クェス・パラヤ
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クェス・パラヤ (Quess Paraya)(U.C.0080~0093) は、アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する架空の人物。ネオ・ジオンの正式なパイロットではない。(声:川村万梨阿(逆襲のシャア、閃光のハサウェイ(ゲーム))、カセット文庫版『ベルトーチカ・チルドレン』では荘真由美)
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
地球連邦軍参謀次官アデナウアー・パラヤの娘で、地球生まれの地球育ち。高官の娘であり、父が家庭を顧みず甘やかして育ったため、自己中心的で天真爛漫な性格である。また感受性が強く、感じ取った事や喜怒哀楽を場もわきまえずストレートに表現する事があるため、行く先々でトラブルを起こす。家庭内の不和により家出し、インドのクリスティーナという女性のもとでニュータイプになるための修行をしていたが、宇宙世紀0093年の第二次ネオ・ジオン抗争の始まった頃に、父の依頼を受けた警察によって連れ戻される。その後アムロ・レイやハサウェイ・ノアと出会い、ハサウェイとは親友のような関係になり、アムロに惹かれ始める。
しかしアムロとチェーン・アギの仲を察し、チェーンにアムロとの縁を断ち切るよう突っかかるようになる。そしてロンデニオンでシャア・アズナブルと出会い、アムロとシャアが格闘するのを眼にする。シャアにつかみかかるアムロを妨げ、シャアに誘われたクェスは、チェーンへの嫉妬も手伝ってそれに応じ、ネオ・ジオン側に身を寄せる事となる。
その後ニュータイプ研究所の訓練を幾度か受けただけでファンネルを操ってみせ、その非凡な才能を見せた。ニュータイプ研究所の所長ナナイ・ミゲルに対しても、シャアとの仲のため反抗的な態度をとっており、クェスの才能に惚れたギュネイ・ガスのアプローチも全く相手にしなかった。
クェスは、アデナウアーには感じられなかった父性をシャアに感じ強く慕うようになる。シャアも、その能力と、初めてララァ・スンに出会った頃と同じ年頃の少女であった事から、ララァの面影をクェスに重ねあわせて傍に置いていたのだが、シャアはそのクェスを結果的に手駒に利用していただけであった。
優れたニュータイプの素質がネオ・ジオンの技術でさらに高められたことにより、ニュータイプ専用機ヤクト・ドーガやα・アジールの性能をフルに解放し、連邦軍に対して次々と戦果を挙げていくが、ギュネイと2人掛りでもνガンダムを駆るアムロには全く歯が立たなかった。やがて戦場でハサウェイと再会し、その説得に心を開きかけるが、事情を知らないチェーンの攻撃によって死亡する。(小説版では、同じく、ハサウェイはジェガンに搭乗して戦場に出るが、シャアのナイチンゲールに向けて撃ったつもりのビームライフル(角川カセット文庫版ではハイパーバズーカ)がα・アジールに直撃し、ハサウェイ自身がクェスを殺してしまう。)この時のクェスは「どきなさい!」叫び、α・アジールでハサウェイのジェガンを振り払ってハサウェイを助けるが、この行動は、クェスがハサウェイをただ払い除けただけとも、チェーンの攻撃に巻き込むまいとハサウェイを庇ったとも受け取れるが、このあたりは明確ではない。いずれも、その結果ハサウェイはチェーンを殺害してしまい、結局彼女(クェス)を助け出す事は出来ずに終わった・・・・。
[編集] 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
10年以上たった本編においてもハサウェイの夢の中に現れ、ハサウェイがその手にかけた事を責め続ける。夢の中の彼女は死んでもなおシャアの元へ行ったらしいが、アムロの夢に現れ彼を煩ませたララァ同様、彼女がハサウェイの罪悪感が生み出した幻影か、それともクェスの意識そのものかは定かではない。ハサウェイもまた、そのクェスに対し「シャア・アズナブルを愛した女の出来損ない」と怒りをぶつけている。
[編集] GUNDAM EVOLVE
ガンダムの生みの親である富野由悠季が、『逆襲のシャア』のストーリーを新たに書き下ろした作品である。“映画版にのっとる必要はない”とのコンセプトで作られており、新たな解釈で描かれている。オールCGアニメ作品である『GUNDAM EVOLVE』で唯一、CGとセル画を融合させた作品となっている。
ジェガンに乗ったハサウェイから、何らかの衝撃的なことを言われ、クェスが衝動的にバルカン砲で彼を撃墜してしまうところから物語は始まる。それを感知したアムロがνガンダムを駆り、優しく、厳しく諭すという内容で、2機の交戦中に2人はハサウェイがまだ死んでいないことを知り、クェスが彼を救いに行くところで話が終わる。
雑誌「ガンダムエース」2003年10月号にて、本作のクェス視点で描いた北爪宏幸と増尾隆幸による読み切り短編漫画『EVOLVE5 FILP SIDE』が掲載された。
[編集] ゲーム
サンライズワールドウォー from サンライズ英雄譚では、本編の第3話で死亡したと思われたが、第4話の前編でα・アジールだけが破壊され脱出ポットは無事で生きていた。「機甲世紀Gブレイカー」のカンジ・アカツキ、「機甲戦記ドラグナー」のドラグナー隊に寄り救出され、自軍に加わる。話が進んで彼女は成長するが、本編の10話で「THE ビッグオー」の舞台である、パラダイムシティでシャアと再会し、サザビーの脱出ポットでゲートが開き再び宇宙へ上がる。本編の第12話でカンジ達がピンチの時にネオ・ジオン艦隊が現れ、クェスはネオ・ジオンの服に着替え再び地上に降りてきた。そして、本編の第3話にクェスが死んだと思い行方不明となったハサウェイと再会を果たしカンジ達の艦に一諸に戻ろうとするが、彼女はレウルーラに戻っていった。
[編集] ドラマCD
サンライズラヂオのドラマCD『サンライズワールド~オープン前夜、キャラ大混乱!!~』に登場。全体的にパロディ仕立てになっており、第3話ではサンライズラヂオの当時のパーソナリティがクェスのパーティを台無しにし「依里ちゃん、あなたのせいなのね!どうしてくれるのこの有り様!!」と怒っている。また、第7話のサンライズキャラクターのロボット対決では、α・アジールに乗り込み『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュ(乗るのはゴッドガンダム)と対決している。

