ガルベストン級ミサイル巡洋艦

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ガルベストン級ミサイル巡洋艦
USS Little Rock CLG-4
艦級概観
艦種 ミサイル巡洋艦
艦名 都市名。一番艦はテキサス州ガルベストンに因む。
前級 ボストン級ミサイル巡洋艦
次級 プロビデンス級ミサイル巡洋艦
就役期間 1958年 - 1979年
性能諸元
排水量 15,205 トン
全長 185.9 m (610 ft)
全幅 20.1 m (66 ft)
吃水 7.6 m (25 ft)
機関 蒸気タービン(100,000 shp)、4軸
速力 最大: 32.5ノット (60 km/h)
航続距離
乗員 士官、兵員1,395名
兵装 ガルベストン
Mk.16 6インチ砲
(3連装砲塔として搭載)
6門
Mk.12 5インチ砲
(連装砲塔として搭載)
12門
Mk.7 連装ミサイル発射機
RIM-8タロスSAM用)
1基
リトルロック・オクラホマシティ
Mk.16 6インチ砲
(3連装砲塔として搭載)
3門
Mk.12 5インチ砲
(連装砲塔として搭載)
4門
Mk.7 連装ミサイル発射機
RIM-8タロスSAM用)
1基

ガルベストン級ミサイル巡洋艦(ガルベストンきゅうミサイルじゅんようかん Galveston class guided missile light cruiser)は、アメリカ海軍ミサイル巡洋艦の艦級。

概要[編集]

本級はいずれも、第二次世界大戦中に建造されたクリーブランド級軽巡洋艦を1950年代後半に改装し、再就役したものである。

1957年、予備艦状態にあった「ガルベストン(CL-93)」、「リトルロック(CL-92)」、「オクラホマシティ(CL-91)」の3隻がミサイル巡洋艦に改修されるよう指定され、ミサイル軽巡洋艦(CLG)への再分類が行なわれた。改修は二年に及び、上部構造物は完全に交換されるとともに、艦後部に配置されていた艦砲は全て撤去された。これによって確保されたスペースに、タロス艦隊防空ミサイルの運用設備、すなわちMk.7 GMLS(連装発射機および46発分の弾庫)とMk.77 FCS(SPG-49レーダーなど)が搭載された。これらは、オールバニ級ミサイル巡洋艦原子力ミサイル巡洋艦「ロングビーチ」に搭載されたものの軽量型であったが、それでもかなり大規模な設備であった。

同様にクリーブランド級からミサイル巡洋艦に改装されたプロビデンス級ミサイル巡洋艦とは、プロビデンス級がテリア艦対空ミサイルを搭載している点が異なる。

また、タロス・システムを搭載するためのこれらの改修のほか、「リトルロック」と「オクラホマシティ」は艦隊旗艦任務のため艦前部の6インチ三連装砲塔一基および連装5インチ砲塔二基が撤去され、艦橋が拡大された。「ガルベストン」は旗艦任務が与えられなかったため前部の砲塔はそのまま残された。

三隻は全て1970年から1979年にかけて退役し予備役艦隊入りした。1975年に艦種分類が再編された際には、「リトルロック」と「オクラホマシティ」がミサイル巡洋艦(CG)に再分類されたが、結局、1973年から1979年にかけて除籍された。

同型艦
艦番号 艦名 起工 再就役 退役
CLG-3 ガルベストン (USS Galveston) 1943年8月 1958年5月 1970年5月
CLG-4 リトルロック (USS Little Rock) 1943年3月 1960年6月 1976年5月
CLG-5 オクラホマシティ (USS Oklahoma City) 1942年12月 1960年9月 1979年12月

画像集[編集]

参考文献[編集]

  • GlobalSecurity.org (2008年9月5日). “CLG-3 Galveston (HTML)” (英語). 2010年3月25日閲覧。

外部リンク[編集]