ギベオン隕石

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ギベオン隕石
ギベオン隕石の画像
ウィントフックのポストストリートモールにあるギベオン隕石
種類 鉄隕石
IVA
構造的分類 細粒オクタヘドライト
成分 Fe91,8%、Ni7,7%、Co0,5%、P0,04%、 Ir2,4 ppm、Ga1,97 ppm、Ge0,111 ppm
発見国 ナミビアの旗 ナミビア
発見場所 ナマクアランドハルダプ州
座標 南緯25度20分 東経18度00分 / 南緯25.333度 東経18.000度 / -25.333; 18.000座標: 南緯25度20分 東経18度00分 / 南緯25.333度 東経18.000度 / -25.333; 18.000
落下観測 観測されず
落下日 約4億5千万年前
発見日 1838年
総回収量(TKW) 26000Kg
ギベオン隕石のウィドマンシュテッテン構造
Widmanstätten pattern kevinzim.jpg
プロジェクト:地球科学Portal:地球科学
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ギベオン隕石(ギベオンいんせき、Gibeon meteorite)は現在のナミビアハルダプ州で発見された鉄隕石である。ギボン隕石とも。約4億5千万年前に地球に落下したと考えられている。

隕石は現地人により、槍などの武器を作るのに使用されていた。ヨーロッパ人によって最初の破片が発見されたのは1836年で、イギリス人のJ. E. アレクサンダーによってグレートフィッシュ川で採集されてロンドンに送られ、ジョン・ハーシェルによって隕石であることが確認された。

隕石は大気中に突入したときに爆発し、数千の破片が390 x 120 kmの範囲に落下したとされる。トータルで26000kgの破片が回収されている。IV A型のファイン・オクタヘドライトに分類される。化学成分は91.8%、ニッケル7.7%、コバルト0.5%、リン0.04%、ガリウム1.97 ppm、ゲルマニウム0.111 ppm、イリジウム2.4 ppmなどである。

細かい網目状のウィドマンシュテッテン構造をもち、装飾品としても流通している。

関連項目[編集]