キラーアプリケーション
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キラーアプリケーションとは、あるプラットフォーム(ハードウェアあるいはサービスなど)が普及するきっかけとなったアプリケーションソフトウェアのことである。
特に商品となっているアプリケーションソフトウェアである場合にはキラータイトル、アプリケーションソフトウェアではなくコンテンツの場合にはキラーコンテンツ、また当該プラットフォームがコンシューマーゲームハードウェアである場合にはキラーソフトとも呼ばれる。
実際にはプラットフォームの普及に寄与していない場合であっても、高い評価を得ていたり単に販売実績が高かったりする場合に用いられることがある。
[編集] 背景
新しいプラットフォームの導入を検討する場合には、
- 購入費用がかかる
- 使い慣れていない
- 既に同様のプラットフォームを導入している
等の難点(スイッチングコスト)がある。これらの難点は、新しいプラットフォームの普及を妨げる大きな要因となる。特に類似のプラットフォームが既に普及している場合には、新しいプラットフォームを導入する利点よりも難点の方が大きくなりがちであるため、後発のプラットフォームは不利になる。
それでも多くの顧客が「それら難点があってもなお後発のプラットフォームを導入したい」と思わせるほどの利点を提供する(=魅力がある)場合には後発のプラットフォームが普及することになる。
この利点が一つのアプリケーション(やコンテンツ)により提供され且つ、プラットフォーム自身が具備するものではない場合に、その利点となったアプリケーションがキラーアプリケーションと呼ばれる。
キラーアプリケーション開発会社はその後、他のプラットフォームでも利用できるように移植する場合が多い。しかし契約上の問題や、プラットフォーム固有の機能やサービスを利用している等の問題により移植されない場合もある。
[編集] 簡単な例示
- Apple II における、VisiCalc
- 初代IBM PCにおける、Lotus 1-2-3
- Macintoshにおける、QuarkXPressやPhotoshop
- 現在では両ソフトともWindowsに移植されているが、過去にはMacintosh版しか存在しなかったため(まともなカラーマネジメントがMacintoshにしかなかったという理由もある)DTP業界ではMacintoshが必須だった時期がある。
- 初期のWorld Wide Webサービスにおける、ウェブブラウザのNCSA Mosaic(→ウェブブラウザ#歴史)
- (特に日本市場での)パーソナルコンピュータにおける、一太郎およびMicrosoft Windows 95

