ギブソン・ファイヤーバード

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ギブソン・ファイヤーバード
Gibson Firebird
Firebirdv2008.jpg
メーカー/ブランド ギブソン
製造時期 1963年-
構造
ボディタイプ ソリッド
スケール長 628mm
フレット 22
ネックジョイント スルーネック(リバースタイプ)、セットネック(ノンリバースタイプ)
材質
ボディ マホガニー
ネック マホガニー
フィンガーボード ローズウッド
ナット 牛骨
ハードウェア
ペグ ミニ・グローバー(リバースタイプ)、6連クルーソン(ノンリバースタイプ)
電気系統
ピックアップ ミニ・ハムバッカー、P-90
コントロール 2ボリューム、2トーン、3WAYトグルピックアップセレクタースイッチまたはスライド式ピックアップセレクタースイッチ
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ギブソン・ファイヤーバード (Gibson Firebird) は、1963年に発表されたギブソン社のエレクトリックギター

目次

歴史[編集]

1960年代、ギブソン社は1950年代後半に発売したフライングVエクスプローラーの失敗、さらにライバル会社であるフェンダー社の躍進に焦りを感じていた。そこで、ギブソンはフェンダーに対抗するための新型ギターの開発を開始する。これが一般的なファイヤーバードモデルであるが、後述するノンリバースモデルと区別するために「リバースモデル」と呼ばれることがある。

デザインをカーデザイナーであるレイモンド・ディートリックが担当した。エクスプローラーをモチーフとしながらも、優美なボディ曲線が特徴的である。また、これのエレクトリックベース版モデルとしてはサンダーバードがある。

1965年に大幅なモデルチェンジが行われ、左右を反転させたようなデザインに全面的に切り替えられた。この「ノン・リバース」と呼ばれるモデルでは、ネックの接合方法がスルーネックからセットネックに変更されたほか、ピックガードが大型化されて、各モデル共通のボディ(リバースモデルでは、ピックアップのレイアウトによってボディ加工を変えている)となったことで、コストダウンが図られたが、フェンダーの市場を崩すほどの売上は確保できず、ファイヤーバードは69年に製造中止となる。しかしその後、オリジナルのリバースモデル復刻を望む市場の声に応えて何度か再製造され、結果としてギブソン社の代表的なモデルの一つとなった。

ファイヤーバードは、主にブルース系のギタリストに使用され、ジョニー・ウィンターもファイヤーバード再熱の火付け役になってから、エアロスミスジョー・ペリーオアシスゲム・アーチャークレイジーケンバンドの小野瀬雅生が使用している。「疾風伝説 特攻の拓」の天羽セロニアス時貞の愛機としても有名である。ノン・リバースは、製造本数が少ないこともあり、使用しているミュージシャンは多くないが、クラレンス"ゲイトマウス"ブラウンやオアシスのノエル・ギャラガーなどがいる。

特徴[編集]

リバースモデルは、ギブソン社としては初のスルーネックを採用したソリッドボディエレキギターで、それを主張するためかボディはセンターピースが一段厚くなっている独特の造形となっている。ネックはマホガニーとウォルナットの9ピース構造になっている。1965年末にモデルチェンジをし、形を全く逆にした『ノンリバース』になる。また、このときのモデルチェンジでスルーネックは廃止されセットネックになり、パーツの仕様も大きく変化した。自動車デザイナーによるデザインのためかボディバランスが悪く、ストラップで下げていると、ヘッド側が下がってしまう。また、トレモロユニット使用時のチューニングの狂いを極力減らすため、同社の他モデルよりヘッド角度が浅く、フェンダー社製のギターのヘッドに見られるような、「ストレート・プル・デザイン」を採用している。

リバースモデルの多くには、ピックアップには前後共にミニ・ハムバッカーを搭載、これは他のギブソン製に多く用いられるハムバッカーよりもシャープな音質を持っている。 一方、ノンリバースモデルの多くには、ギブソン社の代表的なピックアップP-90が採用され、高音域が特徴的なリバースモデルの音とは異なり、低音も効いた太い音が特徴となっている。

また、ピックアップが2つ以上装備されたモデルでは、コントロールはレスポールなどと同じ2ボリューム、2トーン、ピックアップセレクタースイッチとなっている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]