ガントチャート

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ガントチャートの例 東海発電所の廃止解体工程

ガントチャート(Gantt chart)とは、プロジェクト管理生産管理などで工程管理に用いられるのことである[1]棒グラフ: bar chartまたは: bar graph)の一種でもあり、横棒によって作業の進捗状況を表す。

概要[編集]

1910年代に、アメリカ人の機械工学者であり経営コンサルタントでもあったヘンリー・ガントによって考案された。

プロジェクトを管理するために、プロジェクトの各段階を細かく作業単位まで展開(Work Breakdown Structureを参照)して木構造で階層を表示し、全体の作業の流れおよび進捗状況を表したものである。縦軸でWork Breakdown Structureを表して、作業内容・担当者・開始日・終了日・作業間の関連などを置き、横軸に日時(時間)をとって、横棒によって行う期間と進捗状況などを視覚的に示した図である。各作業の開始・終了時期、作業の流れ、進捗状況などが把握しやすく、プロジェクト管理者やメンバーにとって非常に有効な管理手段である。

ソフトウェア[編集]

表計算ソフト(Microsoft Excel、またはオープンオフィスリブレオフィスのカルクなど)でグラフ機能[2]や条件式[3]を使っての作画も可能である。数多くのプロジェクト管理用の市販・無料ソフトも開発・提供されている。詳しくはプロジェクト管理ソフトの比較英語版を参照。 

ガントチャートの機能を含むプロジェクト管理ソフトウェアにはフリーソフトウェアではクロスプラットフォームの「OpenProj[4]や「ガントプロジェクト」、Webアプリケーションの「dotProject英語版」や、「Redmine」などがある。市販ソフトでは、「Microsoft Project」、企業向けのIBMアイログの「ILOG JViews」[5]SaaS形式の「Backlog」、「みんなでガント」「SynViz S2」などがある。

脚注[編集]

  1. ^ 「チャート(chart)」は、英語などを意味する。
  2. ^ マイクロソフト・オフィース 「Excel でデータをガント チャートで表示する」 閲覧 2011-08-23
  3. ^ YouTube 「Gantt Chart with Excel」 閲覧 2011-08-23
  4. ^ OpenProj
  5. ^ IBM・アイログ ILOG JViews

関連項目[編集]