カルロス・ボカネグラ

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カルロス・ボカネグラ Football pictogram.svg
Carlos-Bocanegra.jpg
名前
本名 Carlos Manuel Bocanegra
カタカナ カルロス・マヌエル・ボカネグラ
ラテン文字 Carlos Bocanegra
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 1979年5月25日(35歳)
出身地 カリフォルニア州アルタローマ
身長 186cm
体重 84kg
選手情報
在籍チーム アメリカ合衆国の旗 チーヴァスUSA
ポジション CB, 左SB
背番号 3
利き足 左足
ユース
1997-1999 アメリカ合衆国の旗 UCLAブルーインズ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2000-2003 アメリカ合衆国の旗 シカゴ・ファイアー 87 (5)
2000 アメリカ合衆国の旗 MLSプロ40 (loan) 2 (0)
2004-2008 イングランドの旗 フラム 116 (8)
2008-2010 フランスの旗 レンヌ 64 (2)
2010-2011 フランスの旗 サンテティエンヌ 35 (2)
2011-2013 スコットランドの旗 レンジャーズ 32 (2)
2012-2013 スペインの旗 ラシン・サンタンデール (loan) 23 (0)
2013- アメリカ合衆国の旗 チーヴァスUSA 12 (0)
代表歴2
1999 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 U-20 4 (0)
1999-2000 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 U-23 7 (1)
2001-2012 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 110 (14)
1. 国内リーグ戦に限る。2013年10月27日現在。
2. 2013年2月9日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

カルロス・マヌエル・ボカネグラCarlos Manuel Bocanegra, 1979年5月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アルタローマ出身のサッカー選手、元アメリカ代表。ポジションはセンターバック及び左サイドバックメジャーリーグサッカーチーヴァスUSA所属。

経歴[編集]

クラブ[編集]

シカゴ・ファイアー[編集]

UCLAで大学サッカーをした後の2000年にメジャーリーグサッカーとアメリカサッカー界の若手選手の向上を目的としたプロジェクト40en)に参加すると共にスーパードラフトシカゴ・ファイアーから全体の4番目に指名されて入団する。最初の1年の殆どを同クラブで過ごしつつ、プロジェクト40の方で2試合に出場している[1]。リーグ戦ではプロ1年目ながらセンターバックとして定位置を確保してUSオープンカップ優勝に貢献しており、その活躍から新人賞英語版を受賞した[2]。シカゴ・ファイアーを退団するまでの間に2002年[3]、2003年と2年連続で最優秀DF賞英語版を受賞する最初の選手になる[4]リーグで屈指のディフェンダーとして活躍し、通算5得点8アシストを記録した[5]

フラムでのボカネグラ

フラム[編集]

2003年12月末で契約満了なり自由契約選手となった[5]後、一旦労働許可証が拒否されたものの、最終的に2004年1月8日に労働許可証が付加されてイングランド1部フラムFCへの移籍が決定[6]し、1月13日にフラムの公式サイトから3年契約を締結したことが発表された[7]。左サイドバックとして初出場を飾った1月19日のニューカッスル・ユナイテッドFC(1-3)戦は、MLSが11月にシーズンを終了したことで試合感覚があまりなかったこともあり躊躇したプレーを見せ[8]、2月11日のアストン・ヴィラFC戦(1-2)でマーク・ディレイニーに対するタックルで1発退場となる[9]等、加入当初は苦戦していたものの、最終的に左サイドバックの定位置を確保して9位でシーズンを終わらせることに貢献し、翌シーズンには、8月30日のポーツマスFC戦(3-4)で移籍後初得点を挙げた[10]2006-07シーズンは、同胞ブライアン・マクブライドに次いでチーム2位となる5得点を記録する[11]。2007年9月1日のトッテナム・ホットスパーFC戦(3-3)で初めて主将を務め[12][13]、9月15日のウィガン・アスレティックFC戦でリーグ通算100試合を達成する[14]等、2007-08シーズンはチームにとって不可欠な選手となったかに思われたが、同シーズン終了後の2008年5月25日に放出されることが発表された[15]。主力として26試合に出場していた選手の放出はサポーターに少なくない驚きを与えた[16]

