ガイア理論

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ガイア理論(ガイアりろん)とは、地球生物が相互に関係し合い環境を作り上げていることを、ある種の「巨大な生命体」と見なす仮説である。ガイア仮説ともいう。

生物学者リン・マーギュリス、気象学者アンドリュー・ワトソンなどが支持者に名を連ねる。

目次

[編集] 初期

NASAに勤務していた大気学者であり、化学者でもあるジェームズ・ラブロックによって1960年代に仮説が提唱された。ラブロックは始めこの理論を「自己統制システム」と命名したが、後に作家のウイリアム・ゴールディングの提案によりギリシア神話の女神「ガイア」にちなんだ名前へ変更した。

当初は主に気候を中心とした、生物と環境の相互作用についての理論であり、何らかの「恒常性」が認められる、とした仮説であった。賛同者を徐々に得て、シンポジウムも開かれ、批判によって理論が鍛えられ緻密化するとともに、さらに多くの賛同者を得た。

[編集] 批評

ガイア仮説に対しては発表当初強い批判が存在していた。批判者としては、フォード・ドゥーリトルリチャード・ドーキンス、そしてスティーヴン・ジェイ・グールドなどが挙げられる。

当初の批判としては、ガイア仮説がてっきり「目的論」的な何かが無ければ成立しない、と決め付けた上での批判があった。だが、その批判には妥当性が無いことが、デイジーワールドによって明らかになった。

リチャード・ドーキンスは、生態系そのものが自らの生存を維持するためにほかの生態系の生存を補助するというようなものは遺伝子の仕組みからは考えられない[要出典]、とした。

[編集] ガイア理論から生態学への継承

多くの初期の批評の後、改訂されたガイア理論は、現在、基礎生態学上の研究の究極の目的である地球化学と同一の生態学のひとつとして論議されている。 一般に、生態学者は、生物圏=(生態系+ガイア理論)であるとみなしているが、そのオリジナルの簡素化と、生物圏と生物多様性の概念を継承して、グローバルな現代生態学のビジョンと一致しているように提案した。 ガイア説は、生物相と、海洋と、地圏と、大気との相互作用を考慮に入れた上で、地球生理学あるいは地球システム科学と呼ばれている。

[編集] 同理論の影響が見られる作品

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク