ガラス玉演戯
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『ガラス玉演戯 Das Glasperlenspiel』は、、ドイツの作家ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)が、1946年にノーベル文学賞を受賞する直接の契機となった小説で、最も長編作品である。亡命生活にあったヘッセが、第2次世界大戦の最中(1943年)に、小部数で公刊した。
日本語版は、ヘッセと交流のあった高橋健二による訳本(新潮文庫上下巻、新潮社「新版ヘッセ全集 9巻」、「新潮世界文学37.ヘッセⅡ」)全てが絶版で、入手するのは古書以外では困難だったが、2004年にブッキングで復刊した。
近年「日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会編」の新訳で『ヘルマン・ヘッセ全集15 ガラス玉遊戯』(臨川書店、2007年)が出版された。
主人公は、様々な遍歴と彷徨を経て、学芸の精粋を究め高い地位に就くが、“常に新しく始める覚悟がなければならない”と考え、つつましい仕事に向かってゆく。本作以降のヘッセは、小説をほとんど書かず、詩やエセーが多くなった。
