クライストチャーチ市長
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クライストチャーチ市長はニュージーランド・クライストチャーチの首長。単純小選挙区制により、直接選出される。
歴史[編集]
町議会[編集]
1856年7月31日、王立憲章に基づき、ニュージーランド初の都市となると、 町議会議長が、都市政府の首長となった[1]。
| 氏名 | 任期 | |
|---|---|---|
| 1 | ジョン・ホール | 1862–1863 |
| 2 | ジョン・オリビエ | 1863–1864 |
| 3 | アイザック・ラック | 1865 |
| 4 | エドワード・ブレンチェリー・ビショップ | 1866 |
| 5 | ウィリアム・ウィルソン | 1867 |
市議会[編集]
町議会は、1868年6月10日の議会で初代市長を選出した。当時は、任期3年の議員がおり、議員のグループの中から、1年間、市長として選出されるという方針であった[2]。
6月10日の議会にはウィリアム・ウィルソン、ジェームズ・ジェイムソン T・Tombs、ジョージ・Ruddenklau、ヘンリー・トムソン（ニュージーランドの政治家） 、W・A・シェパード、ウィリアム・カルバート[3]、
ジョン・アンダーソン（市長）(議長)が参加した。トムソンは、ウィルソンを市長にする案を提出し、Tombsがそれを後押しした。全会一でウィルソンが市長となった[2][4]。
当初は、任期終了間近に、議員が他議員を市長として選出し、その殆どはsenior councillorであった。ほぼ全会一致で決まった市長は、市議会議長を兼ねた。1875年からは、法改正により、有権者投票による選出となった。(1876年12月20日にジェームズ・ギャプスが初選出[5][6][7])[8][9]
一覧[編集]
| 氏名 | 任期 | |
|---|---|---|
| 1 | ウィリアム・ウィルソン | 1868[4] |
| 2 | ジョン・アンダーソン | 1868–1869[10] |
| 3 | アンドリュー・ダンカン | 1869–1870[11] |
| 4 | ジェームズ・ジェイムソン | 1870–1871[12] |
| 5 | ヘンリー・ソーテル | 1871–1872 |
| 6 | エドワード・ブレンチェリー・ビショップ | 1872–1873 |
| 7 | マイケル・ハート | 1873–1874 |
| 8 | フレッド・ホッブズ | 1875–1876 |
| 9 | ジェームズ・ギャプス | 1876–1877 |
| 10 | ヘンリー・トムソン | 1877–1878 |
| 11 | チャールズ・トーマス・ICK | 1878–1880 |
| ジェームズ・ギャプス (2期目) | 1880–1881 | |
| 12 | ジョージ・ラデンクラウ | 1881–1883 |
| 13 | チャールズ・ハルバート | 1883–1885 |
| 14 | アーロン・エアーズ | 1885–1887[13] |
| 15 | チャールズ・ルイスソン | 1887–1889[14] |
| 16 | サミュエル・マニング | 1889–1890 |
| 17 | チャールズ・グレイ | 1890–1891 |
| 18 | ウィリアム・プルドー | 1891–1892 |
| 19 | エデン・ジョージ | 1892–1893 |
| 20 | トーマス・ギャプス | 1893–1894 |
| 21 | ウォルター・クーパー | 1894–1895 |
| 22 | ハリー・ジョセフ・ベズウィック | 1895–1896 |
| ウォルター・クーパー, (2期目) | 1896–1897[15] | |
| チャールズ・ルイスソン, (2期目) | 1897–1899[16] | |
| 23 | ウィリアム・リース | 1899–1901 |
| 24 | アーサー・ローズ | 1901–1902 |
| 25 | ヘンリー・ウィグラム | 1902–1904 |
| チャールズ・マシュー・グレイ、 (2期目) | 1904–1905 | |
| 26 | ジョン・ホール | 1906–1907 |
| 27 | ジョージPayling | 1907–1908 |
| 28 | チャールズ・アリソン | 1908–1911 |
| 29 | トミー・テイラー | 1911 |
| 30 | ジョン・ジョセフ・ドゥーガル | 1911–1912 |
| 31 | ヘンリー・ホーランド | 1912–1919 |
| 32 | ヘンリー・サッカー | 1919–1923 |
| 33 | ジェームズ・アーサー・フレッシャー | 1923–1925 |
| 34 | ジョン・アーチャー | 1925–1931 |
| ダン・サリバン | 1931–1936 | |
| 36 | ジョン・ビーン | 1936–1938 |