レンヌ[編集]

2008年6月にフランス1部スタッド・レンヌFCと3年契約を締結する[17]加入1季目ではリーグ戦全38試合に出場したように新天地ながらも好調さを見せ、2009年3月8日のAJオセール戦(2-0)で初得点を挙げた[18]。また、UEFAカップ 2008-09でも得点している。クープ・ドゥ・フランスでは、決勝のEAギャンガン戦を含めて全試合に先発しており、同試合で69分に先制点を挙げた[19]

サンテティエンヌ[編集]

2010年7月16日に移籍金50万ユーロで同国1部のASサンテティエンヌと契約[20]し、パリ・サンジェルマンFCとの2010-11シーズン開幕戦(1-3)で初出場を飾る[21]。10月17日のOGCニース戦でのむち打ち症により3週間の欠場[22]となったが、復帰後は中心選手としてプレーし、12月5日のFCジロンダン・ボルドー戦(2-2)で初得点を挙げた。2011年2月12日オリンピック・リヨンとのデュルビ・デュ・ローヌ(1-4)では、重要な1戦で通算2得点目を挙げるも、4失点でチームを勝利に導くことは出来なかった。翌2011-12シーズンは、ロイク・ペランが不在のためにボルドーとの開幕戦で一時的に主将を任された[23]ようにチームの重要な選手となっており、グラスゴー・レンジャーズFCへの移籍の噂が取り沙汰された際に販売することはないと否定していた[24]が、同試合がサンテティエンヌでの最後の試合となった。

レンジャーズ[編集]

2011年8月17日に移籍金40万ポンドスコットランド1部グラスゴー・レンジャーズFCと3年契約を締結[25]し、翌18日にUEFAヨーロッパリーグ 2011-12NKマリボル戦で初出場を飾った。それから数日後にマリボル側は同大会にボカネグラが出場するために必要な手続きと書類を有していたかどうかを問うためUEFAに提訴していたが、マリボルが試合の24時間以内に提訴していなかったことを理由にUEFAは抗議を退ける決定を下し[26]、レンジャーズのチーフはマリボル側の行動に「哀れな中傷者」と批判した[27]。なお、25日のマリボルとの第2戦で移籍後初得点を挙げており、同得点によってチームは2試合合計3-2で突破した[28]

レンジャーズでは、ドリン・ゴイアンとコンビを組んで安定・印象的なパフォーマンスを披露しつつ、9月24日のダンファームリン・アスレティックFC戦(4-0)でリーグ戦初得点、それから3ヶ月後の12月17日のインヴァネス・カレドニアン・シッスルFC戦(2-1)でリーグ2得点目を記録し、2012年1月8日のスコティッシュカップアーブロースFC英語版戦(4-0)で初めて主将を務める[29]等、充実したシーズンを過ごしていたが、同シーズン中にクラブが深刻な財政危機に瀕していたことで勝ち点10の減点処分を受けることとなる。この処分を含めたチームの近況について「恐ろしい経験」と不安を吐露[30]しながらも、落胆するファンの士気を高める手助けをしたいと語り[31]、また、ここでの生活に満足しているため、チームに残留したいと主張した[32]。2012年3月25日のセルティックFCとのオールドファーム(3-2)でゲオルギオス・サマラスへのファールによってレッドカードを提示され、結果としてペナルティーキックを献上した[33]

2012年6月にクラブが清算に入った後、選手達の契約を含めてクラブの資産はチャールズ・グリーンのコンソーシアムによって購入されていたことで多くの選手がクラブを去っていったが、より高いレベルでのプレーを望んでいたため[34]4部での新シーズン開幕が目前に迫ってもボカネグラの将来は不確実なものとなっていた[35]。それから数週間後の7月29日にブレンチ・シティFC英語版とのスコティッシュチャレンジカップ英語版1回戦(2-1)でアリー・マッコイストen)監督から主将に任命されチームへの残留が決定[36]。試合後にボカネグラは、チームから離れるつもりはなく滞在する意向を発表[37]し、それから6試合に先発出場していたが、代表に招集されてチームから離脱[38]した後に代表で生き残るためにレンジャーズを去る意思を固めた[39]

ラシン・サンタンデール[編集]

2012年8月31日に期限付き移籍でスペイン2部ラシン・サンタンデールと契約した[39]ボカネグラは、同契約が満了した後にレンジャーズへ戻りたいと願望を表明した[40]。ラシン・サンタンデールでは、9月22日のCDミランデスで初出場を飾って[41]以降、主力として出場した23試合中全試合で先発して奮闘するもシーズン終了後にチームは3部へ降格した。

2013年4月9日に自身の公式Twitterで2013-14シーズンは規定通りにレンジャーズへ復帰するだろうと発信しており[42]、復帰に揺るがない意思を示していが、代表を指揮するユルゲン・クリンスマン監督からレンジャーズへの復帰に対して3部でプレーすることになると警告され[43]、最終的に6月29日に双方合意で契約解除し、自由契約選手となった[44]

2010年、アメリカ代表でのボカネグラ

チーヴァスUSA[編集]

レンジャーズを退団後に母国への復帰を熱望[45]し、2013年7月1日にチーヴァスUSAと契約する。チーヴァス側はトロントFC2015年度のスーパードラフトの1巡目での指名権、インターナショナル・スロットと引き換えに取引を成立させた[46]

代表[編集]

年代別代表として1999 FIFAワールドユース選手権に出場後、2001年12月9日の韓国戦でA代表初出場を飾り[47]2003 CONCACAFゴールドカップ中に地位を確立して同年の代表戦で13試合に出場する。2006 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選では2005年頃からセンターバックを務めつつ、左サイドバックとしても起用されて予選突破に貢献。2006年5月2日に本大会の一員に選出され[48]、左サイドバックとして3試合中2試合に先発出場をした。

同大会終了後に就任したボブ・ブラッドリー監督の下では1番手の主将を任されており、2007年6月2日の中国との親善試合(4-1)で初めて主将を務める[49]と、2009年6月4日に行われたスペインとの FIFAコンフェデレーションズカップ2009では、当時の世界王者相手に勝利する歴史的快挙を果たした重要な試合でも主将を務めた[50]。その後の2010 FIFAワールドカップでも主将を継続し、イングランドスロベニア戦で左サイドバック、アルジェリアガーナ戦では左センターバックとしてプレーしてチームを支えた。

2011年11月15日のスロベニア戦(3-2)でアメリカ代表史上12人目にしてディフェンダーとして4人目となる通算出場記録100試合目を達成[51]。2013年3月に2014 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選の最終予選に向けた候補に選出されていたものの、自身が所属するクラブの状況によって最終メンバーから落選し、そのまま主将の座もクリント・デンプシーへ移行しており、2013 CONCACAFゴールドカップにも選出されなかった。以後、ユルゲン・クリンスマン監督は若手のマット・バスラーen)とオマール・ゴンザレスen)に出場機会を与えており、2012年を最後に代表から遠ざかっている。

私生活[編集]

メキシコ系アメリカ人の父の下[52]カリフォルニア州アップランドに生まれ、アルタローマで育つ。また、兄はグランドキャニオン大学UCLAでサッカーをしていた。ボカネグラ自身はサッカーのみならず野球アメリカンフットボールといった他競技も幼少の頃から嗜んでおり、アルタローマ高校在学中にはワイドレシーバーとディフェンシブバックを務めてタイトル獲得に貢献する[53]稀有な活躍を示していたため、サッカーとアメリカンフットボールの2競技から奨学金を提供されたが、最終的にサッカーを選択して兄と同じくUCLAへ進学[54]。在学中には歴史と地理を学んでいた。

2012年にESPN・ザ・マガジンが発行するThe Body Issueでヌードポーズをとった。

タイトル[編集]

代表
クラブ

アメリカ合衆国の旗 シカゴ・ファイアー

個人

脚注[編集]

