キランソウ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
キランソウ属
Ajuga reptans2.jpg
セイヨウジュウニヒトエ(Ajuga reptans
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
: キランソウ属 Ajuga
  • 本文参照

キランソウ属(-ぞく)とは、シソ科の属の一つ。世界中の熱帯~温帯地域に約50種が分布する。

ラテン名のアジュガAjuga)で呼ばれることも多い。但し、アジュガをセイヨウジュウニヒトエの意味で用いることもある。

[編集] 主な種

  • キランソウAjuga decumbens
本州、四国、九州の草原などに分布する。地面に平たく這い蹲ったような植物で、葉をロゼット上に出し、匍匐枝を横に伸ばす。春に青紫色の花を咲かせる。開花期の全草は筋骨草(きんこつそう)という生薬である。高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止めなどに効果があるとされるが、民間薬的なものである。別名をジゴクノカマノフタというが、これは「病気を治して地獄の釜にふたをする」ということからである。
  • ジュウニヒトエA. nipponensis
本州、四国の山地に分布する。キランソウに似るが、茎は立ち上がり、花は穂状に着く。春に白に近いうすい紫色の花を咲かせる。
  • セイヨウジュウニヒトエA. reptans
ヨーロッパ原産。よく花壇などで栽培されているが、丈夫な植物で半野性化していることもある。春に紫色の花を咲かせる。別名はツルジュウニヒトエヨウシュジュウニヒトエセイヨウキランソウ。花壇に植えられているキランソウ、ジュウニヒトエといわれているものは、ほとんどは実際は本種である。
  • ヒメキランソウA. pygmaea
  • カイジンドウA. ciliata var. villosior
  • ヒイラギソウA. incisa
  • ニシキゴロモA. yezoensis
  • オウギカズラ(A. japonica)
  • ツルカコソウ(A. shikotanensis)

自然雑種も知られており、ジュウニヒトエとキランソウの雑種をジュウニキランソウ(A. ×mixta Makino)という。

[編集] ギャラリー

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語