クヌーズ3世 (デンマーク王)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クヌーズ3世(Canute III, 1129年 - 1157年8月9日)は、デンマーク王(在位:1146年 - 1157年)。父はデンマーク王ニルスの息子でスウェーデン王マグヌス1世、母はポーランド王ボレスワフ3世の娘リクザ。数字表記はクヌーズ5世ともされるが、歴代デンマーク王の数え方によって異なる。
又従兄に当たるデンマーク王エーリク3世が退位するとユトランド半島の貴族に擁立されるが、エーリク3世の従弟のスヴェン3世もシェラン島で即位、内戦が勃発した。翌1147年にシェラン島を攻撃したが失敗して一旦和睦、ヴェンド十字軍に参戦したが、解散すると再度対立、1150年に敗北してドイツへ亡命した。1152年にドイツ王フリードリヒ1世に忠誠を誓い、スヴェン3世の共同統治者となった。
1154年、シュレースヴィヒ公ヴァルデマー(エーリク3世の従弟、後のヴァルデマー1世)と同盟を結び、スヴェン3世を追放した。1157年に和睦が成立、クヌーズ3世はシェラン島とフュン島を治めることに決まったが、8月9日にロスキレで開かれた祝宴でスヴェン3世の刺客に暗殺された。ヴァルデマー1世はユトランド半島へ逃げ延び、グラーテ・ヘーゼの戦いでスヴェン3世を討ち取ってデンマークの内乱を終結させた。異父妹ソフィアは同年にヴァルデマー1世と結婚した。
[編集] 子女
1156年にスウェーデン王スヴェンケル1世の娘ヘレナと結婚したが、子供はいない。但し、7人の庶子がいる。
- ニルス(1150年 - 1180年)
- クヌーズ
- ヴァルデマー(1157年/1158年 - 1235年/1236年) - シュレースヴィヒ司教、ブレーメン大司教
- ブリジット - ザクセン公ベルンハルト3世と結婚
- ヒルデガルト - リューゲン侯ヤロミール1世と結婚
- イングリッド - ポメラニア公カジミール2世と結婚
- 娘 - シュラーヴェ領主ボレスワフ3世と結婚
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||