| 37 | ロバート・マクファーレン | 1938–1941 |
| 38 | アーネスト・アンドリュース | 1941–1950 |
| ロバート・マクファーレン、(2期目) | 1950–1958 | |
| 39 | ジョージ・マニング | 1958–1968 |
| 40 | ロンGuthrey | 1968–1971 |
| 41 | ネビル・ピカリング | 1971–1974 |
| 42 | ハミッシュ・ヘイ | 1974–1989[17] |
| 43 | ヴィッキー・バック | 1989–1998 |
| 44 | ギャリー・ムーア | 1998–2007 |
| 45 | ボブ・パーカー | 2007–2013 |
| 46 | リアン・ディエル | 2013 – present |
副市長一覧[編集]
1917年に副市長の位置は設立された。[1]
| Mayor | Term (mayor) | Deputy-Mayor | Term (deputy) | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 31 | ヘンリー・ホランド | 1912–1919 | 1 | アルフレッド・ウィリアムズ[1] | 1917–1919 |
| 32 | ヘンリー・サッカー | 1919–1923 | 2 | ジョン・ビーンランド[1] | 1919–1921 |
| 3 | ジェームズ・アーサー・フレッシャー[1] | 1921–1923 | |||
| 33 | ジェームズ・アーサー・フレッシャー | 1923–1925 | 4 | アルノー・マッケラー[1][18] | 1923–1925 |
| 34 | Rev John Archer | 1925–1931 | 5 | チャールズPhipp・Agar[1][18] | 1925–1927 |
| 6 | ダン・サリバン[1] | 1927–1929 | |||
| 7 | ヘンリー・サッカー[1] | 1929–1931 | |||
| 35 | Dan Sullivan | 1931–1936 | 8 | ジョン・アーチャー[1] | 1931–1935 |
| ジョン・ビーンランド, (2期目)[1] | 1935–1936 | ||||
| 36 | John Beanland | 1936–1938 | 9 | アーネスト・アンドリュース[1] | 1936–1938 |
| 37 | ロバート・マクファーレン | 1938–1941 | 10 | ジョン・セプティマス・バーネット[1][19] | 1938–1941 |
| 38 | Ernest Andrews | 1941–1950 | 11 | メルヴィル・ライオンズ[1] | 1941–1947 |
| 12 | ジェームズ（ジム）ニール・クラーク[1][20][21] | 1947–1950 | |||
| ロバート・マクファーレン | 1950–1958 | 13 | ジョージ・マニング[1] | 1950–1958 | |
| 39 | ジョージ・マニング | 1958–1968 | 14 | レスリー・ジョージ・アモス[1][22] | 1958–1959 |
| 15 | ハロルド・スミス[1][23] | 1959–1971 | |||
| 40 | ロン・Guthrey | 1968–1971 | |||
| 41 | ネヴィル・ピカリング | 1971–1974 | 16 | ロバート・マクファーレン[1] | 1971–1974 |
| 42 | ハミッシュ・ヘイ | 1974–1989 | 17 | ピーターSkellerup[1][24] | 1974–1980 |
| 18 | レックス・レスター[1][25] | 1980–1983 | |||
| 19 | Maurice Carter[1][26] | 1983–1989 | |||
| 43 | ヴィッキー・バック | 1989–1998 | 20 | モーガン・フェイヒー[1] | 1989–1998 |
| 44 | ギャリー・ムーア | 1998–2007 | 21 | レスリー・キースト[1] | 1998–2004 |
| 22 | キャロル・エヴァンス[1] | 2005–2007 | |||
| 45 | ボブ・パーカー | 2007–2013 | 23 | ノーム・ウィザーズ[27] | 2008–2010 |
| 24 | Ngaire・ボタン[28] | 2011–2013 | |||
| 46 | リアン・ディエル | 2013 – present | 25 | ヴィッキー・バック | 2013 – 現在 |
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y “Chairmen and mayors”. Christchurch: Christchurch City Council. 2010年2月10日閲覧。
