ガタパーチャ
| グッタペルカ | |||||||||||||||||||||
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グッタペルカ
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Palaquium gutta | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| グッタペルカ(ガタパーチャ) | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| gutta percha |
ガタパーチャ(Gutta Percha)またはグッタペルカあるいはグッタペルヒャとはマレーシア原産のアカテツ科の樹木およびその樹液から得られるゴム状の樹脂である。ガタパーチャとはマレー語で「ゴムの木」の意味。
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植物 [編集]
マレーからソロモン諸島に分布する常緑高木。成長すると樹高30m、直径1mの巨木になる。葉の大きさは8-25cmで、裏側が黄色い。花は白く、枝に沿ってまとまって付く。実は3-7cm大の卵型で、食べられる。
樹脂 [編集]
通常の天然ゴムは南アメリカ原産のパラゴムノキ(Hevea brasiliensis)の樹液から採れるもので100%cis(シス)型のポリ-1,4-イソプレン構造をしているが、ガタパーチャは100%trans(トランス)型のポリ-1,4-イソプレンである[1]。trans型のイソプレンはcis型に比べ分子鎖間にはたらく分子間力が強く、その為、ガタパーチャから作られるペルカゴムと呼ばれる天然ゴムは、通常の天然ゴムより固く強靭で弾性が低い。色は白色である。
マレーでは古くから利用されていたが、西洋にその存在が知られたのは1842年。空気中では酸化されやすいが水中ではほとんど変質しないという性質と絶縁性の高さから、1850年代から高分子化合物が利用されるまで海底電線の被覆材となった。ドイツのヴェルナー・フォン・ジーメンスとハルスケが地下ケーブルのために発明した被覆導線だが原産地のマレー・ボルネオを支配していたイギリスが、栽培、輸入、販売を独占。海底電信線を敷き国際通信大国となったイギリスに対抗するためドイツと日本は有線とは別に無線通信の研究を始めることとなる(井上照幸『KDD IDC ITJ』(大月書店)参照)。カメラの外装に使用されることもあり、ライカが外装に革ではなくこの樹脂(合成皮革、と言及されることがある)を利用していることなどはよく語られるところである。
現在はゴルフボールの外皮が最も大きな用途で、歯科医療の根管充填剤としても用いられる。
ガタパーチャと同じく100%trans型のポリ-1,4-イソプレンである天然のゴム類似物質に、南アメリカ原産のアカテツ科の樹木Mimusops balataから得られるバラタがある。これもゴルフボールの外皮に使用される[1]。
また、アカテツ科ではないトチュウ(トチュウ科)の樹皮からもガタパーチャと類似した樹脂が採取できる。
参考文献 [編集]
関連項目 [編集]
- コンチネンタル (自動車部品製造業) - 当初の社名が「コンチネンタル弾性ゴム・グッタペルヒャ社」