カレントディレクトリ

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カレントディレクトリ英語:current directory、現行ディレクトリ)とは、コンピューティングの分野で、階層型ファイルシステムを使用している場合に、そのプロセスが現在関連付けられている(現在の位置である)ディレクトリのことである。Windowsでは作業フォルダとも呼ばれることがある。

概要[編集]

シンプルなファイル名、またはルートディレクトリからのフルパスによって表されたファイルに対する相対パスによって、プロセスがあるファイルを参照するとき、その参照はプロセスのカレントディレクトリへの参照と解釈される。よって、例えばファイルfoo.txtを作成しようとする、カレントディレクトリが/rabbit-hatsであるプロセスは、ファイル/rabbit-hats/foo.txtを作成する。

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  • ほとんどのDOSおよびOS/2およびUNIXコマンドラインインタプリタ、およびMicrosoft Windowsのコマンドラインインタプリタであるcmd.exeWindows PowerShellにおいて、カレントディレクトリをcdおよびchdirコマンドによって変更することができる。
  • UNIXのシェルでは、pwdコマンドはカレントディレクトリの絶対パス名を出力する。
  • DOSとWindowsでは同様のコマンドは引数なしのcdである(UNIXでは、引数なしのcdコマンドはカレントディレクトリをホームディレクトリに変更する)。利用可能であれば、POSIXの関数chdir()を、あるプロセスがカレントディレクトリを設定するために呼び出すことができる。

関連項目[編集]