クアンティック・ドリーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
クアンティック・ドリーム
Quantic Dream
種類 株式会社
本社所在地 フランスの旗 フランス, パリ
設立 1997年
業種 その他製品
代表者 デイヴィッド・ケイジ, (創立者)
キヨーム・デ・フォンダミア, (COO)
従業員数 180名
外部リンク www.quanticdream.com
テンプレートを表示

クアンティック・ドリーム (Quantic Dream)はパリに拠点を置く1997年に設立されたフランスゲーム制作会社である。[1] 映画やゲームのモーションキャプチャも引き受けている。

歴史[編集]

1999年にPCドリームキャスト用ソフトOmikron: The Nomad Soulを第一作目として開発。このゲームの音楽はデヴィッド・ボウイが担当している。その後Quarkというゲームを開発していたが後にキャンセルされた。2002年にファーレンハイト(北米版タイトルは Indigo Prophecy)の開発に着手し始める。このゲームでは、プレイヤーの選択によって様々なストーリーが楽しめるインタラクティブシネマ技術が取り入れられた。

ファーレンハイトは発売前から世界的に高い評価を受け[2] クアンティック・ドリーム公式サイトによると80万本を売り上げた。2005年にはPS3用ソフトHEAVY RAIN 心の軋むときOmikron 2の開発を発表。Heavy Rainは2006年に行われたE3で発表したデモ映像で鮮明なグラフィックなどが高い評価を呼び[3] 2010年に発売された後200万本の売り上げを記録した。[4]

Heavy Rainが3タイトルを獲得した英国アカデミー賞BAFTAのビデオゲームアワードで、ケイジは「ゲームは同じものを求めてきた。強さを持った悪に対抗する主人公像は、ゲームの中ではごく一部にしか過ぎない。他に存在する様々な物語、感情は画期的な材料になりつつあり、我々は今後これらを取り入れることが出来るだろう。」とコメントしている。

今後のプロジェクト[編集]

Heavy Rainのダウンロードコンテンツが配信されたが、デイヴィッド・ケイジはHeavy Rain 2 の開発は予定していないと明言した。クアンティック・ドリームは現在2つのプロジェクトに取り掛かっており[5] 、ケイジによると、次のゲームはシリアルキラーではなく感情に焦点を当てた作品になるという。[6]

2011年8月、SCEEがInfraworldを商標登録し、クアンティック・ドリームの次回作との噂も出た。Infraworldはクアンティック・ドリームでの開発が2006年に中止されており、Heavy Rainにこのタイトルを使ったイースターエッグが発見されている(Quantic Dreamのロゴが書かれたInfraworldのポスターがゲーム内で確認できる)。

2012年3月7日、ショートムービー"Kara"が発表され、モーションキャプチャを用いた新しいゲームエンジンをPS3上で動かせてみせた。ムービーでは、考えるという思考を発見してしまった最新型アンドロイドと、その彼女の思考に対するオペレーターの葛藤が描かれている。[7] ムービーは1年以上前新エンジンが開発され始めた際に作られており、新エンジンは開発段階だが機能は50%ほど向上したという。


主なゲームソフト一覧[編集]

タイトル 発売時期 プラットフォーム
Omikron: The Nomad Soul 1999 Windows
2000 ドリームキャスト
ファーレンハイト 2005 Windows, プレイステーション2, Xbox
2007 Xbox 360
HEAVY RAIN 心の軋むとき 2010 プレイステーション3
BEYOND: Two Souls 2013 [8] プレイステーション3

脚注・出典[編集]

外部リンク[編集]