キヤノン AE-1

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キヤノン AE-1

キヤノンAE-1は、キヤノンから発売された自動露出マニュアルフォーカス一眼レフカメラである。

概要[編集]

  • 1976年に発売された世界初となるマイクロコンピュータテキサス・インスツルメンツ社製4ビットCPU)を内蔵したAE一眼レフカメラである。AEとはAutomatic Exposure、すなわち自動露出のことであり、この機種では指定のシャッタースピードと測光結果に合わせて絞りが自動設定されるシャッタースピード優先露出方式を採用している。部品の電子化、ユニット化と自動組み立ての導入で、従来の一眼レフカメラより約300点の部品削減に成功し大量生産が可能となったため、他社の同クラスのカメラより2万円近く安い価格設定が実現できた。
  • コピーライター秋山晶の手による「連写一眼」のキャッチコピーが話題となった。
  • 「連写一眼」の由来となった同時発売のパワーワインダーAは、シャッターボタンを1回押すと1コマ巻き上げ、押し続けると連写、という仕様で、AE-1の大ヒットにより他社も採用していくこととなる。販売直後のワインダー装着率は、東京で100%、地方でも50%に達した。
  • 上部カバーはABS樹脂製で、真鍮で作った場合のデザインを再現したため、カメラ評論家でも樹脂製だと気付かなかったという。
  • シルバーボディとブラックボディがある。1981年にシャッタースピードと絞りの双方を自動化したモードを持つ「AE-1プログラム」が発売されている。AE-1プログラムはAシリーズカメラの中で最後まで製造され、1988年8月31日、T70とともに生産終了され、11月1日よりオープン価格販売された。
FDマウント

関連項目[編集]