カール・グツコー

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カール・グッコー

カール・フェルディナント・グツコー(Karl Ferdinand Gutzkow、1811年3月17日 - 1878年12月16日)は、ドイツの著作家。三月前期(Vormärz)における作家グループ「青年ドイツ」の中心作家として知られる。

生涯[編集]

グツコーはベルリンのレンガ積み職人の家庭に生まれ、ベルリン大学においてヘーゲルシュライアーマッヒャーのもとで神学と哲学を学んだ。1830年の7月革命をきっかけに政治問題に目を向けるようになり、学業と平行してヴォルフガング・メンツェルとともに文芸雑誌を刊行、時事評論を多数執筆した。1835年に発表した小説『Wally die Zweiflerin』は風紀紊乱のかどで出版停止となり、グツコー自身も3ヶ月の禁固刑を受けた。彼の全著作はハインリヒ・ラウベのものなどともに発禁処分を受け、この動きは間もなくハインリヒ・ハイネの著作にも及んだ。1838年には雑誌『Telegraph für Deutschland』を発行し、フリードリヒ・エンゲルスフリードリヒ・ヘッベルゲオルク・ヘルヴェークなどが寄稿した。

グツコーの5幕の喜劇『Zopf und Schwert』(1844年)は、1926年に映画化され、これをもとにエドムント・ニックが1940年にオペレッタを制作している。