  1. ^ "A-LEAGUE SOCCER U.S. PRO 40 TEAM STATS THROUGH GAMES OF 09/05/2000"
  2. ^ "2000 Year in Review: Carlos Bocanegra & Nick Garcia"
  3. ^ "Ruiz, Twellman named to MLS Best XI"
  4. ^ "Chicago Fire 2003" mlssoccer.com
  5. ^ a b "Fire Waives Futagaki and Spiteri; Bocanegra Set to Join Fulham"
  6. ^ "Bocanegra joins Fulham after winning work permit appeal"
  7. ^ "Bocanegra Joins Fulham"
  8. ^ "McBride spurns Rovers, joins Bocanegra at Fulham"
  9. ^ "Fulham 1-2 Aston Villa" BBCスポーツ
  10. ^ "Portsmouth 4-3 Fulham" BBCスポーツ
  11. ^ "Bocanegra talks Fulham, Gold Cup, and more"
  12. ^ "Boca's Pride"
  13. ^ "Bocanegra proud to lead"
  14. ^ "Americans in England: Deuce on the Loose"
  15. ^ "Bocanegra heads Fulham clear-out"
  16. ^ "Fulham release eight"
  17. ^ "Bocanegra happy with Rennes move"
  18. ^ "Ligue 1: Rennes beat Auxerre, La Havre win"
  19. ^ "Guingamp rit, Rennes pleure"
  20. ^ "OFFICIAL: USA Defender Carlos Bocanegra Joins Saint-Etienne"
  21. ^ "Bocanegra makes debut for Saint-Etienne"
  22. ^ "Bocanegra out trois semaines"
  23. ^ "American Exports: Altidore strikes in AZ debut"
  24. ^ "St Etienne warn Gers off Carlos"
  25. ^ "Rangers ace Dorin Goian: I'm not worried about being partnered by new boy Carlos Bocanegra in Maribor"
  26. ^ "Maribor's Carlos Bocanegra protest thrown out by Uefa"
  27. ^ "Rangers brand complaint over Carlos Bocanegra 'pathetic mischief making'"
  28. ^ "Rangers 1 - 1 NK Maribor (agg 2 - 3)" BBCスポーツ
  29. ^ "Special Memories" rangers.co.uk
  30. ^ "Rangers stopper Carlos Bocanegra: I don't regret move to Glasgow even though administration has been horrible experience"
  31. ^ "Ranger star Carlos Bocanegra: Players want to help raise spirits of our fans during difficult time"
  32. ^ "Carlos Bocanegra: I want to stay at Rangers because I'm happy here"
  33. ^ "Rangers 3 - 2 Celtic" BBCスポーツ
  34. ^ "US stars set to depart lowly Rangers"
  35. ^ "Rangers: Players attend Murray Park for fitness tests"
  36. ^ "Ramsdens Cup: Brechin City 1-2 Rangers"
  37. ^ "Carlos: I may not walk away from Rangers"
  38. ^ "Rangers duo dumped by their national sides"
  39. ^ a b "Rangers: Carlos Bocanegra joins Racing Santander on loan"
  40. ^ "Carlos Bocanegra's Spanish move on brink of falling through"
  41. ^ "El Racing suma en Anduva su tercer triunfo consecutivo (0-1)"
  42. ^ "Carlos Bocanegra Official Twitter account" Twitter
  43. ^ "Klinsmann advises Carlos Bocanegra against Rangers return"
  44. ^ "Rangers: Dorin Goian & Carlos Bocanegra become free agents"
  45. ^ "Rangers in crisis: Ibrox star Carlos Bocanegra admits he's keen for a return to MLS"
  46. ^ "Ex-USMNT captain Carlos Bocanegra joins Chivas USA, returns to MLS after near decade in Europe"
  47. ^ "Captain Carlos: Bocanegra Reflects on his Captaincy, Memorable Moments and What it All Means to Him"
  48. ^ "2006 U.S. World Cup roster" usatoday.com
  49. ^ "Carlos Bocanegra" BBC
  50. ^ "U.S. National Team Upsets Top-Ranked Spain, 2-0"
  51. ^ "Carlos Bocanegra makes 100th U.S. appearance"
  52. ^ "Carlos Bocanegra: Happy Cinco De Mayo, Gringos!"
  53. ^ "Bocanegra points Chicago in right direction"
  54. ^ "Exclusive interview: Carlos Bocanegra, Rangers' well-travelled defender, on Rabbie Burns, positivity and and how football wasn't his first choice"

外部リンク[編集]