに終わった。2006年のシリーズ開始直前に下位チームながら立て直しを図るチームオーナー、デイル・コインのもとDale Coyneレーシングからの参戦を発表した。

2006年8月3日ロードアメリカでテスト中にコース上に進入した鹿とターン6にて激突。右フロントタイヤで撥ねられた鹿が、コクピット側に飛び頭部に命中。一時意識不明となり、硬膜下血腫を取り除く手術を受けた。

約1年10ヶ月のリハビリ及び休養ののち、2008年5月ラグナ・セカで行われたグランダム・シリーズにて復帰を果たした。

エピソード[編集]

CARTチャンピオンを獲得したこともあるドライバーながら、性格はいたって控えめでまじめである。トヨタF1在籍時代には、チームメイトのオリビエ・パニスと並んで歩いていた時、駆け寄ってきたファンがパニスと一緒に写真が取りたいと希望し、ダ・マッタにカメラマンを頼んだ(ファンはダ・マッタであることに気づかなかった)。ダ・マッタ本人も怒らずに撮ってあげたという。トヨタF1首脳陣は、このような温厚なダ・マッタの性格を「闘争心がない」とあまり評価しなかったようだ。

経歴[編集]

  • 1997年 インディライツ(チーム:Brian Stewart Racing)(マシン:)ルーキー・オブ・ザ・イヤー
  • 1998年 インディライツ(チーム:Tasman Motorsports)(マシン:ローラB99/30ビューイック)チャンピオン
  • 1999年 CART(チーム:Arciero-Wells Racing)(マシン:)
  • 2000年 CART
  • 2001年 CART(チーム:Newman=Hass)
  • 2002年 CART(チーム:ニューマン ハース)(マシン:ローラB2/00トヨタ)チャンピオン
  • 2003年 F1(チーム:トヨタ(TOYOTA))(マシン:トヨタTF103)
  • 2004年 F1(チーム:トヨタ(TOYOTA))(マシン:トヨタTF104)
  • 2005年 CCWSチャンプカー・ワールドシリーズ参戦(チーム:PKVレーシング)
  • 2006年 CCWS(チーム:Dale Coyneレーシング)
  • 2006年 CCWS(チーム:RuSPORT)

記録[編集]

国際F3000での成績[編集]

(key) (太字ポールポジション斜体ファステストラップ

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 順位 ポイント
1996 パシフィック・レーシング NUR
9
PAU
4
PER
5
HOC
Ret
SIL
Ret
SPA
10
MAG
5
EST
7
MUG
Ret
HOC
Ret
9位 7

CARTでの成績[編集]

(key)

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 順位 ポイント
1999 アルシエロ=ウェルズ MIA
14
MOT
Ret
LBH
Ret
NAZ
4
RIO
Ret
GAT
Ret
MIL
11
POR
11
CLE
Ret
ROA
Ret
TOR
Ret
MIC
Ret
DET
Ret
MDO
9
CHI
14
VAN
5
LS
Ret
HOU
11
SRF
Ret
FON
Ret
18位 32
2000 PPIモータースポーツ MIA
12
LBH
Ret
RIO
4
MOT
4
NAZ
13
MIL
14
DET
Ret
POR
5
CLE
3
TOR
4*
MIC
Ret
CHI
1
MDO
Ret
ROA
Ret
VAN
7
LS
15
GAT
4
HOU
14
SRF
4
FON
Ret
10位 112
2001 ニューマン・ハース MTY
1*
LBH
2
FTW
C
NAZ
10
MOT
Ret
MIL
Ret
DET
7
POR
10
CLE
7
TOR
Ret
MIC
4
CHI
19
MDO
10
ROA
6
VAN
Ret
LAU
Ret
ROC
3
HOU
6
LS
Ret
SRF
1
FON
1
5位 140
2002 ニューマン・ハース MTY
1*
LBH
8
MOT
13
MIL
11
LS
1*
POR
1*
CHI
1*
TOR
1*
CLE
16
VAN
12
MDO
13
ROA
1
MTL
2
DEN
3
ROC
2
MIA
1*
SRF
8*
FON
11
MXC
2
1位 237
2005 PKV LBH
10
MTY
6
MIL
11
POR
1*
CLE
16
TOR
17
EDM
17
SJO
10
DEN
18
MTL
6
LAS
12
SRF
19
MXC
14
11位 139
2006 デイル・コイン・レーシング LBH
5
HOU
9
MTY
9
MIL
Ret
13位 134
ルースポーツ POR
5
CLE
14
TOR
5
EDM
Ret
SJO
2
DEN MTL ROA SRF MXC

F1[編集]

(key)

チーム シャシー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 順位 ポイント
2003 トヨタ TF103 AUS
Ret
MAL
11
BRA
10
SMR
12
ESP
6
AUT
10
MON
9
CAN
11
EUR
Ret
FRA
11
GBR
7
GER
6
HUN
11
ITA
Ret
USA
9
JPN
7
13位 10
2004 TF104 AUS
12
MAL
9
BHR
10
SMR
Ret
ESP
13
MON
6
EUR
Ret
CAN
DSQ
USA
Ret
FRA
14
GBR
13
GER
Ret
HUN BEL ITA CHN JPN BRA 17位 3

参照[編集]

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外部リンク[編集]

スポーツのタイトル
先代:
フェルナンド・クロセリ
ブラジル・フォーミュラ3 チャンピオン
1994
次代:
-
先代:
トニー・カナーン
インディ・ライツ チャンピオン
1998
次代:
オリオール・セルビア
先代:
ジル・ド・フェラン
CARTシリーズ チャンピオン
2002
次代:
ポール・トレーシー
先代:
コーリン・エドワーズ
ジェフ・ゴードン
ジミー・ジョンソン
レース・オブ・チャンピオンズ
ネイションズカップ

2003 with:
フォンシ・ニエト
ジル・パニッツィ
次代:
ジャン・アレジ
セバスチャン・ローブ