ギターウルフ(GuitarWolf)は、1987年に結成された日本のスリーピース・ロックバンド。ロック、ガレージロック、パンク・ロックからの影響を濃く見受けられる楽曲を展開する。所属レコード会社はキューンレコード。
[編集] 概要
ビリー存命時は、作詞作曲のほとんどをセイジが担当していたが、一部の楽曲はビリーが作詞しボーカルを務めていた。UG加入後は、作詞作曲、ボーカル全てをセイジが担当している。詳細は後述のメンバーの節を参照のこと。
トレードマークは革ジャン、皮パン、サングラス。彼らのパフォーマンスや、メンバーのセイジが多大な影響を受けた人物の1人、ジョーン・ジェット(元ランナウェイズ)にちなんで、自らの音楽を「ジェット・ロックンロール」と呼ぶこともある。ラモーンズを敬愛しており、ライブ前には、ラモーンズの曲がよく流されている。
曲のスタイルはアルバムによって微妙にタッチは異なるが、一貫して3コードを基本としたシンプルな楽曲を展開。レコーディングは一斉録り(全員で一緒に演奏して、録音する方法)、一発録り以外はしない。セイジはレコーディング中でも、アンプからジャンプするなど、音よりもその場のエネルギーもまとめて収録したい、という思いがある。その姿勢はライブでも顕著に表れており、アンプは大音量を流し、曲の大半はCDよりさらに速く、粗くなる。客の頭の上に仁王立ちしながら演奏したり、ギターの弦が切れても気にせず飛び跳ね回るなど、過激なライブパフォーマンスを展開、圧倒的な熱量を放つロックンロールのアグレッションを常に全力で表現している。
日本よりも海外でのリリースが早かったためか、アメリカやヨーロッパでは日本国内よりも人気が高い。だが、アルバム『DEAD ROCK』リリース時には、紙媒体でのインタビュー等、プロモーション活動も行っている。
[編集] メンバー
メンバーは担当楽器によって、「ギターウルフ」「ベースウルフ」「ドラムウルフ」と呼ばれることもある。
セイジ(1963年9月22日 - )
UG(1985年7月14日 - )
トオル(1969年8月29日 - )
[編集] 旧メンバー
ビリー(本名: 関口 秀明、1967年1月8日 - 2005年3月31日)
ベース、ボーカル担当。2005年3月31日心不全により急逝。享年38。
[編集] 来歴
1994年、アメリカにてアルバム『WOLF ROCK』でCDデビュー。日本国内では、1997年にアルバム『狼惑星』でメジャーデビュー。
長らく、3人での活動が続いていたが、2005年3月31日未明にビリーが心不全により急逝。ベスト・アルバムをリリースした後、同年9月、ギターウルフのファンであったUG(ユージ)が加入。UGは楽器経験者ではなく、ヒップホップを好み、ロックはギターウルフしか聴いたことがなかったという。セイジは抜擢の理由について、「UGが入ることによって予想できない新たな爆発を生み出したかった」といった旨の発言をしている。
2000年に入ってから海外進出を果たすバンドも増える中、ギターウルフは早い段階で海外進出を果たしており、少年ナイフと並んで北米で最も注目を受ける日本のバンドと言える。[要出典]それを物語るエピソードとしては、2004年リリースのトリビュート・アルバムの、ジム・オルークやダイナソーJr.のJ・マスシス(因みにソニック・ユース同様前座のオファーを断られた過去がある)の参加や、2006年12月4日には、アコースティック公演を終えたフー・ファイターズのメンバーがギターウルフの新宿ロフトでのライブがあると聞きつけ、急遽メンバー全員で駆けつけるという出来事が挙げられる。[要出典]
[編集] 出演
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- SOMETHIN' ELSE(1994年)
- SOMETHIN' ELSE/RED ROCKABILLY
- MISSILE ME(1996年)
- MISSILE ME/LET'S GET HURT
- 環七フィーバー(1997年)
- 環七フィーバー/ミッドナイト バイオレンス ロックンロール/Brand New Cadillac/土曜の夜はロックンロール
- BAD REPUTATION(1997年)
- BAD REPUTATION/REBEL KIND
- KAWASAKI ZII 750 ROCK'N'ROLL(1997年)
- KAWASAKI ZII 750 ROCK'N'ROLL/MIDNIGHT VIOLENCE ROCK'N'ROLL