- ^ a b “Ex Mayors”. The Cyclopedia of New Zealand (Canterbury Provincial District). Christchurch: Cyclopedia Company Limited. (1903) 2010年3月16日閲覧。
- ^ “Christchurch City Council”. The Press XV (1993): p. 1. (1869年9月4日) 2013年10月29日閲覧。
- ^ a b “Christchurch”. The Star (24): p. 2. (1868年6月10日) 2010年3月22日閲覧。
- ^ “To the Electors of the City of Christchurch”. The Star (2713): p. 2. (1876年12月8日) 2013年4月13日閲覧。
- ^ “Christchurch City Council”. The Press XXVI (3516): p. 4. (1876年12月12日) 2013年4月13日閲覧。
- ^ “Christchurch”. The Star (2724): p. 2. (1876年12月21日) 2013年4月13日閲覧。
- ^ “Municipal Corporations Acts Amendment Act 1875”. オークランド大学 (1875年10月21日). 2013年4月20日閲覧。
- ^ “Election Notices”. The Press XXIV (3201): p. 1. (1875年12月3日) 2013年4月20日閲覧。
- ^ “Election of Mayors”. The Star (186): p. 3. (1868年12月16日) 2010年3月22日閲覧。
- ^ “Local and General”. The Star (493): p. 2. (1869年12月15日) 2010年3月31日閲覧。
- ^ “Local and General”. The Star (803): p. 2. (1870年12月21日) 2010年3月31日閲覧。
- ^ “Mayoral Installations”. The Star (6115): p. 3. (1887年12月21日) 2011年11月5日閲覧。
- ^ “Latest Locals”. The Star (6731): p. 3. (1889年12月20日) 2011年11月5日閲覧。
- ^ “Mayoral Installations”. The Star (6053): p. 3. (1897年12月15日) 2011年11月6日閲覧。
- ^ “Mayoral Installation”. The Star (6673): p. 3. (1899年12月20日) 2011年11月6日閲覧。
- ^ “Former Christchurch mayor dies”. ニュージーランド・ヘラルド. (2008年9月8日) 2010年5月21日閲覧。
- ^ a b “Election Notices”. The Press LV (16506): p. 10. (1919年4月25日) 2013年10月24日閲覧。
- ^ “Mr. J. S. Barnett”. The Evening Post CXXXIX (138): p. 8. (1945年6月13日) 2013年10月24日閲覧。
- ^ “Sportsman Jim”. New Zealand Truth (1206): p. 6. (1929年1月10日) 2013年10月25日閲覧。
- ^ “More Candidates”. The Evening Post CXXXVI (31): p. 6. (1943年8月5日) 2013年10月25日閲覧。
- ^ Harper, Margaret (2013年10月4日). “Christchurch Street Names A”. クライストチャーチ市図書館. p. 38. 2013年10月25日閲覧。
- ^ Hay 1989, p. 49.
- ^ Hay 1989, p. 62.
- ^ Hay 1989, p. 92.
- ^ Crean, Mike (2011年5月10日). “Maurice Carter leaves behind immense legacy”. The Press 2013年10月24日閲覧。
- ^ “Withers elected as Parker's deputy”. The Press. (2007年10月25日) 2013年10月24日閲覧。
- ^ “Ngaire Button”. Local Government Online Limited. 2013年10月24日閲覧。
参考文献[編集]
- Hay, Hamish (1989). Hay Days. Christchurch: Caxton Press. ISBN 0908563310