クイーン (Queen、♕♛) はチェスの駒の一種。王妃(もしくは大臣、将軍)を表し、王冠 (tiara) の形をしている。
初期配置で白黒各1個しかなく、チェスの駒のセットには白黒各1個しかないことが多いが、最強の駒であることから、ポーンが昇格すると大抵の場合クイーンに成る。そこでポーンの昇格に対応できるよう、別に予備のクイーンが各1個付いており、合計各2個クイーンが入っている駒のセットもある。
初期配置 [編集]
白クイーンはd1、黒クイーンはd8に配置する。
- クイーンは棋譜上では Q で表される。
- 日本チェス協会 (JCA) では、「クイーン」と「クイン」を併用している。
基本的な駒の動き [編集]
- 動きの基本
- 縦・横・斜めのすべての方向の、任意のマス(どこでも好きなマス)に移動できる。
- 図1 : 移動できるマスに敵の駒がある場合、その駒を取る事ができる。
- 取った後は、その駒があったマスに移動する。
- 図2 : 味方の駒のいるマスには移動できない。
- 図3 : (敵味方に関係なく)他の駒を飛び越える事はできない。
クイーンの価値 [編集]
- チェスの駒6種類のうち最強であり、キングを除いた駒のうち最も価値が高い。
| |
キング |
クイーン |
ルーク |
ビショップ |
ナイト |
ポーン |
| 駒の価値 |
∞(無限大) |
9 |
5 |
3 |
3 |
1 |
- この評価は一般的なものであり、絶対的なものではない。チェスの局面によって駒の価値は変動する。
- クイーンは、ルークとともに「大駒」[1]とされている。
注釈 [編集]
- ^ 英語ではメジャー・ピース (major piece) 、またはヘビー・ピース (heavy piece) となる。
関連項目 [編集]