- カミナリ ワン(1998年4月1日)
- キャプテンギター/カミナリワン/モーターサイクルBABY/SLOW DOWN
- ロックで殺せ!(1999年8月21日)
- ロックで殺せ!/星空ジェット/ジェット ブルース/サンダースギター
- God・Speed・You!!(2000年1月19日)
- God Speed You!!/サタデイキッヅ/KING CREOLE/アイスキャンディ
- アイ・ラヴ・ユー、OK(2001年4月11日)
- アイ・ラヴ・ユー、OK/憎いあの娘/ヘイ タクシー
- ウルトラ・クロス VOL.1(2006年5月31日) - Lightning Boltとのスプリットシングル
- レッドシチュエーション/ケンカロック/powwowwee/planet of the Lightning Bolt
- ウルトラ・クロス VOL.2(2006年8月9日) - ストラグル・フォー・プライドとのスプリットシングル
- SEXナポレオン/東京ゾンビ/HERE COMES THE NIGHT/SOMETHING STUPID
- ウルトラ・クロス VOL.3(2006年12月27日)) - DJ BAKUとのスプリットシングル
- 高校生アクション/池袋タイガー/92 skream feat.YOUHEI/92 Experimental Guitar Wolf
[編集] アルバム
[編集] ビデオ/DVD
- ギターウルフvsサンフランシスコウルフ(1995年6月)
- TEENAGE LOBOTOMY/SHE SAID YEAH/オールナイトでぶっとばせ!!/サマータイムブルース/BABY LET GO/マシンガンギター/KICK OUT THE JAMS/RUMBLE
- 狼ヒーロー(1999年4月1日)
- Invader Ace/All Through The Night Buttobase!/Kaminari One/Can nana Fever/Jet Generation/U.S.Live!
- レッドアイドル(2002年12月4日)
- ジェット・ジェネレーション/オールナイトでぶっとばせ!!/God Speed You/冷蔵庫ゼロ/星空ジェット/UFOロマンティクス/SUMMERTIME BLUES/ロックで殺せ!/アイ・ラブ・ユー、OK/UFOロマンティクス/イナズマのメロディ/島根スリム/メンバーインタビュー&ジェットフレンズメッセージ
- LIVE AT 世界→オオカミライジング(2005年7月27日)
- ラブロック/ジェット13/ジェット ジェネレーション/レッドロカビリー/サマータイムブルース/オールナイトでぶっとばせ!!/ワイルド ゼロ/環七フィーバー/火星ツイスト/ミサイルミー/フジヤマ アタック/インベーダーエース/ジェット・ビア/JETT LOVE/KICK OUT THE JAMS/RUMBLE/涙のタイムマシン/爆音ブラッド/アイ・ラヴ・ユー,OK
- GuitarWolf 69 COMEBACK SPECIAL at 日比谷野外大音楽堂 2009.4.4(2009年7月22日)
- ジェットジェネレーション /ミサイルミー/フジヤマアタック/オールナイトでぶっとばせ /ケンカロック/DEAD ROCK/星空ジェット/UFOロマンティクス/金星ドライブ/光のベイベー/ワイルドゼロ/インベーダーエース/火星ツイスト/池袋タイガー/マシンガンギター/Kick Out The Jams /Rumble /レッドロカビリー/環七フィーバー /高校生アクション /爆音ブラッド /アイ・ラブ・ユー, OK
[編集] その他
- オムニバス『JOURNEY TO THE MAD BRAIN』(1991年10月)
- オムニバス『TVVA』(1992年12月)
- コンピレーションアルバム『BPR5000 BURST TRACKS』(2003年3月)
- トリビュート・アルバム『I LOVE GUITAR WOLF very much』(2004年6月23日)
[編集] 映画
- WILD ZERO(1999年公開)
- ギターウルフに憧れる青年を助けるべく、ギターウルフがゾンビやUFOと戦う。タイトルはアルバム「狼惑星」に収録の「ワイルド ゼロ」から。同曲は作品内でのBGMやライブシーンで聞くことができる。キャッチコピーは99年度日本映画最大火薬量&最大爆音量。監督・竹内鉄郎、主演・ギターウルフ。
[編集] 外部リンク